Real Steel (2011) - 蛍雪ジェダイ（森山真司）

『リアル・スティール』Real Steel (2011)
監督：ショーン・レヴィ
出演：ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキ―

えーっとコレはあってもいいかと、Blu-Rayを購入しました。
『アイアン・ジャイアント』とか『アンドリュー』とかに『ロッキー』をまぶしたような感じかな？と思ったけど期待は裏切られませんでした。


 リチャード・マシスン（「地球最後の男」またはI AM LEGEND）の「四角い墓場」を題材にした近未来ロボット格闘技にまつわる人間ドラマ。先にSF-TVシリーズの名作『トワイライト・ゾーン』でもリー・マーヴィン主演"STEEL"というタイトルで映像化されています。

今回も同様、負け犬ボクサーの起死回生物語ですがさらにダメおやじという要素、一度は捨てたはずの我が子との親子の絆を築き直すというダメ要素を三乗して2時間尺に引き延ばし、脚色した内容。

監督が『ナイト・ミュージアム』のショーン・レヴィですからね＾＾親子関係修復物語はお手の物って感じでしょう。嫌味ではなくどこにでもいるダメおやじぶりと賢い男の子との確執と再生は折り紙つき。子役を10代前半というロゥティーンに設定したのもの見事としか言いようがありません(^^ゞ

子供っぽさも残るし、妙に達観しても見える。そしてハイティーンほどにはひねくれていない...そんな微妙な世代。

日本国内でもこの子供というファクターは大きくポスターアートでもフォーカスしたデザインですけど米本国ではまったく無視したデザインなのはなぜでしょう(^^ゞ？