THE DARK KNIGHT - 蛍雪ジェダイ（森山真司）

「ダーク　ナイト」
クリストファー・ノーラン監督が始めた気に入らない（でも思い入れのある）シリーズの仕切り直し。「ビギンズ」を初めて見た時も「ヤラレた！」とおもいましたが、さらにひっくり返されましたね。公開当時に数回見たっきりで放置していたのでまた昨晩みてしまいました。今回で5回目かな...。
この仕切り直し、映画界のトレンドになってしまった感もありますが、このシリーズ作品が間違いなく引き金になっていると思います。「スーパーマン　リターンズ」もダニエル・クレイグの「００７シリーズ」も、そして「ターミネーター4」も。
今回はタイトルから「バットマン」の文字も無くして、善と悪の境界さえジョーカーの出現によるカオスで分からなくしてしまう。ホント複雑なストーリーとキャラクターは完全に大人目線ですね。ジョーカーの数々の策略に登場人物と一緒に見ている我々もキリキリ舞いさせられます。ヒース・レジャーの怪演と直後の死の報道がさらに話題に拍車をかけましたが、この脚本があったからこそ、彼も燃えたんだろうなって思います。ジャケットイメージ通り、主役はジョーカーだもんね。
ホット・トイズから昨年発売されるはずで延期になったバット・モービル...また予約受け付けているし（汗）カウンタックとハマーの折衷をコンセプトにプラモデルをいじくりまわしてデザインされたってのは結構有名ですね。それにしてもホットトイズ...ズルイ会社です（チョイスのセンス、造形、可動と皆、感動レベル）。ターミネーターからエイリアン、バットマンにプレデター、アイアンマンにエクスマキナまでみんな欲しい！笑