70年代後半からパリを中心にモードの世界に身を置き、今なお切れ味鋭い物言いで批評を続けるファッション評論家の平川武治氏。そんな彼が主宰するレクチャー「LE PLI会」が11月9日（日）、14日（金）の2日間に分けて、原宿のVACANTにて開催されます。

11月9日（日）のテーマは「ファッションの現在は？」。先日開催されたパリコレクションを実際に見て感じたことや、『何が"東コレ"を面白くなくさせているか？』など現状のファッション業界に関する突っ込んだ話から、国内のファッションシーンを変えたいという思いで発足したプロジェクト"HAPPENING"発起人のスタイリストの伏見京子氏をお迎えし、プロジェクトの全貌や今後の活動についてのトークセッションとなります。

11月14日（金）のトークテーマは「フィーチャーファッションの可能性」。2年前から平川氏が提唱し続ける"WITHOUT SEWING"という概念を軸に、"これからのファッションに新しさがあるのか？"について語るほか、最新号『ファッションはテクノロジーを求めている』が話題のWIRED日本版編集長の若林恵氏をお迎えし、クリエイションとビジネス両方の視点から見えるファッションの未来、SNSが浸透した今の時代における"評論すること"についてなど、ジャンルをまたぎ縦横無尽にお話し頂きます。

ファッション業界の方はもちろん、それ以外の方にとっても未来を考えていく上で貴重なレクチャーになると思います。特にこれからを担う若い世代の方は必聴です。ぜひご参加ください！