SPECIAL

「フイナム」が様々なブランドやヒトと
コラボレーションしたスペシャルサイトです。

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Shopping Addict 2017 May.  〜編集部員のお気に入り〜

金融大手の某社は、AIの導入により人員削減を行っているそうです。AIによって多くの仕事が肩代わりされる未来が避けられないとして、「アディクト」もいずれはAIが書いてくれるようになるのでしょうか? いやいや、まさかね。変わらず人力でお届けします。どうぞご覧ください。

  • Photo_Masaki Sato
  • Edit_Taiyo Nagashima

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komu

一足早く夏気分。

小牟田亮

気持ちのいい天気が続きますね。5月の関東地方は、湿度が低いうえに晴天が多く、一年のなかで最も過ごしやすい気候なのではないでしょうか。旅がらすのクリエイター高城剛氏も、この時期は日本にいるらしいですよ、毎年。

BLAMINKブラミンクのTシャツ

有り体に言えば極上。

「昔は洋服屋に入ること自体、えらく緊張したもんだよ…」なんていうのは、ファッション好きおじさんの思い出話にすぎないかと思いきや、さにあらず。いい意味で緊張感のある素敵なお店はまだまだ存在します。青山に居を構える〈ブラミンク〉のお店も間違いなくそのひとつに数えられるのではないでしょうか。〈ドゥロワー〉を経て、〈ブラミンク〉を立ちあげたディレクター兼デザイナーの吉武味早子氏の世界観が隅々まで詰まった空間には、背筋が伸びる心地よい緊張感が漂っており、買い物とはこうも尊く美しい行為だったのかと改めて実感させてくれます。基本はウィメンズのコレクションなのですが、メンズも数型展開されています。今回紹介したTシャツは、綿100%のシンプルな一着ながら、立ち上がる気品が尋常ではありません。つつましくも清き光沢を放つ生地は極上の手触り。インナーではなく、ぜひ一枚で着てみてください。格の違いを思い知るはずです。
各¥16,000+TAX

BLAMINK
03-5774-9899

MADISONBLUEマディソンブルーのシャツ

タフでしなやか。そんなシャツ。

以前からの知り合いであるスタイリストの梶雄太さん。大変僭越ながら、いいなと思う服の趣味が似ていると思っており、先日会った際に「マディソン(ブルー)のメンズ、フツーな感じでいいよ」という話を聞き、まんまと影響されました。ブランドの存在は知っていたものの、ウィメンズ中心だろうとあまり自分事ではなかったのですが、いざ見てみるとメンズのサイズも大充実。メンズで使われるような無骨な生地を、ウィメンズのアイテムに落とし込むことで生まれるいい意味でのギャップが〈マディソンブルー〉の魅力のひとつなのですが、そのギャップをのぞき男目線で見てもなお、最高に魅力的な服でした。やや厚手のバックサテン地は、着れば着るほど味が出そう。さりげなく袖をまくってみると、そこにはブランドのアイコンである“B”のマークが。腕まくり必須のシャツです。
各¥33,000+TAX

マディソンブルーヘッドストア
03-5724-3339
madisonblue.net

SINGH AND SONシンアンドサンのスリッポン

ちょうどいい塩梅のリラックス感。

ブランド名にはまったく聞き覚えがないものの、初めて見たときからどこかで見たことあるなーと思ったんですよね、このスリッポン。で、どこで見ていたかというと、〈ノンネイティブ〉が15SSに別注していたんですね。まるでブランドのインラインアイテムかと思わせるほど、〈ノンネイティブ〉の世界観になじんでおり、改めてデザイナー藤井隆行氏の慧眼には唸るばかりなのです。インドを出自に持ったニューヨーク出身のデザイナー、ガガン・シンが手がける〈シンアンドサン〉は、スニーカーでもなく、ローファーでもない、絶妙な落としどころが特徴。かかとは踏んでも踏まなくてもいいそうです。カラバリも結構あるのですが、今回の3モデルは、すべて「ビームス」の別注。クレープソールを履かせて、踵部分に表革をあしらっています。なかでも右上のソールまで黒いverは「ビームス」のオンラインストア限定となります。黒×黒、だいぶいいと思います。
各¥16,500+TAX

