WE ARE XEROXED. - Vertical Horizon　(仮）（平野太呂）

金沢で展示をしてきました。撮影、展示、ジン制作、Tシャツ、トークショウまで３日間で全てやりました。猛烈に忙しかったけど、かなりの充実感。楽しかったです。なんてバカな企画を思いついたのだろうと思いましたが、やって良かった。

今回は写真家で映画監督の若木信吾さんをお誘いして、僕自身、始めての２人展です。とてもコンセプチャルな写真展です。ZINEを展示に当てはめるとどうなるか？という実験的な展示です。１８日の夜、金沢のギャラリーで待ち合わせという約束以外、打ち合わせはありません。若木さんは東京を１７日に出て蓼科で１泊、新潟等を経由して金沢に入りました。僕は軽井沢で１泊し、金沢に入りました。若木さんはアシスタントさん達と車で、僕は東京のスケーター達と一緒に車で出発しました。僕は各地のローカルスケーターと合流し、なんとなくみんなでファンスケートしているところをドキュメントしました。若木さんは何も仕込まず、目の前の風景を淡々と撮影していました。
１９日の朝からしがない出力屋さんでモノクロコピーでプリントアウト。何枚も重ねて板にホチキス止め。４束づつ制作し、合計８束を壁に展示。当然だけど、写真が全然違うのですが、モノクロコピーが最終アウトプットのため、うまく丁度良い感じで共存できたと思います。若木さんの写真や展示に対する距離や向き合い方、気持ちの持ち様が新鮮で、面白かった。勉強になりました。

賛同し、展示してくれた若木信吾さん、受け入れてくれたSLANTの日村さん、企画をヘルプ、進めてくれた柴田くん。東京から見に来てくれたみんな、名古屋、福井から来た君、もちろん金沢の来てくれたみんな。一緒に旅に出てくれたスケーター、ヒサシ、ドラ、バレ。軽井沢のふたり、金沢のローカルたち。コンピュータ業務を手伝ってくれたお二人。設営のかた、ミュージアムショップ中出さま、１階の家具屋さま。あともし忘れてたらごめんなさい。皆さんの助けがあって展示ができました。ありがとうございます！！

SLANT
トーテム／若木信吾