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SHOPPING ADDICT 2017 Jul. 〜編集部員のお気に入り〜

秋冬立ち上がりとセールが混在するこの時期こそ、「本当に欲しいもの」を見定める目が必要になってきます。それぞれの理由とそれぞれのスタイルに従ってお買い物しましょう。たとえばフイナム編集部ならこんな感じです。

  • Photo_Masaki Sato
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komu

パリから戻って。

小牟田亮

猛暑のパリで様々なショー、展示会を見て来季の気分を十二分に吸い込んできました。明るいニュースばかりではないですが、ポジティブな気分でファッションをとらえていきたいですね。

OUR LEGACYアワー レガシーのシャツ

ウエスタンの限りなく上品な解釈。

ここ2シーズンくらいパリコレに行くようになって、今のシーンをリードするブランドに触れる機会がずいぶん増えました。それらのブランドを俯瞰的に、そしてジャーナリスティックに論ずるのももちろん楽しいのですが、もっと楽しいのが「あれ欲しいよね!」という話をすること。そういう意味で自分のウィッシュリストによく入ってくるのがこの〈アワー レガシー〉です。きちんとしたモード顔でありながらどこかポップで、とっつきやすいのがこのブランドの特徴。今季リリースされるウエスタンモチーフのシャツがイチオシなのですが、こちら土臭さは皆無でご覧のようにファニーな仕上がりに。注目したいのは襟の開き具合。開き過ぎても閉じすぎてもダメなところを絶妙な落としどころだと思いませんか? 個人的にラグジュアリーとカジュアルの間をたゆたうようなブランドに興味を惹かれるのですが、〈アワー レガシー〉はその最右翼に躍り出ました。
左:¥55,000+TAX、右:¥43,000+TAX

エドストローム オフィス
03-6427-5901

WACCOWACCOワッコワッコのバッグ

クラシックなのにパンク。

偏執的なクリエイティブというのは、なぜにこうも魅力的なのでしょう。誰もが知っている有名なブランドのトレンチコート(主に英国製で、本国仕様の旧タグのみ)を解体、再構築したバッグブランド〈ワッコワッコ〉の3rdコレクションの話です。ご覧のように色ブレがあるのは年代・製造工場が違うせい。素材は防水性のあるギャバジンなので、なるほどバッグにもぴったりなのでした。こんなにも面白いブランド、なぜ今まで知らなかったのかと唇を噛むも、今季よりユニセックスラインがスタートしたばかりだそう。左の巨大なバッグは「インターナショナルギャラリービームス」の別注、右は12インチのレコードが入るバッグです。作り手の偏執的な愛がビシビシと伝わってくるプロダクトはいつ見ても清々しいですね。ちなみにこの生地を使った商品は今季限り。来季はまた違う素材でバッグを作るというのがこのブランドのお約束です。気になる方はお早めに。
左:¥52,000+TAX、右:¥35,000+TAX

左:インターナショナルギャラリー ビームス
03-3470-3948

右:WACCOWACCO
www.waccowacco.com

MAD et Lenマド エ レンのルームフレグランス

パフュームのルーツ的な。

秋ぐらいに引っ越す予定です。これまで自宅にルームフレグランスの類を置くことはなかったのですが、そろそろ置きたいなと考えています。そんなわけでいろいろ探していたのですが、匂い、デザイン、バックグラウンド、三拍子そろった逸品を発見してしまったのでご報告いたします。南仏の人里離れた山村で作られている〈マド エ レン〉のルームフレグランス。花や木・茎などから蒸留抽出した香りを手作業でしみ込ませるという昔ながらの製法で、ひとつひとつ作られています。人工的な成分を一切使用せず、自然界と調和したスタイルで生まれてくるプロダクトで、素材違い、香り違いでかなりのバリエーションが存在します。写真のものは、天然樹脂の琥珀に香りのコーティングをし、香りを楽しむポプリタイプ。 付属のリチャージオイルをしみこませるとより強く香りを楽しめます。アンティーク家具屋にあったらバッチリはまりそうな、クラシカルかつシャビーなルックスも魅力的なんです。
¥14,500+TAX