ビームス 原宿
03-3470-3947

WISM × ITTY-BITTYウィズム × イッティビッティのパンツ

なぜセナパンか、答えはお店にて。

個人的に仲良くさせていただいている「ウィズム」と〈イッティビッティ〉。両者が組む別注アイテムには常々注目しているのですが、今回のパンツには本当にヤラれました。「ウィズム」というか、ディレクターの堀家さんが“セナパン”と呼ぶこのパンツ。シルエット、生地の質感、着用したときのややラフな雰囲気、すべてが抜群です。写真のブルーは、ブツ撮りの写真よりも履いたときの感じの方が断然かっこいいです。こちらをどうぞ。フイナムのニュースでも書きましたが、〈イッティビッティ〉の持つ繊細なセンスと、「ウィズム」の今を見据えるコンテンポラリーな感性が見事に合わさった傑作です。売れに売れて残りわずかだそうなので、お早めに。
¥24,000+TAX

WISM 渋谷
03-6418-5034
wism-tyo.jp

yama

ペーサー。

山本博史

「トレニックワールド 彩の国」というレースで、初めてペーサーとして参加しました。50キロの山の中を走ってきた人と並走するのは、意外とモチベーションが難しい。

FRANK&MORRISフランク&モリスのアクティブショーツ

ランニングをスタイルとして楽しむために。

一般的にファッションに興味を持つ人が少ないように、ランナーのおおかたはダサい。いや、ファストファッションの影響でファッション的なレベルが底上げされたとするならば、ランニングシーンにおけるその傾向はより一層顕著に見えてしまう。一方で、そもそもファッションへの意識が高い人たちがランニングにハマり、個人レベルながらも現状を変えていこうとする動きがチラホラとある。2人のデザイナーが立ち上げた〈フランク&モリス〉も、その1つである。今年の5月に始動したオンラインストアを見るとラインナップのメインは、コットンポリのオリジナルボディにグラフィックをあしらったTシャツである。そのどれもが従来のスポーツブランドでは描けないファッション性の高いものばかり。ところが、個人的に気になったのはショーツ。普段使いをいとわない淡い配色に控えめながらもキラリと光るリフレクターロゴ、スマホの収まるバックポケットやストレッチ素材をあしらった股上部分など、グラフィック以上に作る人のセンスと走るための心配りが細かなディテールが伝わってくる。こういったプロダクトを通してランニングをスタイルとして、カルチャーとして楽しむ人が増えればいいなあ、とつくづく思います。
¥8,750+TAX

FRANK&MORRIS
frankandmorris.com

Ultimate Directionアルティメイト ディレクションのファストパック

容量か、色か、汎用性か。

どういうわけか昔からカバンは大きいものが好きだ。なんでも放り込められるし、持つべきか迷った荷物もとりあえず詰め込むことができる。デカイというだけで無限の容量を手に入れたような安心感を得られるのだ。そこで悩ましいのがアップデートを遂げた〈アルティメイト ディレクション〉の「FASTPACK」シリーズである。容量は15Lから25L、35L、45Lの4段階となり、それぞれ配色が異なってくる。従来通り容量で選ぶか、好みの色をとるべきか。用途に応じてチョイスすればいいのだけど、冒頭で書いた通りカバンは無類のデカイもの好き。今回はとりあえず45Lを紹介してはいるものの、実用性に長けた35Lに心は傾いている。いや、でも大きいからこその安心感も捨てがたい。トレイルランニングのレースや帰宅ランに使えそうな15Lも魅力的。うーむ、答えが見つからない。けれど、どれかが欲しい。
¥27,000+TAX

アリガインターナショナル
03-6659-4126
www.arg-intl.jp/blog/ultimatedirection/brand_story.php

SALOMONサロモンの水陸両用シューズ。

海・川・山・ロード、走り尽くせます。

ファッション的にはシーズンは終盤に差しかかっているものの、夏物のオンシーズンはこれから。Tシャツ・短パン・ビーサンという、ミニマムな夏の装いができる限られた季節がようやく訪れるのである。だが、ビーサンでは思い立ったときに走れないのは、ぼくにとって致命的な欠点だった。そこで新たな選択肢として台頭してきたのが、〈サロモン〉の水陸両用シューズ。ヨーロッパで盛んなスイムランという競技のために作られた「S-LAB」名義の「XA アンフィビ」(写真上)に、ランニングシューズをベースにした「クロスアンフィビアン」(写真中)、さらには抜群のグリップ力と速乾性を誇る「テックアンフィビアン 3」(写真下)と、水陸両用のシューズだけでも3つのモデルがラインナップ。しかも、そのうちの2モデルがきちんと走ること向き合っているのが嬉しいポイント。この夏は、こういったシューズとともに、海・川・山・ロードを走り尽くしたいです。
上 ¥24,000+TAX、中 ¥13,000+TAX、下 ¥10,000+TAX

