カッキー&翼
柿本 陽平
フリープランナー
熊本生まれ、熊工野球部卒。2003年に某セレクトショップに入社。現場を経験し、2006年より6年間プレスを務める。週1、2の海遊びでガソリン補給をしながら、ネクストステージに向け目下準備中。新しいモノより古いモノ、化繊より天然繊維が好き。
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ピーターアーツ。
2008.12.09
高校の頃。
アメカジ一辺倒だった自分は
古着屋で赤チェックのダウンベストを買った。
好んで着ていたら
周りに「アーツ、アーツ」って冷やかされた。
21歳のショップスタッフだった時の仕事帰り。
電車にアーツが乗っていた。
でかかった。
凝視していたら笑顔で笑ってくれた。
興奮した。
気づいたら完全にファンです。
ピーターアーツ38歳。
ファイターとしてはとっくにピークを過ぎているはず。
勝てない時期もあった。
1時代を築いたホースト、ベルナルドが引退。
それでもアーツはK-1に残った。
08K-1開幕戦前。
「シュルトが王者だとK-1がつまらなくなる」
そう言い放ったアーツは
3連覇の王者シュルトに挑戦した。
番狂わせは起こる。
シュルトに判定勝ち。
記憶に残るすごい試合だったとは言えない。
でもほんとに嬉しかった。
そして土曜。
K-1ファイナル、バダハリ戦。
何も出来なかったアーツ。
アーツが弱いわけじゃない。
バダハリの進化が並みじゃない。
23歳に必死に食らいつく
ふらふらの38歳。
正直胸は痛かったが同じくらい感動した。
一方
決勝まで勝ち上がり反則負けのバダハリ。
笑っちゃいますよ。
スター性と実力があってもまだまだやんちゃな子供です。
自分のために戦うのと
ファンのために戦うのと
どっちが正解とかはないと思うけど
背負ってるものと人を引きつけるものの差はでかい。
レミーのリベンジマッチも見たいが
いつか
アーツの世界1返り咲き見てみたい。
可能性薄ですが。
アーツの現役続行に期待します。
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