2011年春夏シーズン、エリミネイターのスタイリングテーマは"Cut and Edit"。80年代中期にブリストルで生まれた、UKヒップホップ&オールドスクールをベースにしたカルチャーを東京流に再構築し、モダンなハイ・ストリートスタイルへと昇華しようというのが狙いです。そして、当時のブリストルと言えば、Wild Bunchと、その後身であるMassive Attackですよね。ショップでは毎日（！）流しております。大巨匠Mad Professorがダブ・ミックスした「No Protection」もオススメです！（田中）

現在発売中の、〈アイラ（ila.）〉デザイナー 守矢努氏とのコラボプロジェクト"ilaeliminator"。上述のテーマ同様、ブリストルという街をインスピレーション・ソースにアイテムを製作しています。そんな折、守矢氏との話し合いの中で出たのがこちらのNearly God。デザイナーの感覚や製作時のアイディアなどが少しでもお客様に伝われば幸いです！ 特にオススメは「Poems」という曲。「死とエロスの匂い」とは守矢氏の表現ですが、その意味を皆さんなりに考えながらPVをご覧頂ければ！ と、思います。（田中）

ブリストルと言えば、Massive Attack、Tricky、そしてPortisheadですよね。こちらはThom Yorkが嫉妬したアルバムとしても有名。BPM遅めの、UK独特のダークさを秘めたブレイクビーツです。内に秘めたエネルギーは爆発的でありながら、それを一気に放出するのではなく、ゆっくり少しずつ吐き出すようにして歌う歌声は、複雑に何かを訴えかけているよう。色々な感情が曲中に散りばめられていて、それはとても人間的でリアルなものです。すべてが名曲です。（田中）