サロモン/アメア スポーツ ジャパン
03-6831-2718
www.salomon.com/

Trippersトリッパーズのゼッケンポーチ

行き場を失った戦利品の有効活用。

完走証やメダル、ゼッケン、ダサい大会Tシャツといった類は、意外と置き所に困ってしまう。何に使うわけでもないし、たいした順位でもないのに飾るのもどうかと思うし、あいにくそんなスペースも見当たらない。だからといって気軽にポイッとゴミ箱に放り込めるほど、ぼくは非情でもない。そんな行き場を失った戦利品を、見事に蘇らしてくれるのが立川にオープンしたばかりのトレイルランニング専門店「トリッパーズ」によるゼッケンのカスタムサービス。アパレル出身の店長が自らミシンを踏み、ご覧のようなポーチに作り変えてくれるのだ。ちなみにランナップはペンケースとウォレットの2タイプ。レースの想い出を有効活用させてくれる魅惑のサービス。とりあえず、先日ペーサーを務めた「トレニックワールド 彩の国」のゼッケンを手に、お店に足を運んでみようと思います。
各¥2,500inTAX

Trippers
042-808-9500
東京都立川市柴崎町3-8-10 1F
trippers-wtrc.com

jun

マイ・フジロックスタイル。

中田潤

昨年、人生で初めて訪れたフジロック。涙ちょちょ切れたレッチリ、克服&大好きに変わったガパオ食堂で食ったパクチー。今年もそろそろそんな季節。昨年以上に準備は怠らないつもりです。

Patagoniaパタゴニアのフィッシングベスト

実はフェス最強ベスト。

正真正銘、淡水にも海水にも対応する機能性重視の現代的なフィッシング用ベストです。ちょうど1年前のこと。フイナムで渓流釣りを体験する企画があり個人的に購入しました。決め手は、スッキリしたデザインと飽きのこないカラーリング、そして着ると身体にフィットして、とても動きやすいこと。それから程なくして舞い込んできたフジロックの話。どうせなら身軽に必要最低限の荷物を、と思いピンと来たのがこのベストでした。フロントポケットと背面のジップは見た目とは裏腹に容量多し。折りたたみの椅子、ポンチョ、ペットボトル、虫除けスプレー、簡易的エマージェンシーキット、サングラス、財布、ジップロックに入れたお札と小銭とステッカーとスマホと名刺、それからスマホ充電バッテリー、これ全部入ります。というわけで、今年もお世話になります。
¥12,500+TAX

パタゴニア日本支社 カスタマーサービス(受付時間:月~日 9:00~17:00)
0800-8887-447(通話料無料)携帯電話専用:045-435-6100(通話料有料)
www.patagonia.jp

KAVUカブーのチルバハット

抜群のアウトドア感。

〈カブー〉の代名詞と言えばキャンバスのストラップキャップ。90年代に隆盛したアウトドアブームの一端を担うアイテムのひとつだったと記憶しています。その後、個人的にはしばらく疎遠だったけれど、去年フジロックの準備をしているときに初見で惚れてしまったのが、このチルバハット。よく東南アジア圏の農家の人が被っている傘型の麦わら帽子(正式名称分からず)に着想を得てつくられた代物です。しかも初めて展開されたのが10年以上前で、当時から基本的な形状は変わってないというから驚き。素材がソフトフォームなので折り畳んでバッグに閉まっておくこともできるし、顎紐が付いているから強風で飛ばされる心配もない。この見た目が新鮮なのか、フジロックの会場で「お前の帽子、いいな!」と海外の人から声をかけられることもしばしば。昨年は落ち着いたカラーリングで攻めましたが、今年はタイダイ柄が目下の第一候補。これはもう目立ったもん勝ちでしょう!
¥7,000〜+TAX

エイアンドエフ
03-3209-7575
www.kavu.jp

KEENキーンのNewportシリーズ

今年の足元もコレで!

