HIP NEWS #08: コロナは仮想世界の価値をどう変えたか。VRやARなどを使ったファッション、カルチャー、アートのアワードが開催。| JOHNNIE WALKER x HOUYHNHNM

VR元年と言われた2016年から4年。徐々に浸透してきてはいますが、まだまだ黎明期を脱していません。さらに今年は、新型コロナウィルスの影響で、表現や体験を拡張するVRをはじめとしたxRの価値はより一層高まっています。
※xRとは、VR（仮想現実）、AR（拡張現実）、MR（複合現実）などの現実世界と仮想世界とを組み合わせて新たな体験を提供する技術の総称。

とはいえ、xRはあくまでツール。これをどう使って表現するのかにこそ、クリエイターの手腕が問われています。

xRを使った、ファッション/カルチャー/アート分野におけるxR（VR/AR/MR）コンテンツを募るグローバルアワード「NEWVIEW AWARDS 2020」が開催され、作品を11月2日（月）正午まで募集しています。

テーマは、プロジェクトのタグラインでもある「DESIGN YOUR ULTRA EXPERIENCE」(超体験をデザインせよ!)。

本アワードは、すべてのクリエイターが3次元の空間表現を手にする近未来に先駆け、新たな表現やカルチャー/ライフスタイルを追求し、「超体験のデザイン」を牽引する次世代クリエイターを発掘・発信することを目的としています。2018年は世界7ヶ国219作品、2019年は世界8ヶ国254作品が集まりました。

第3弾となる今年度は、VRに加えARのコンテンツも対象とし、さまざまなフィールドで活動する国内外のクリエイターによる作品を募集。部門を分けずに総合評価するxRのコンテンツアワードへとアップデートされています。

粒揃いの審査員とHPのインスピレーション作品は一見の
価値あり。

審査委員長には宇川直宏、審査員には、真鍋大度、フイナムでもおなじみの和田彩花が日本から、海外からはデヴィッド・オライリー(アイルランド)、ルー・ヤン(中国)、ジェシー・ダミアーニ(米国)、トン・ヴァン・グール(オランダ)を迎え、これからのカルチャーシーンにインパクトを与える作品を選出します。

最優秀のGold Prizeを獲得した作品には賞金US＄20,000、次点となるSilver Prize（3作品）にはUS＄5,000が贈られ、PARCO Prize（1作品）に選ばれるとPARCOとコラボ作品を制作し、PARCOに展示する権利を獲得します。

HPでは、応募作品のインスピレーションとして、さまざまな表現領域のアーティスト8組によるAR作品が順次公開されます。それを見るだけでもxRの進化を目の当たりにすることができるでしょう。

プロモーションムービー

今回、AR作品を新たに募集対象に加えるにあたり、作品応募のインスピレーションとなるAR作品を、最後の手段 feat. EVISBEATS、three feat. Psychic VR Lab 、Ryo Takegawa from xorium、Teom Chen、トキメキ運送、藤倉麻子、萌妹子-menmeiz- × Jennykaori、オノ夏キ feat. maco marets (with Discont)といったアーティスト8組と共同で製作しています。いずれも彼らにとって初めてのAR作品です。作品は「STYLY Mobile」で鑑賞することができ、順次公開していくとのこと。詳しくは、NEWVIEWのHPをチェックしてください。

クリエイターがxRの技術をどう使いこなして、どんな表現に落とし込むのか。人間の創造力とデジタル技術の幸せな結実を目撃したいです。

コロナは仮想世界の価値をどう変えたか。VRやARなどを使ったファッション、カルチャー、アートのアワードが開催。

粒揃いの審査員とHPのインスピレーション作品は一見の価値あり。

コロナは仮想世界の価値をどう変えたか。
VRやARなどを使ったファッション、
カルチャー、アートのアワードが開催。

粒揃いの審査員とHPのインスピレーション作品は一見の
価値あり。