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川田十夢公私ともに長男。「AR三兄弟の企画書(日経BP社)」、「ARで何が変わるか?(技術評論社)」、TVBros.連載「魚にチクビはあるのだろうか?」、WIRED連載「未来から来た男」、ワラパッパ連載「シンガーソング・タグクラウド」、エンジニアtype連載「微分積分、いい気分。」など。発明と執筆で、やまだかつてない世界を設計している。https://twitter.com/cmrr_xxxhttp://alternativedesign.jp/

青雲、それは君が見た光。

川田十夢
公私ともに長男。「AR三兄弟の企画書(日経BP社)」、「ARで何が変わるか?(技術評論社)」、TVBros.連載「魚にチクビはあるのだろうか?」、WIRED連載「未来から来た男」、ワラパッパ連載「シンガーソング・タグクラウド」、エンジニアtype連載「微分積分、いい気分。」など。発明と執筆で、やまだかつてない世界を設計している。
https://twitter.com/cmrr_xxx
http://alternativedesign.jp/

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月刊拡張 2010年11月号

2010.11.08

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今月の拡張予定も、公に話せないことが多くて寂しいです。プロジェクトが大きくなるにつれ、話せないことが増えてくる。なんでもうっかりオープンにしてゆきたいタイプなんですけどね。これも大いなる斬新のため、仕方ないっす。とはいえ、拡張の種を撒き続ける日々。グッとくるネタがありそうなら、もれなくモレスキンにメモのほど!

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ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)が主催しているセミナーに、しっかり登壇します。音楽業界も色々大変ですが、時代性にあった音楽の提供アイデアって、まだ全然出尽くしていないですからね。AR三兄弟の具体事例とか、新作発表も盛り込みつつ、「音楽とメディア」について語り尽くしたいと思います。

11/12 NECカシオモバイルコミュニケーションズ 会社訪問
東のエデンというアニメーション作品を知っていますか?その中に「ノブレス携帯」と「東のエデン」というのが出て来るのですが、前者の筐体を現実に作ってしまったのがNECカシオさん、後者のシステムを現実に作ってしまったのがAR三兄弟。その両者がうっかり対峙することは、しっかり未来を見据えることなんじゃないかと思います。

AR三兄弟が公に姿を現すとき、必ずといっていいほど僕長男がマイクを握っています。年の功もありますが、AR三兄弟という見立てを発明したのは僕自身なので、僕が話すのが一番伝わりやすいだろうという思惑があっての事なのですが。活動を初めてもう一年が経とうとしていますし、そろそろ「配置換え」をしようかなと。次男+三男でトークが成立すれば、僕は制作やプログラムなど、今まで任せざるを得なかった部分に力を注ぐ事ができます。また、次男+三男が、自分の言葉で自分たちのやっている事を説明できるようになると、また新しい角度から作品が生まれるかも知れません。結構な大舞台、長男としては気が気ジャナイのですが、果たしてどうなる事やら。楽しみです。(ちなみに僕は、遠隔地から「AR出演」する予定です)

11/15 悪魔のしるしとグレートハンティング (アフタートーク出演)
そもそも、ジャンルが持つ価値やら意味を拡張している人が、世界には多からず点在しています。悪魔のしるしという劇団を主宰し、その公演を重ねる度に演劇という構造そのものを解体し、拡張し続けてる孤高の人。危口統之さんは数少ない点在のうちのお一人です。この人から発せられる言葉や作品は、いつも僕に心地の良い刺激と羨望を与えてくれます。敬意を以て、アフタートークというジャンルを解体したいと思っています。(要は「栄養のない」トークを目指したいということです)

よく把握していないのですが、過去には、『秘密結社鷹の爪』のDLEさんや、『コレジャナイロボ』のザリガニワークスさんが出演されているようです。少数精鋭の会議になりそうなので、わいわいと楽しい時間を過ごせたらいいなと、思っちょります。

一冊目の書籍「AR三兄弟の企画書」が絶賛発売中なのですが、二冊目の書籍が早くも発売されます。この本は「ソーシャルメディアセミナー」と銘打っていることもあり、基本的にはセミナーで僕が喋ったことをそのまま書籍にしているのですが、中継していたUSTREAMやニコ生からのソーシャルストリームの内容が、書籍の進行をしっかり補足してたりして、ちょっと変わった構成の書籍となっています。中でも僕が感動したのは、ARを説明する必然として、「ドラゴンボール」と「ジョジョの奇妙な冒険」はそもそもAR的な表現だということを示しているのですが、その場面の引用が、集英社の承諾の上で適えられていることです。これはAR関係の書籍では初めての事なのではないかと勝手に盛り上がっています。あと、僕が青山ブックセンター向けにセレクトした「AR三兄弟 拡張ブックセレクション」の内容が、そのまま収蔵されています。これも貴重と言えば貴重なのだと思います。ARもAR三兄弟もよく分からないけど、未来に興味がある人には自身を持ってオススメできる本になっていると思います。

ビジネスエグゼクティブとか、全く言われたことがない僕ですが。うっかりオファー頂いたのでしっかり執筆しました。選んだギフトは、きっとあなたの好奇心をも「可視化」する逸品。お楽しみに。

11/25 デジモノステーション 1月号 「拡張現実企画室」三男が初執筆!
公の場でのマイク同様、AR三兄弟名義で執筆する時には、僕が全てペンを握ってきたのですが、うちの三男ことオガサワラユウも、実は作家性を大いに秘めた人物だったりするので、ちょっとお試しでバトンタッチしてみることにしました。果たしてどんな文章を書くのか?乞うおぽぽ!

11/xx リトルモア広場にて秘密のコラボ
BALさんっていう素晴らしい才覚を持ったアーティストと、リトルモア広場でコラボ作品を発表することにしました。アニメーションともARともつかぬ、新しいジャンルを開拓&発明してゆく所存です。お楽しみに。

11/xx CBCNET 連載 | A Folk Dance DE VASCODAGAMA 3.「メディアについて(仮)」
CBCNETという、それはそれは素晴らしいクリエイティブ・ポータルサイトがあるのですが。そこで僕は、過去二回ほど原稿を執筆しました。一回目は「文脈について」二回目は「企画という行為について」書きました。そして三回目に「メディアについて」書くと宣言したきり、筆が止まっています。なにせ、メディアです。題材の選択を誤ったとさえ思える、とても大きなテーマです。メディアに紐づく言葉は沢山ありますし、今も昔も、メディアの時代であることは揺るぎない事実。どう料理すべきかを悩みましたが、もう答えは見えています。今月中に必ず決着をつけます。(と、全く別のメディアで宣言することで士気を高めるという名のライフハック)

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来月でいよいよ2010年も終わりですね。年の終わりと言えば、AR忘年会も絶賛準備中なので、興味がある人は今から空けておいてください。きっと楽しい。12/16(木)です。


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