広大な土地を行き来するフジロック。全日の3日間ともなると、足腰にはかなりの疲労が溜まります。昨年、そんな過酷な環境を快適にサポートしてくれたのが「KEEN Newport」でした。水陸両用なのはもちろん、締め付け具合もよく、クッション性が高いので歩行時の返りもいい。そして何より、つま先が保護されているので、人混みの中で足を踏まれて爪が剥がれるなんて心配もないわけです。結果、何のケガもなく無事に帰宅。本気で「KEEN Newport」最強説を唱えたいぐらいです。さて、ここで紹介しているのNewportシリーズの17年春夏の新色たち。ブラック・ネイビー・グレーでシンプルに攻めるか、あるいは柄物にするか、正直迷うところです。7月末まであと少し。さぁ、どうしようかな…。
サンダル 左下 ¥13,000+TAX、他 各¥16,000+TAX

KEEN Japan
03-6416-4808
global.keenfootwear.com

belkinベルキンのモバイルバッテリー

現代フェスの必需品。

はい、認めます。「おれ、フジロック来てるぜー!」って、自慢たっぷりのインスタをアップしたい気持ち、ゼロじゃないです。むしろ「3日間のうち、1日1回はアップしまーす」っていまのうちに言っておいた方が気が楽か。まぁ、前置きはいいとして、インスタをアップするにも見るにもスマホが必要不可欠なわけで。電源のない大自然の中で、気がついたらスマホのバッテリーがない…なんてことはよくある話。都合よくコンセントなんて見つかるわけないし、しかも自分の場合はiPhoneとApple Watchの二刀流。余計減りが早いわけです。それを解消してくれるのが〈ベルキン〉の「Valet™ Charger Power Pack」。iPhoneなら最大3回、Apple Watchなら最大8回の充電が可能。しかも2つ同時に充電できるので、めちゃくちゃ使い勝手がいい、まさに現代フェスの必需品。早速、今年はこれを持参して、フジロックを存分に楽しみます。1日1回と言わず、どんどんインスタ更新していくので、そこんとこもよろしくお願いしまーす。
¥10,980+TAX

ベルキン カスタマーセンター
0120-532-372
www.belkin.com/jp/

shinri

働きながら、旅に出る方法。

小林真理

夏直前にして、いろいろと旅行計画が勃発。今年は、奄美大島、スイス、ドイツ、アメリカに行く予定を立てました。とりあえず飛行機のチケットおさえます、むりやりでも。

UNLIMITEDアンリミテッドのシャツとハット

不快指数を軽減してくれる。

雪山などの極地で発揮するのが機能服ですが、もはや梅雨時期に限っては日本も極地といえるのではないでしょうか、というか、そういいたいです。服が濡れてベタベタするのを考えるといまから憂鬱ですが、どうにもならない天気はさておき、人間ができるのは服の工夫のみ。そして「機能性×デザイン」といえば真っ先に思い浮かぶのが〈ザ・ノース・フェイス〉。なかでも大人が着るにふさわしい上品なデザインでまとめているのがコレクション「ザ・ノース・フェイス アンリミテッド コレクション」です。シャツは、撥水性と伸縮性に優れたソフトシェル素材、ハットは耐水性と透湿性のあるハイベント®を使用、という機能もさることながら、この生地が持つ表情が冷ややかかつ、肌なじみがいいんです。このアイテムで梅雨の憂鬱を少しでも和らげれれば。
シャツ ¥13,000、ハット ¥8,100(ALL+TAX)

ザ・ノース・フェイス スタンダード
03-5464-2831

Mountain HardwearマウンテンハードウェアのHXTシリーズ

欠けていたカルチャー感。

副編の山本を差し置いてトレランを語るのも気が引けますが、トレラングッズに欲しいなと思っていたのは、カルチャー感やストリート感なんです。〈マウンテンハードウェア〉のトレラングッズは、「HXT」シリーズという名称がついています。HXTという暗号のような文字の羅列は、「ハードウェアクロストレーニング」の略。この暗号文のような文字の羅列とそのレタリング、カラーリンググなど、まさに自分がアウトドアアイテムに加えてほしかった部分なのです。ベーシックなカラーやヴィヴィッドなカラーのどちらかに偏りがちなトレラングッズですが、こういったニュアンスのある色使いのアイテムは、日常使いにも合いそうです。
Tシャツ ¥5,700、ショーツ ¥6,300、キャップ ¥4,300(ALL+TAX)

