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『BABYLON A.D.』

2009.12.14

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jedi_babylon_a_d.jpgバビロンA.D.』BABYLON A.D.
監督:マチュー・カソヴィッツ
主演:ヴィン・ディーゼルミシェル・ヨーシャーロット・ランプリングジェラール・ドパルデューメラニー・ティエリー

リディック』から数えたら久しぶりのヴィン・ディーゼル...アクション坊主の座をジェイソン・ステイサムに奪われた感もありましたが、声優として通用する(『アイアン・ジャイアント』のアイアン・ジャイアントの声)彼の声は独特です。やっぱりイイデスネ。やや陰のある、人には不器用な、めっぽう強い男というステレオタイプですが、彼が演じたら俄然リアリティがあります。原作はトーロップシリーズ3部作中の『バビロン・ベイビーズ』を脚色。

荒廃し堕落した近未来でテロリストとして指名手配されセルビアに潜伏するトーロップ(ヴィン)は元の雇い主でもあるマフィアにつかまり、荷物(女の子)を6日以内にアメリカNYに届けると言う仕事を、有無を言わせず押し付けられる。いく先々で襲われ、奪われ、裏切られ、狙われと前途多難...本人達の知らないところで壮大な陰謀のポーンとして利用されているという疑惑が少しずつ表れる...。数々の不思議な力を発揮し独特な存在感を持つ荷物(女の子)を演じるのは『船の上のピアニスト』で印象的だったメラニー・ティエリー。

アクション、SF的ガジェットと見せ場はたくさんありますが、ラストのオチは詰めが甘いと言うか...。良く出来た話なだけにもうすこしビックスケールのラストも可能だったかと...。監督もフランスから償還されたとはいえハリウッドの法規制に撮りたいものが撮れなかったとグチめいたコメントを漏らしています。脇を固めるミシェル・ヨー、シャーロット・ランプリング、ジェラール・ドパルデューなどなど豪華で、贅沢なアクションにも見応えはしっかりあるので何も考えず楽しむにはいいんじゃないでしょうか?

SF的側面としては 過疎と人口集中、難民と超特権階級の2極化がみえ、世紀末的風景とNYの広告の反乱のようなネオンの集中やはり『ブレードランナー』に至る過程ともいえる近未来世界を見せてくれます。撮影監督は『フィフス・エレメント』のティエリー・アルボガスト。視覚的な冒険を堪能させてくれてヴィジュアル面は非常に印象に残りました。

Comments: 2

こんばんは。
はじめましてDEXSです。

僕もSWと服が大好きでジェダイさんのブログ毎回楽しませてもらってます。
SW×アディのコラボ、ヤバイですね。

「バビロンA.D.」劇場で見る機会を逃してしまったのでまだ見れてません。
近未来、特殊能力モノは大好物なので近いうちに見てみようと思います。

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