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『The King's Speech』(2010)

2011.03.02

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『英国王のスピーチ』The King Speech(2010)
監督:トム・フーパー
脚本:デヴィッド・サイドラー
出演:コリン・ファースジェフリー・ラッシュヘレナ・ボナム・カーターガイ・ピアーズ
アカデミー作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞・4冠受賞おめでとうございます。ってことでたまたま映画の日にお休みだったので行ってきました。

吃音に苦しみ、降りかかった予想外の王権に戸惑う英国王ジョージ六世が吃音症を克服するために市井の専門家のもとで治療にはげみ友情をも得る物語...って、頭の中でわかっていましたが、表のスキャンダラスな"あの"ウィンザー公の弟さんのオハナシとまで鑑賞するまで脳内で結びついていませんでした(^^ゞ

ファッショナブルで現代のメンズファッション、トラッドの教科書のような存在になったウィンザー公の物語はこの業界にいればいやでも耳にしますが(フェアアイルのニットやギリーシューズ、パターンonパターンなどなど彼が元になったアイテムやコーディネートは数々あります)、その陰で退位した兄の跡を自ら犠牲になって国務についた彼の存在に関してわたしもあまりに無知でした...。

王室内のシリアスな出来事ですがその描き方はコミカルだったり暖かかったり...上映時間、ともに苦しみ彼をはげまし応援し...楽しく過ごせました。ジェフリー・ラッシュ...イイですね。『シャイン』のおっぱい星人天才ピアニストも『パイレーツ オブ カリビアン』のバルボッサも『ミュンヘン』のシークレットエージェントマンも苦々しい顔なのにツッコミを待っているような飄々ぶり...笑わせてくれます。

実際のジョージ六世...あらためてみるとやっぱりお兄さんに似ていますね。

Comments: 3

やっときのう小学校の卒業式を無事終えた上の子と一緒に見てきました。(当初3/12に六本木で予約していたのですが。)
ひねくれたぼくでもストレートに認めたくなるくらいすごく良かったです!。
ジョージ六世のコートやスーツ、カッコ良かった。あれはコリン・ファースがスタイル良いからでしょうか?襟もノットも小さめなんですね。
ジョージ五世のジャケットやウエストコートがワークテイスト混じって見えるのはきっとぼくの無知のせいでしょう。ちょっとEGのルックブックに出てきそうな感じで新鮮でした。(新)ダンブルドア良いな〜。
BBCのスタッフもフェアアイルのニットをジャケ下に着込んでいるとわ。恐るべしウィンザー公。ガイ・ピアースいつも良い仕事してます。

王族は普段どんな生活をしているのか?とかそんな野次馬根性を越えて、困難あるいは自分の中の壁を越えようと真摯にもがく姿やオヤジ二人のつき合い方にグッときました。

王位につくことになって帰宅(w)したとき二人のお嬢ちゃんたちから緊張した面持ちで「陛下」と挨拶されたときの家族から切り離されたような表情に不覚にも涙が・・・隣に気づかれないように。

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