ドゥーブルアッシュ
03-6427-2369
www.doubleh.jp/

Tapia LOS ANGELESタピア ロサンゼルスのTシャツ

LAからのメッセージ。

期中アイテムというのをご存知ですか? その名のごとくシーズンとシーズンの端境期にリリースされるスポット的なアイテムのことなのですが、けっこう面白いブツがリリースされることが多く、個人的にいつも注目しています。この夏はマイフェイバリットブランド〈タピア ロサンゼルス〉からもリリースされる模様。ベトナム戦争からインスパイアされたというフレーズをハンドプリントしたTシャツです。普段はロゴものやプリントものなどをほぼ作らず、シンプルなコレクションに徹している〈タピア ロサンゼルス〉からこうしたメッセージTがリリースされると、なんだかデザイナーの熱い鼓動が聞こえてくるようでうれしくなります。存在を身近に感じるというか。ボディには少々厚手の〈プロ クラブ〉のものを使用。大きめをザバッと着たい気分ですね。
各¥7,000+TAX

モアライド
03-6450-2620

yama

65キロ、山の中を走る。

山本博史

昨年に続いて「The4100D マウンテントレイルin野沢温泉」に参加してきました。山の中を65キロ。経験を重ねると、それがフツーになってくるのが面白い。一般的には「どうかしてる」だけど…。

Eldoresoエルドレッソのランニングショーツ

ラジカルなランパン。

既存のランニングウェアは真面目過ぎるのかもしれない。機能性を追求するのは当然ではあるものの、走ることを楽しいことだと伝えるには、デザインという部分で力不足を感じざる得ない。機能をおざなりにすることなく、デザインもおろそかにしない。〈エルドレッソ〉は、いささかラジカルかもしれないけれど、ランニングウェアにおけるデザインの力を感じさせてくれるブランド。インパクト抜群の総柄ボディをまとったショーツは、吸水速乾・通気清涼を備えた素材を用い、デザイン性を考慮してサイドポケットにはコイルファスナーを採用。ジェルなどを収納するのに便利なバックポケットも配されるなど、機能とデザインを良い塩梅でパッケージング。これだけデザインに遊び心があると、少し走ってみようと思う人が出てくるような気がします。
¥12,800+TAX

エルドレッソ
aldies.shop-pro.jp

PATAGONIA PROVISIONSパタゴニア プロビジョンズのエプロン

料理ができる男になるために。

秋のレースに向けてのランニングギアをチェックしようと思い足を運んだ「パタゴニア東京・渋谷」。チームユニフォームでオーダーしたTシャツやトレラン用のレインジャケットの素材感やサイズ感、色味をチェックしつつ、店内を見回したときに見つけたのが、こちらのエプロン。〈パタゴニア〉の食カテゴリーに当たる〈パタゴニア プロビジョンズ〉名義の品。しかも、話を聞くとマリンスポーツの素材を再利用するバッグブランド〈マフィア バッグ〉とのコラボレーションだと言う。物欲をそそる。使い古されたセイルの帆をベースに、肩紐にはヨセミテで拾われたクライミングロープを、ポケットは〈パタゴニア〉の回収されたシェルを一部を使用。100%再利用素材のみのため環境に優しく、表情もさまざま、耐久性だって抜群。まったく料理はできないのだけど、いずれできる男になったときのためにストックしておきたいです。ちなみに展開は札幌北、渋谷、大崎、横浜、鎌倉、京都、サーフ大阪、福岡の8店舗のみ。ぜひ、店頭へ。
¥12,800+TAX

パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
0800-8887-447 (通話料無料)
045-435-6100 (携帯電話専用・通話料有料)
www.patagonia.jp

speedoスピードのウォータープルーフポーチ

ザックのなかを華やかに。

飲み物、行動食、雨具や防寒着にヘッドライトなど、山を走っているときはいろんな物を小分けにして、ジップロックに入れてザックに詰め込んでいる。機能面においては、それでこと足りているんだけど、やっぱりどこか業務的で物足りない。せっかくなら少しくらい洒落っ気を覗かせたい。そこでご紹介するのが、〈スピード〉のウォータープルーフポーチ。高い撥水性を誇る素材に、シームテープに止水ファスナーなど、水漏れを防ぐ仕様に加え、フロント部分にはイラストレーター・永井博氏のオリジナルイラストをプリントを施し、夏を感じさせる爽やかな仕上がりに。普段は面倒な走っているときの物の出し入れを、楽しみな動作の1つにさせてくれそうです。
¥3,400+TAX

