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『SHOOT TO KILL』(1988)

2009.11.17

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jedi_shoot_to_kill_111709.jpg今回は鑑賞したわけではないのですが、トートツにまた見たくなった(けど見れない)映画。
『影なき男』 原題 Shoot To Kill
監督:ロジャー・スポティスウッド
主演:シドニー・ポワチエトム・ベレンジャーカースティ・アレイ

公開当時、地元佐世保の映画館で初めて観ました。目当ての映画とカップリングされた二本立て。もうすでに何を見に行ったのかさえ覚えていませんが、この映画は前知識皆無で観て、その面白さにほれ込んでしまったので、とっても印象に残っています。

宝石商を狙った誘拐犯を追い詰めたFBI捜査官スタンティン(ポワチエ)。身代金のダイヤ引き渡しのタイミングを狙って事件解決...というところで、狡猾な犯人の策に手出しできずに取り逃がしてしまう...。逃亡犯は行き当たりばったりに渓流釣りのツアーの一団にまぎれこみ山の中へ。足跡を追っていたスタンティンはツアー一団の安否も時間の問題とガイドのノックス(ベレンジャー)に案内をたのむが、ツアーを率いているガイドこそノックスの恋人サラ(カースティ)だった...てな内容。

初盤の人質交渉はジャブ程度、面白いのは山上での追跡劇。特に都会育ちのシドニー・ポワチエが初のアウトドアに挑む姿。荷造りからド素人で、中身をあらためるベレンジャーにあれこれ次から次に捨てられる(電気ヒーター付きソックス!?)姿や、なれない登山ブーツを「履いたまま水につかればやわらかくなる」なんてアドバイスも。

一時も早く恋人を助けたいノックスと事件解決に執念を燃やす足手まといのスタンティンの凸凹追跡劇はサスペンスタッチながら随所に笑いもちりばめられ、そして友情が芽生える過程がすばらしい。場面転じて、市街に追跡が及べば、立場逆転。ポワチエのカッコイイ姿も見れて2度おいしい構成。典型的なバディ・ムービーでありながら「田舎のねずみと都会のねずみ」みたいにその地のベテランが彼の地ではド素人という対比もよくできた話。

このころのTouchstone Picturesは小粒ながらアイデア勝負の面白い作品が多かった気がします。『張り込み』StakeOutとかね( ^ω^)


激しく見たくなったのですが、数年前に処分したVHSのソフトの中にあったな(つд⊂)エーン実はDVD化されていないんですね!『DVD化リクエスト』のつもりでここに思いをぶつけてみました( ^ω^)

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