Columbia Sportswear Japan
0120-193-803

FRED PERRYフレッドペリーのガゼットポロ

往年のフットボーラー感あります。

なぜかポロシャツがワードローブに少しずつ増えていってます。ただし、俗にいう“おっさんポロ”ではなく、襟の大きさや形、ボディのシルエット等がモダンになったものばかり。Tシャツばかりだった生活もようやく改める時期になってきたような気がします。ポロシャツといえば、ご存知、UKカルチャーを体験する〈フレッドペリー〉のものは、個人的にソリッドに感じていてそれはそれで好きなのですが、こういった変わり種も気になるところ。フレッドペリー初期のアーカイブ(50年代)をベースにしたこのいなたさとレトロ感は、従来のアイテムとは一線を画しています。ポロシャツの“ちゃんとした感”と胸元のガゼットの“ゆるさ”。この両面がいい。個人的にはフットボールの往年のユニフォームに似ているなあと。フットボールつながりでいえば、今週末にはCLシリーズ決勝もありますよ。
¥12,000+TAX

FRED PERRY SHOP TOKYO
03-5778-4930

Appleアップルのアップルウォッチバンド

自分の新しい一面に触れたバンド。

神は細部に宿る、という言葉を借りるまでもなく、時計もファッションの大いなるディテールです。あるひとの話では、時計はそのひとのキャラクター、スタイル、価値観、はては育ちまでも表現される、男の装飾具とのこと。たしかに、時計を装飾具、道具、自己表現と見るのか、そして選ぶのはデザインか、価格か、機能か、はたまたブランドかと考えると至極納得です。その点、「アップルウォッチ」がもたらしたのは、利便性はもとより、バンドを簡単に着せ替えて楽しむというファッション性でしょう。ベーシックなカラーやアイテムばかりを好きだと思っていた自分ですが、飽きたら着せかえられるし、カラフルなものをそろっている、このバンドシリーズにかなり魅了されています。そんな意外な自分を発見できたのは、おもしろい驚きです。Tシャツやパンツを選ぶように、時計のバンドを毎日選ぶ。そんな域までいけたら…。
各¥5,800+TAX

Apple Storeコールセンター
0120-993-993
www.apple.com/jp

taiyo

南国東京。

長嶋太陽

人生初の海外出張。ホノルルでトライアスロンをやってきました。鋭く強い南国の日差し。さぞかし日本は涼しいんだろうなーと思って帰国したら、東京はじめっと暑い。南国よりも暑い東京ライフをリゾート化するためのアイテムを選びました。

FilMalangeフィルメランジェのアロハセットアップ

「ハワイ帰りて〜。」

って言っちゃうヘルシービューティ女子の気持ちがわかりました。まず気候。「湿度が少なくてカラッとしている」という定型句を全身で感じる。日差しは強いけれど、日陰に入ると風が涼しい。日本の溺れるような暑さとは全く質が違います。さて、〈フィルメランジェ〉のアロハセットアップは、どう見ても「アロハ〜」とか言い出しそうなツラ構えながら、東京の夏にこそ適しています。伸縮性のある麻でできていて、さらりとした通気性とやわらかな着心地を誇り、まるでパジャマのようにリラックスできる。その上、品良く繊細な印象のアロハ柄が都会でも悪目立ちしません。東京のハードな夏をリゾート気分で浮かれながら乗り切りましょう。
シャツ ¥29,000+TAX、ショーツ ¥27,000+TAX