ニュートラルワークス.トーキョー
03-6455-5961
www.goldwin.co.jp/neutralworks/

eccoエコーのサンダル

今夏の足もとの変化球に。

こういう業界に身を置いていると「それどこの?」と尋ねられるのは、褒め言葉に等しい。人が知らないものをディグして、いち早く身に着けるのは、それはそれで醍醐味なのである。夏の定番と化したスポーツサンダルも、せっかくなら人とは違うものを選びたい。そこで、デンマーク発のコンフォートシューズメーカー〈エコー〉の品。その特徴は快適な履き心地と、一流メゾンに供給するほどのレザーの質の良さにある。実際、この「INTRINSIC MENS SANDAL」においても、エラスティックストラップとレザーのコンビネーションアッパーを採用。スポーティだけど、上品で洗練されている。スポーツメーカーとは一線を画すプレミアムな佇まいが魅力的。もちろん、履き心地も上々。この夏の足もとの変化球として、いかがでしょう。
各¥19,000+TAX

エコー・ジャパン
0120-974-010
jp.ecco.com

jun

キャップ、再燃。

中田潤

夏はパナマ帽かカンカン帽がお決まりだったここ数年。もちろん今年も! と思いきや、久々にキャップ欲が再燃。一目惚れしたのがこの4つです。

BILLBOARDビルボードのキャップ

スラングが好き。

今年の春夏からスタートしたばかりの、東京が世界に誇るサインペインター、NUTS ART WORKSの手書きのデザインにフォーカスしたライン「ビルボード(BILLBOARD)」。ボディはあえて一般的に流通されているものをそのときの気分でセレクト。よくギャラリーで販売しているアーティストのスーベニアのような提案ということで、そのある種の野暮ったさが、手書きのデザインともマッチしていてかっこいいなと。ちなみにキャップの文字“BLACK EYE SPECIALIST(常にケンカばかりしていて、目の周りがいつも黒い荒くれ者)”は、昔のタトゥーショップのウインドウに描かれていた不良を意味するスラングの一節だそう。そして今回使用しているボディはCOOPERSTOWN BALL CAP。もう何から何までドンズバです。
¥8,000+TAX

OLD JOE FLAGSHIP STORE
03-5738-7292
oldjoe.jp

Porter Classicポータークラシックのパラカキャップ

とにかくポップ。

ハワイに古くから伝わるチェック柄の織綿布地“パラカ”。この生地でつくられたシャツは、ヨーロッパの船員達の上着が起源とされ、後のアロハシャツの原型にもなるほどハワイアンにとって親しみのある、まさにデニムのような存在なんだそうです。そんなパラカをオリジナルで制作・展開している〈ポータークラシック〉。藍染した剣道着が代表的なアイテムとして知られる同ブランドですがパラカもまた然り。ブランド設立当初からずっとつくり続けているクラシックシリーズです。このキャップはその新作。ツバに芯が入っていないから、汗が気になるこの時期でも洗濯機でガシガシ洗えるし、くるくる丸めればポケットにだって入る気軽さ。あとは女の子が被ってくれたら最高ですね。間違いなくキュンとしちゃいます。
¥12,000+TAX

Porter Classic 銀座
03-3571-0099
porterclassic.com

STANDARD CALIFORNIAスタンダードカリフォルニアのキャップ

テンションが上がるキャップ。

最近、日々のトレーニングを会社近くのジムにシフトしたこともあり、屋外でランニングをする機会が減ってきました。ただ、新しいウェアやギアをゲットしたときは別。ついテンション上がって、早く帰ってソッコー着替えて走りに行くこともしばしば。このキャップもそのひとつ。いわゆるメッシュキャップですが、生地がストレッチの効いたリップストップナイロンだったり、目の大きなメッシュで通気性が良かったり、さらにスベリ部分がCoolmax素材でサラサラ。おまけにフロントパネルのロゴがリフレクター仕様だから、夜もしっかり主張してくれる超優れモノです。あまりにしっくりくるので日常的に被ることも多々。この他にブラック、レッド、ベージュもあり。
¥6,300+TAX

