お酒が好きな長岡さんが、ハイボールに合わせたいものは?
ハイボールって何にでも合うんですよね…。でも、今なら牡蠣。生牡蠣、すごく美味しいですよね。少しクセのある生牡蠣を、すっきりとしたハイボールと一緒にいただくのが良さそうです。晩酌はほぼ毎日しますから、季節のものをつまみにするのも楽しみの一つ。
お酒と食事を合わせたいんですね。
今は地方でのライブが少ない分、ご当地の名物をいただく機会が減ってしまったのが残念。いつも、それを楽しみにしてたんですが(笑)。ここのところは、家で飲んでいる時間も自然と増え、そうすると「何かつまむものでも作ってみるか」と料理もしています。食べたいものを適当に作るだけなので得意料理というほどのものはないけれど、何でも作るかも。
ほかはどんなシーンで飲まれますか?
靴を磨きながら、もしくはギターの弦を張り替えながら…と、ものの手入れをしている時でしょうかね。弦を張るのって退屈な作業だったりするんですが、お酒でも飲みながらゆっくり張っていると、なんだかいい時間のような気がしてきます。あとは製作しながら飲んでいることも。
音楽とお酒が一緒にある方が、製作は進みますか?
ひょっとしたらその可能性もありますが、そうは考えないようにしていて。一度、そう思い込んだら飲まないと作れなくなりそうじゃないですか(笑)。お酒に頼るのではなく、嗜む方がいい。
気分を上げるためではなく、落ち着いた時間を過ごすためのお供として、お酒を飲まれていますね。
のほほんと生きているからかな…(笑)。それに下手な飲み方をして、余計なことを喋ってしまったり、飲んだ席のことを後悔したりしたくないじゃないですか(笑)。穏やかに、ゆっくりがいいですね。
Illustration_Kahoko Sodeyama
Text_Takako Nagai
Edit_Shun Koda