三宅さんにとって、ウイスキーはどんなイメージですか?
一言で言えば、大人。お酒や音楽が大好きな先輩のプロデューサーがいるんですけど、打ち合わせが終わると、いい感じの音楽が流れるバーに連れて行ってくれるんですよ。そこで、先輩がウイスキーを飲んでいるから、僕も「同じので」と頼んじゃう。自分からそういうオシャレなお店を選んで行かないし、かっこいい先輩が飲んでいるのを真似して飲むから、ウイスキーって大人のイメージなんですよね。
どんな飲み方が好きですか?
なにかで割るより、オン・ザ・ロックが好きです。ちびちび味わいながら飲むのが好きだし、氷が入っているグラスの見た目も好き。
もしもこの人と一緒にお酒が飲めるとなれば、どなたとグラスを交わしたいですか?
僕の映画のヒーローは、デンゼル・ワシントンなんですよ。だから、カウンターで横並びになって飲んでみたいです。でも、一緒にいたら、なにか事件が起きそう(笑)。なにかが始まる瞬間に立ち会えるかもしれないですね。
ウイスキーに合わせるならどんなメニューを選びますか?
スイーツがいいですね。正直、食べ物はなんでも好きでして、甘いものも好きだから、ケーキと合わせたら幸せだと思います。甘くて苦い、ティラミスとかいいですね。柔らかな口当たりがウイスキーと相性いいですね。
最後に、食事のシーンで印象に残っている映画を教えてください。
クリント・イーストウッド監督の『ヒア アフター』。マット・デイモンとブライス・ダラス・ハワードが、料理教室で一緒に料理をする場面があるんですけど、本当に素晴らしいシーン。食べるシチュエーションっていいな、と思わせてくれました。
Illustration_Kahoko Sodeyama
Text_Shogo Komatsu
Edit_Shun Koda