STANDARD CALIFORNIA
03-3770-5733
www.standardcalifornia.com

STÜSSY × KAVUステューシー × カブーのキャップ

組み合わせがニクい。

本格的なサマーシーズンの到来に先駆けて〈ステューシー〉が毎年発表している、夏場のビーチやフェスを楽しむためのカプセルコレクション“Summer Trip Fest Collection”。2017年版はダークな色合いのリーフパターン迷彩を新たに採用したラインナップで、なかでも個人的に気になったが、〈カブー〉と共同製作しているストラップキャップです。前々回の「Shopping Addict vol.58」で〈カブー〉のチルバハットを紹介して以来、懐かしさもあいまって“カブー熱”に拍車がかかり、それこそインラインのキャップを色違いで買ったり。でもこれはインラインを差し置いても欲しくなる魅力を多分に含んでいるというか、両者のロゴのバランス然り、とにかく組み合わせがニクいに尽きます。
各¥6,800+TAX

STÜSSY JAPAN
0548-22-7366
stussy.jp

shinri

スイスから思う、日本の夏。

小林真理

スイスの朝5時に起きて原稿を書いています。こちらは日差しは強いのですが、湿度が低く夜の21:30くらいまで明るいので、非常に過ごしやすいです。日本の茹だるような夏を想像しながら筆を進めました。正直、帰りたくない…。

NEATニートのスイスデニム

オフィサー感に敬礼。

ブランドをスタートさせるや否やすぐに人気のパンツブランドとなった〈ニート〉。代名詞にもなっているテーパードのよく効いたシルエットは2018AWでも健在です。プレッピーなアイテムをこよなく愛するデザイナー西野さんが目をつけたのが「スイスデニム」という素材。光沢とハリのあるうすめのグリーンは上品で、陸軍オフィサーの品のよい休日服といったイメージを持ちました。ジャケットやハイネックを合わせたり、白Tをタックインして着るなどどんなものをどう合わせてもしっくりきそうな不思議な魅力にあふれています。随所のクラシックなディテールワークと、モダンなテーパードを掛け合わせた““新しい定番品”を生み出す〈ニート〉のパンツを一番楽しめるのは、素材で遊べるこの秋冬という季節なのかもしれません。
¥35,000+TAX

にしのや
03-6452-6934

THE NORTH FACEザ・ノース・フェイスのトレーニングリブパンツ

デイリーリブパンツの最適解。

どうにもならない暑さの夏にこそ機能性アイテムの真骨頂が発揮されるというわけです。〈ザ・ノース・フェイス〉のリップストップナイロン生地のパンツは、軽く、ストレッチ性に優れる素材を使用し、全体はもちろんウエストのスウェットリブ部分にも汗処理機能があるので、汗まみれでベタベタするのを軽減してくれるというわけです。自分は“ザ・リブパンツ”というデザインのアイテムは苦手なんですが、このアイテムのように裾のリブの締め付けは強すぎず、幅も短く合わせやすい、日常着としても使えるリブパンツは大歓迎です。Tシャツをタックアウトして履くと、トレーニングパンツというよりは“ちゃんとしたパンツ”として見えるので、楽ちんだけど、ちゃんと見える日常着を探しているひとにもおすすめです。
¥8,900+TAX

ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120‐307‐560

Aēsopイソップのボディスプレー 14

スパイシーにしてミステリアス。

夏の汗対策。服でできるところまでやったら、あとは匂い対策です。この香りは同僚の女性が 使っていてそのスパイシーな香りがいいなと思いました。レモングラス、クローブ、 タイム、ベチバールート、コリアンダーシードなど、厳選されたエッセンシャルオイルが使われていますが、そのつけ心地もさっぱりしていて、体に吹きかけるその瞬間がちょっとしたリフレッシュの時間になっています。匂いも強烈ではないので、つけすぎるという心配もありません。〈イソップ〉はそのパッケージデザインはいわずもがな、その中身、特に香り、さらに言えばスパイシーな香りの調合具合については、絶大な信頼を置いています。シャネルの5番を彷彿とするような、名前でなく数字が付いているというそのミステリアスぶりも魅力的です。
¥3,300+TAX(50mL )