FilMelange
03-6447-1107
filmelange.com/

Vainl ArchiveヴァイナルアーカイブのロンT

夜の森へ。

「集合的無意識」っておもしろいです。恐怖に例えるとわかりやすくて、例えば、真っ暗な森にひとりで放り出されたら気が狂いそうなくらい怖いですよね。過去にそういう経験をしたことはないし、頭で論理的に危険を分析しているわけでもなくて、本能が恐怖を叫ぶわけです。人類という種族が歴史の中で体験してきた危険が脳のデータベースの深層に刻み込まれていて、瞬間的にそこにアクセスし恐怖という感覚を取り出しているわけ。脳みそはディープなところでクラウド化されている、と言い換えることもできます。そんな「集合的無意識」に従って(?)選んだのが、〈ヴァイナルアーカイブ〉のロンT。その名も「NIGHT DANCE」。表現者たちは、ときに理屈のステップをすっ飛ばして、最短距離で深層にたどりつけるわけですが、小浪二郎氏が手がけるこの写真はそんな魔術的な魅力を秘めています。深い森の夜に抱く畏怖、そこに美しさを見出すのは、自然への大いなる敬意からか、未知なるものへの憧れか。考えちゃうな〜いろいろ。
各¥14,000+TAX

BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS渋谷公園通り店
03-5428-1893

HanesヘインズのビーフィーT

インナー以上、アウター未満。

PUFFYを口ずさみながら服を脱ぎ捨てて、渚でエトセトラな夏までもう少し。ヘビーオンスのTシャツは大好きだし、つい最近も〈キャンバー(CAMBER)〉のポケTを買いましたが、真夏はそのヘビー具合が仇になりそうな予感がしています。〈ヘインズ〉のJapan Fitも愛用しているのですが、僕が一枚で着るにはやや薄く、そこで真夏の最適解はBEEFY-T®である、と気づきました。パックTシャツ誕生70周年という歴史の中で洗練されてきたディテール。程よい厚みに、ネックの太めリブ、そしてこのアメリカンなカラーパレット。色物がいきいきと元気な今シーズンの流れに乗って、ゴールドやレッドといったビビットなカラーを選んでみましょう。といってもなんだかんだベーシックカラーも必要になるので、まとめて買っておくのがよし。この金額ならいけるでしょ。サマー・イズ・カミング!
無地 ¥1,500+TAX ポケット付き ¥2,000+TAX

ヘインズブランズ ジャパン
03-5361-2823

BONXボンクスのウェアラブルトランシーバー

スポーツというコミュニケーション。

ホノルルトライアスロンを完走してみて、スポーツとそれに伴うさまざまな体験は、コミュニケーションとして濃密だ、と再確認しました。それでは、その体験の質をさらに深く、おもしろいものに変えるには? そんな発想から生まれたギアが、〈ボンクス〉のウェアラブルトランシーバー。これはズバリ、アクティビティ中に快適な「会話」を楽しむためのツール。ハードなスポーツにも対応するフィット感、風に負けないノイズキャンセリング、走りながらでも操作しやすいボタン、そして電波障害になりにくい構造など、スポーツの最中に快適に会話ができる工夫が凝らされているのです。〈ボンクス〉ユーザー同士でグループをつくれば複数人での通話も可能で、しりとりしながらフルマラソン、なんてこともできそう。バイク、スノーボード、カヌーなんかに使ってもおもしろい。トレランの楽しみ方も、これがあれば変わるかも。シンプルながら可能性を感じるコミュニケーションギアです。
¥15,800inTAX

BONX
bonx.co/ja/

mura

夏への準備。

村松諒

映画「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を見た。マット・デイモンがプロデュースした作品だ。悲劇と言えるストーリーはもちろん心に残るものがあったが、映画のなかで俳優のケイシー・アフレック演じる主人公のリーが、カーハートのブルゾンを着ている姿が印象的だった。別になんてことない普通の格好だけど、どこか惹かれるものがあった。その残像が残っていたせいか、この前、古着屋で初めてカーハートの服を買った。ものはショートパンツだけど。

KIJIMA TAKAYUKIキジマ タカユキの帽子

夏はこれで決まり。

最近、まったく帽子を被らなくなった。でも、20代のころは毎日のように被っていた。古着屋で買った〈ニューヨークハット〉のニット帽や〈ニューエラ〉のキャップ、〈ディオール オム バイ エディ スリマン〉の中折れ帽…、これらは今でも捨てられず自宅のクローゼットに眠っている。たまに被りたいと思って引っ張りだすけど、どうもしっくりこない。でも、今年の夏はぐったりするような東京の暑さを凌ぐため、久しぶりに帽子を被りたいと思っている。そんな中、セレクトショップで見つけたのが〈キジマ タカユキ〉のバケットハット。ミリタリーやワークの要素を感じさせるデザインで、これからの季節はショートパンツとの相性も良さそう。しかも4色揃っているので、どれを選ぶか悩ましい…。
各¥11,000+TAX

