1年ぶりかい？ - 土（松井智則）

おおげさな話、土曜日久しぶりにたくさん眠れた。
前回にんにく注射を体に注入して、かなり体が楽になったから
木曜日、あまりに疲れすぎてもう一度注射してみた。
まず、寝起きが楽になった。
そして便通がよくなった。
そして、本当に仕事するのが憂鬱だった気持ちが晴れた。
そんなことはおいておき、1月のパリからやっと
気持が楽になる土曜日をむかえ、のんびり眠れた。
天気がとても良いから外にでて、いつもとは違うルートで
家の近所を歩いて、広尾商店街でう〇こをして
ふっと街に流れるジャズの音が気になって
生演奏しているバンドのほうを見ると
見たことある人がドラムを叩いていた。
向こうも僕に気が付いて、片方の手を僕に振る。
すごい偶然だ。
ちょっと足を止めて後輩の公則を見る。
そう、チームカラー吐息（僕らの素敵なバンド）のメンバー
ドラムの公則。
彼は僕と同じ岐阜県出身で、高校もいっしょ。
ひとつ年下で、僕が状況した一年後上京してきた。
なんにでも好奇心がある僕とは違い、彼はドラムだけを
ずっとやり続けている。
楽しそうにドラムをたたく公則を見ながら、少しだけ寂しくなった。
僕は何をつきつめているんだろうか？
一生懸命は生きているけど、その場しのぎだ。
まだ、向かうべき方向がちゃんと分からない。
ずっと迷ってる。
自分でもめんどくさいけど。
いつも楽しくなりそうなことを考えては、それに伴う寂しいことも
想像してしまう。
そしてそれは実現してしまう。
僕は結果が出るまで、うだうだしている。
でも結果今生きてる今日があるからしょうがない。
まだまだ、何があろうと決めたことに対して進むしかないんだから。

今日は日曜日、天気がいいから、ふとんを干したり、もらったラーメンがあまりに
おいしいから、2玉食べて気持ち悪くなってみたり、ビールを昼間から飲んで
ベランダで黄昏てみたりしている。
ギターは素晴らしい。
思ったようにしか鳴らない。
でも期待以上のメロディが出来ることもある。
でも、それは自己満足だ。
そう、ギターは受け止めてくれる。
だね。
今日も公則は演奏するって電話をくれた。
僕が最後まで演奏を聴かずに帰ったこと
不思議に思ったのか電話をくれた。
今日も電話をくれるだろう。
僕はテンションあげて待ってるよ。