イソップ・ジャパン
www.aesop.com

COLD SPRING APOTHECARYコールドスプリングアポセカリーのアロマキャンドル

優雅な夏の匂い。

〈コールドスプリングアポセカリー〉は2010年にハドソンバレーで生まれたブランドです。コールドスプリングはニューヨーク州北部のハドソンバレーにある美しいリゾートタウンで、アポセカリーとは調剤薬局という意味。まっさらな白いコートを来た調剤師たちがこのキャンドルを作っているというイメージが、そのブランド名から浮かんできます。このブランドのアロマキャンドルは100%ソイワックスで、低温でゆっくりと燃え、優しく香り、すすもでず、黒く汚れることもありません。さらにソイワックスには空気清浄効果もあるとのこと。香りがするということは、その成分を鼻から体内に吸収しているわけだから、やはりオーガニックな素材の方が安心できますよね。猛暑で精神的に参ってくるこの夏には、冷たいシャワー後にアロマキャンドルを炊くだけで、とても優雅な気持ちになるので、ぜひ試してみてください。写真左は芍薬の甘く豊かな香りとローズマリーというやや甘めの組み合わせ、右は男らしく深みのあるタバコ(有毒性なし)とブラックペッパーという組み合わせの香り。それぞれの香りを合わせる飲みものがおすすめされているのも、優雅の極致でスマートなブランドだと思う次第です。
各¥4,200+TAX

HOEK
03-6805-0146
www.hoek.jp

taiyo

サマー・アンセム。

長嶋太陽

沖縄のコロナサンセットフェスティバルへ取材に行ってきました。クラムボンのラスト2曲は「波よせて」からの「サマーヌード」。波打ち際まで20秒の位置で合唱する”ウェイバー ララ”で、完全にはしゃぎすぎてる夏到来。

Ptarmiganターミガンのサンダル

たったひとつのこと。

それはまるで、ごはんの真ん中に鎮座する梅干しのように。たったひとつのポイントが全体の印象を決定づけます。ターミガンのサンダルの特徴は、世界の中心で燦然と主張するダイヤル式のアジャスター。レザーとスエードの質感からは高級感が漂いますが、このアジャスターが見る者の視線をすべて奪います。ダイヤルをチリチリと回せば足にしっかりとフィットしてくれてパカパカしません。クールなミスマッチとミニマルなデザインは、シックなスタイルからフェスっぽい着こなしにまで自在にあわせられる汎用性の高さを誇ります。この質感なら秋まで履けそうだし、買い足しておいて損なしですよ。
¥19,000+TAX

face co.ltd
03-5459-5801

VANS×BRAIN DEADバンズ×ブレインデッドのシャツ

ガラがよくてワルい。

僕の地元平塚はどちらかというとお上品な町ではなく、いわゆる「ヤンキー」と呼ばれる人々がメインストリームを形成していました。しかもコッテコテのやつ。犬の刺繍とか入ってるタイプのやつ。僕はその反動で、「不良っぽさ」をやや敬遠するきらいがあったのですが、20代後半にしてなぜかそれが「アリ」に転じている、いやむしろ、ちょっと着てみたいぞと感じているわけです。バンズとブレインデッドが手がけたレーヨンのシャツは、ヤンキイズムをほのかに漂わせながらも、キャッチーで気の抜けたイラストが上手にバランスをとっている一着。郷愁を胸に抱きながら、このシャツを着て、地元の決してきれいとは言えない海を眺めたいものです。とにかく着心地も抜群だし、値段も良い具合なんですよ。
¥15,000+TAX