キジマ タカユキ
03-3770-2174
www.kijimatakayuki.com


SUNNEIサンネイのブルゾン

イタリアの新進ブランド。

展示会や打ち合わせなどで青山を訪れたとき、必ずチェックするセレクトショップ「スーパー エー マーケット」。名の知れたブランドから新しいブランドに至るまで、国内外の幅広いラインナップがこのショップの良さと言える。さらに、表参道駅から近く、サクッと立ち寄りやすい好立地にあるのもポイント。つい先日、訪れたとき手に取ったのが〈サンネイ〉のブルゾンだ。古着を思わせる程よく色落ちしたデニムのシンプルなデザインが気に入り、思わず試着した。そもそもこのブランドは、〈グッチ〉で働いた経験を持つロリスと、ミラノのセレクトショップでバイヤーを務めるサイモンの2人が手がけているそう。しかも、イタリアの工場で作られているから品質は折り紙つき。
¥44,000+TAX

スーパー エー マーケット
03-3423-8428
www.superamarket.jp

Steven Alanスティーブン アランのシャツ

さらっと羽織りたい。

昨年の秋に〈スティーブン アラン〉のウールのワイドパンツを衝動買いした。理由は、程よくゆったりとしたシルエットで丈もちょうど良く、黒でカジュアル過ぎないところも良い。思っていたよりも穿きやすく、春までヘビーローテーションで愛用していた。この夏も〈スティーブン アラン〉で新しい服を買いたいと思い、渋谷の旗艦店で見つけたのが写真のオープンカラーシャツ。昨年から継続しているというシルク素材のもので、生地の時点でストーンウォッシュをかけているから、とても心地良い肌触りに仕上がっている。デザインはややゆったりとしたシルエット。さり気なく脇下から裾にかけて広がるシルエットで、胸にポケットがついているところも良い。これからの季節、チノパンやショートパンツを合わせた、リラックスした着こなしが似合いそう。
各¥22,000+TAX

スティーブン アラン トーキョー
03-5428-4747
www.stevenalan.jp

POLO RALPH LAURENポロ ラルフ ローレンのポロシャツ

買って間違いなし。

5月に入ってから東京は夏のような陽気が続いている。街を見渡すとTシャツや短パンで歩いているひとも多く、その姿を見ればもう夏本番のようだ。ぼくも早く夏の格好がしたくて、先週末、古着屋で試着した末にどうしても選びきれなくて、ショートパンツを2本まとめ買い。1本だけのつもりだったので、今さら反省している。でも、まだ決めていないのがトップスだ。いま狙っているのは〈ポロ ラルフ ローレン〉の大定番のポロシャツ。しかも、数年前に雑誌で見てから、色は赤のワンポイントがきいたネイビーのものと決めている。落ち着いた色味が美しく、きっとこれに手持ちのチノショーツとコインローファーを合わせれば間違いないはず。一枚は持っておきたい、憧れの一枚だ。
¥13,000+TAX

ラルフ ローレン
0120-3274-20
www.ralphlauren.co.jp

bob

THE CAMP BOOK!

石井陽介

6月10日(土)、11日(日)に軽井沢で開催される『THE CAMP BOOK』というフェスに、我々フイナムもブース出店します。僕は旧友であるオジャガデザインのワークショップをお手伝いする予定。誰でも簡単にできる、レザークラフト教室を行います。男子!女子!そしてチビッ子のみんなー!遊びに来てねー。

CORONAコロナのシャツジャケット

このポケットレイアウトは…。

ゲーム系ジャケットのディテールをシャツに落とし込んだアイデアと、“シャツ以上、ジャケット未満”という立ち位置が絶妙で、新型が出る度についついワードローブに加えてしまう〈コロナ〉の定番シリーズ「JAC SHIRT SERIES」。なかでも最近リリースされた「6 POCKET SHIRT」は至極の出来で、見た瞬間に即決で購入を決意しました。決め手はもちろんポケット。この特徴的なポケットレイアウトを見てピンときた方は、おそらく僕と同じ人種ですね。 ハの字に入ったジップの下には連なった4つのマチ付き縦長ポケットは、そうです50年代の〈FISHUNTEX〉のフィッシングジャケットです(このヴィンテージピースを持ってました!懐かしいっ!)。この辺りをサンプリングするセンスや、こなし方が本当に〈コロナ〉は巧いんです。わかる人が見たら思わずニヤリ、そんな1枚ですね。
¥24,800+TAX