WISM渋谷店
03-6418-5034

Bags USAバッグスUSAのウエストポーチ

スペシャル・サマー。

たとえばバンコクの人たちにとって夏は日常でしかなく、日本人がこの季節に特別な意味を見いだすのは、四季のバイオリズムが心身に織り込まれているから。僕は暑さが苦手ですが、この特別な感覚はきちんとキャッチし続けたいと思います。手始めに、派手なウェストポーチを手に入れたい。ちぐはぐでサイケなカラーパレット。いまどき珍しいスプラッシュ柄。アメリカっぽいざらりとしたナイロン。良いサコッシュが巷に溢れる今シーズンだからこそ、このいなたさがフレッシュです。ぼってりした形もキュート。色合わせはせず、アウトドアっぽくまとめず、ある意味で適当に使うのがよさそう。フェスでも活躍してくれると思いますが、モノトーンの着こなしに合わせてアクセントにしてみたり、軽いランニングに使ってみたりといろいろ遊べそうです。遊ぼう!夏だし!
¥4,900+TAX

MAIDEN COMPANY
03-5410-9777


Erick Hunterエリックハンターのパンツ

アメリカの三冠王。

ちょうどいいズボンを一年中探しています。ちょうどよさというのは時季と場合と気分によって異なるけど、いまならこう。①すぐに毛玉ができたりせずタフである。②暑すぎない。③気兼ねなく穿ける価格。そんな三つの要素をパスするどころかフルスイングで応えてくれるのが、〈エリックハンター〉のツイルパンツです。驚きの税込約5000円という価格に加え、しっかりとワイドなシルエット、ウェストのイージー仕様、長すぎない丈、ざらりとしたツイルの質感、そしてMADE IN AMERICAとくるもんだからパーフェクト。いまお店に並んでいるのはツイル生地のものだけですが、この秋冬からは写真左のコーデュロイと中央のスラックスライクなポリエステルの新作も登場します。新作は日本製ゆえに金額も品質もあがっているようですが、それにしたって安い。カラバリも豊富でショーツもあります。アメリカらしい個体差も魅力なので、「ユーソニアンドライグッズストア」でぜひ実際に足を通してみましょう。
左から、¥8,900、¥7,400、¥4,600(すべて+TAX)

USONIAN GOODS STORE
03-5410-1776

mura

夏本番。

村松諒

春から気に入ってよく着ているものがある。〈PRO CLUB〉のロンTだ。白と黒の無地のものを交互に着ているのが、さすがに気温が30度を超えると暑いし、まわりからも「暑くないの?」って突っ込まれるようになってきた。ちょっとその言葉を気にしていて、今更ながらTシャツに切り替えようかと思案中。基本に立ち返って〈ヘインズ〉を着ようかな。そんなことを思いつつ、今回の “アディクト” では最近気になったものをランダムにピックアップ。

fog linen workフォグリネンワークのブランケット

クラシックかつ素朴な一枚。

7月に入ってから東京は気温30度を超える日が続いている。一向に夜も涼しくならないから、毎日とても寝苦しい。クーラーをつけると部屋は涼しくなるけど、今度は体が冷えてしょうがない…。そんなときに欠かせないのがタオルケットだ。今回紹介するのは「フォグリネンワーク」のもの。東京・下北沢にあるこの店は、リネン製品やワイヤーのバスケットといった日用品から、女性服、アクセサリーなどを展開している。駅からちょっと離れたところに店があり、店内の雰囲気も飾らず落ち着いていて、すごく素敵だ。以外と男性のファンも多いそう。写真のタオルケットは、リトアニア製のコットン素材のもの。ヨーロッパの病院などでも使われているもので、しっとりとした肌触りに仕上がっている。端に施された “SENOVINIS” は “昔ながらの” という意味のリトアニア語。ちょうど新しいものを探していたので、このタオルケットを買おうと思っている。横130×縦205cm。
¥9,500+TAX

フォグリネンワーク
03-5432-5610
www.foglinenwork.com

BRAUNブラウンの電卓

Less but better

確かぼくがディーター・ラムスを知ったのは〈アンダーカバー〉がきっかけだったと思う。何年も前のことで、「Less but better」と名づけられたコレクションが発表されたときだ。ちょうど同じようなタイミングで、東京の府中市美術館でラムスの展覧会が行われていて、友達と行ったことをよく覚えている。ラムスが手がけたものは電化製品から日用品まで幅広い。今でも復刻されたものは手に入れやすいから、インターネットでついついチェックしてしまう。最近、特に気になっているが、〈ブラウン〉の電卓だ。写真のものは’80年代の名作として知られる「ET66」の復刻で、2013年から発売されているもの。シンプルなデザインでありながら、ボタンの色使いや形が洒落ていて美しい。ちょっと値段が張るけど、これを使ったら時間の掛かる経費精算があっという間に終わりそう(笑)。プレゼントにもおすすめ。2色展開。
各¥6,000+TAX

アイ・ネクストジーイー
03-5496-4317
www.br-time.jp

LONGINESロンジンの腕時計

大人のムード。

6月に伊勢丹新宿店メンズ館で開かれた〈ロンジン〉のイベントに参加した。もちろんブランド名は知っていたけど、それまで具体的にどういう腕時計があるのか知らなかった。気になって〈ロンジン〉のことを調べてみると、創業から185年を迎えたスイスの名門で、1896年の第1回近代オリンピックではタイムキーパーを務めたそう。そんなブランドの幅広いラインナップの中で今回注目したのは「コンクエスト ヘリテージ」。ブランドのアーカイブを復刻したシリーズのもので、黒の文字盤とアリゲーターストラップの組み合わせが大人のムードを放つ。スーツスタイルはもちろんだが、スラックスを使ったカジュアルなスタイルにも合わせられそうな一本だ。自動巻き、パワーリザーブ38時間、3気圧防水。
¥159,000+TAX

ロンジン(スウォッチ グループ ジャパン)
03-6254-7351
www.longines.jp

Paul Smithポール・スミスのスニーカー

ハイカットもいいかも。

英国のクラシックな男性像を描いた〈ポール・スミス〉の2017-18年秋冬コレクション。原点回帰とも言える、秋冬らしい落ち着いた色目のグレンチェックやタータンチェックを使ったスーツが印象的だ。鮮やかな色使いの春夏シーズンから打って変わり、ぐっと大人のムードを感じさせるものに仕上がっている。この中で気になったのが、その足元を飾っていたハイカットのスニーカーだ。アッパーにスエードを使った上品な見た目で、履き込むごとに味のある良い感じに変わっていきそう。ここ最近、スニーカーはローカットのものが主流だったけど、これを展示会で手に取ったとき、久しぶりにハイカットもいいなと思った。写真のブラウンの他、レッドとブラックのものも展開。
¥44,000+TAX

ポール・スミス リミテッド
03-3478-5600
www.paulsmith.co.jp

bob

だって夏じゃない!からの、夏を抱きしめて!!あー夏休み!!

石井陽介

テレビをなんとなく点けてみたら、ちょうどTUBEのライブが生中継されていた。客席に向かって泡を撒き散らしながら浜辺で熱唱している姿に、妙な安心感を覚えた。今も昔も変わらない、夏の幕開け。

BONUMボナムのバンダナカーディガン

バンダナを着る。

バンダナ柄をあしらった服は数あれど、バンダナそのものを使って仕立てた服はそうそうないのでは? リメイクの名手〈ボナム〉が手掛けるこちらのカーディガンは、5枚のバンダナを巧みにレイアウトして繋ぎ合わせることで、見事に服の形へと昇華したもの。生地の裁断や特別なパターンが無いのでザックリとした印象を受けるけど、このオオアジな感じが逆に夏らしくて良いかなぁと。着てみると肩の力が抜けたゆるめのシルエットで、独特なドレープが生まれて面白い。もちろんバンダナだから汗もよく吸うし、速乾性も高いから真夏でも快適な着用感が得られるのも嬉しいところ。そこはかとなく漂うヒッピー感も手伝って、ロックフェスなんかにもハマりそうです。個人的にはフレアパンツにビーサン履いてサマー オブ ラブを気取りたいなぁと。
¥9,800+TAX