BAKU&CO.
03-6300-5043

SCHAシャーのニットベレー帽

納得の夏ベレー。

ベレー帽を被り続けて十余年。色々と買っては試してを繰り返し、納得のいくものを幾つか手に入れたものの、夏モノのベレー帽に関しては未だしっくりくるものに巡り合えませんでした。フェルトから素材が変わるだけで、どうにも収まりが悪いというか、質感に物足りなさを感じるというか。同じような悩みを持つベレー帽愛好家って、結構多いのではないでしょうか? そんな方々に朗報です。 取材で立ち寄った「ブルーム&ブランチ」で見つけた〈シャー〉のコットンニットのベレー帽、これ最高でした。裏編みされたニットの質感や程よい手持ち感も好みだし、何よりニットベレーにありがちなクシャッとした型崩れもなく、被った時も綺麗なベレー帽の形をキープしてくれるんです。というワケで速攻ブラックとネイビーの2色買い。この夏ヘビロテ確定ですね(この原稿を書いている今も被ってるし、ね)
各¥13,000+TAX

BLOOM&BRANCH AOYAMA
03-6892-2014

TOPO DESIGNSトポデザインのマウンテンショーツ

なんか懐かしい感じ。

いつかの夏に訪れたコロラドで、この〈トポデザイン〉のバックパックを背負っている現地の人を本当によく見かけた。Tシャツ、ショーツ、そして件のバックパック。別段お洒落に気を遣っているワケでもなく、ごく自然に取り入れている姿が妙に格好よく映ったものです。それ以来、このブランドを何となくマークしているのですが、バックパック以外のアイテムも良いモノが揃っているんですよ。この夏にピックアップしたのは写真のマウンテンショーツ。なんてことの無いオーセンティックなスタイルですが、しかしウエストのウェビングベルトを赤く配色することで、どことなく90年代ライクな佇まいに。まさに、いまの気分にちょうど良いかなぁと。ヒップポケットにはアウトドアブランドお約束のブランドネームも。このネームデザインもまた、イナたくて良いんですよね。
各¥12,800+TAX

NOTES UNLIMITED
03-3845-0403
http://topodesigns.jp

EASTPAKイーストパックのキャリーバッグ

ワクワクさせてくれる旅の相棒。

夏が近づくと無性に旅に出たくなる。旅行ではなく、バカンスでもなく、旅。この“旅”って響きがよいのです。特に目的地は設定せず、成行きや偶然に身を任せ、自由気ままに旅をする。それがよいのです。初めての旅は幼稚園のころ、リュックの中にお菓子とお気に入りのロボットとビー玉を詰め込んで、見知らぬ隣街までひとり旅をした。距離にしてわずか2キロ程度だったけど、当時の自分にとっては大冒険。新しい景色を見ながら知らない道を歩く、子供ながらにそれだけでワクワクしたものです。さて大人になった今、どんなカバンを持って旅に出ようか。あの頃のように隣街への旅ではない。言葉が通じない、見知らぬ異国の地がいい。ならばカバンは、駆動性に長け、コンパートメントも充実し、少々ラフに扱っても平気な丈夫さを持つ頼り甲斐のあるキャリーバッグがよい。そして何より、旅をワクワクさせてくれる見た目、これが重要なのです。その筆頭として推奨したいのが〈イーストパック〉の「TRANS4 L」。ナイロンの質感のせいか、お馴染みのブランドタグのせいか、あの頃背負っていたリュックをどことなく想起させるこのキャリーバッグ、見ているだけで不思議とワクワクしてきませんか? さぁこいつを連れて、一週間くらい海外へとひとり旅にでも出かけようか。嫁に怒られそうですが。旅というよりは逃避行か。アーメン。
¥36,500+TAX

インス
0120-900-736

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