BONUM TOKYO
03-5464-3056
bonum.jp

BLUE BLUE JAPANブルー ブルー ジャパンのパンツと雪駄

いざ、夏祭りへ。

夏といえば夏祭り!今年も近所の納涼会にはじまり、高円寺の阿波踊りや隅田川の花火大会など、行けるものはなるべく足を運ぼうと計画中。毎年娘と楽しみにしている恒例行事です。祭囃子を聞くと自然と気分が高まるし、活気のある ”あの“ 空気感はいつどこ行ってもワクワクするもの。ビールをダラダラ飲みながら屋台飯を片っ端から食べ歩き、そんな自堕落な過ごし方が最高に気持ちいいんですよね。もちろん祭りに行くときの足元は雪駄と相場が決まっているので、今年も一足新調しようかと。写真は〈ブルー ブルー ジャパン〉の1足で、インディゴ染めを抜染して七宝柄を施したもの。ハナオの柄が履いた時の良いポイントになるんです。合わせるパンツは半端丈のワイドパンツを選びました。麻と和紙の混紡素材なので蒸し暑い日でも涼しげかつ快適な着用を約束してくれます。雪駄同様にインディゴなので統一感も◎かと。日本の夏を粋に過ごすなら、やはりジャパンブルー=インディゴなのです。
パンツ ¥17,000+TAX、雪駄 ¥6,000+TAX

OKURA
03-3461-8511
www.hrm.co.jp/okura/
www.bluebluejapan.com

ponmeganeポンメガネのクリップオンサングラス

完全自分仕様。

サングラスは夏の必需品だけれども、視力の低い自分からするとレンズを度付きのものに変えなきゃならないし、その分お金も余計にかかっちゃうしで少々ハードルの高いアイテムで縁遠かったりします。だから毎年 “夏の日差し問題” については頭を悩ませていたのですが、知る人ぞ知るメガネのセレクトショップ〈ポンメガネ〉のあるサービスのお陰でようやくそんな悩みも解消されそう。写真をご覧ください。なんとこちら、手持ちのメガネに合わせてフルオーダーでクリップオンサングラスが作れちゃうというもの。レンズカラー21色、メタルカラー4色の組み合わせから全84通りのカラーバリエーションが選べるのも嬉しい。しかも跳ね上げ式で機能的だし、ダブルブリッジで見た目のインパクトも十分。手軽にセッティングでき、いつもの度付きメガネが瞬時に強烈なサングラスへと様変わりします。もちろんフルオーダーだから他の人とは被らない、自分だけの一点モノっていうのもポイント高し。とりあえず手持ちのメガネに合わせて全部作ろっか!価格も安いしね。
¥14,000+TAX
*メガネは別売り

ponmegane
048-762-3919
ponmegane.com/

SHAKESPEARE AND COMPANMYシェイクスピア・アンド・カンパニーのショッピングバッグ

海外土産のお約束。

先月は人生初のパリへ出張に。滞在期間中は朝から晩までみっちりとコレクションや展示会を見てまわり、2018SSのファッション事情をくまなくチェックして参りました。もちろん仕事だから観光なんてものは一切してないけれど(エッフェル塔は遠目に見れたよ)、どうしても行きたかった場所が一つありまして。1919年創業の老舗ブックストア「シェイクスピア・アンド・カンパニー」です。かのヘミングウェイやフィッツジェラルドをはじめとした文豪から、ギンズバーグやバロウズといったビート作家たちが愛したブックストアで、パリにおけるアメリカ文学の発信地といったところ。合間を縫って覗きに行くと、そこは想像を遥かに超える異空間が広がっていました。天井いっぱいまでぎっしりと埋め尽くされた蔵書の数に圧倒され、情趣溢れる店の雰囲気に酔いしれて。先の文豪たちに想いを馳せながら店内を駆け足で回ってきました。次はもっと時間を作ってゆっくり見たいなぁ。帰りがけにお土産の定番、ショッピングバッグをゲットして。持ち手が長いので肩掛け出来るし、マチ幅もあるから使い勝手も良さそう。近所用かな。
10.00€

SHAKESPEARE AND COMPANY
shakespeareandcompany.com

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