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小林二郎メイド イン ワールド ディレクター1971年生まれ、東京都出身、A型、乙女座。MADE IN WORLDのディレクター(何でも屋?)。衣、食、旅、日常を綴っていきます。www.madeinworld.co.jp

衣.食.旅

小林二郎
メイド イン ワールド ディレクター

1971年生まれ、東京都出身、A型、乙女座。MADE IN WORLDのディレクター(何でも屋?)。衣、食、旅、日常を綴っていきます。www.madeinworld.co.jp

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歴史

2009.01.21

メキシコは、マヤ、アステカなど天体観測に優れ、非常に精密な暦を持っていた文明が栄えた。
アステカ最大の交易所テオティワカン、アメリカ大陸最大のピラミッド。実はアステカ族がこの地に辿りついた時にはすでに廃墟となっていたそうです。このピラミッドを建設した種族、文明はいまだ謎。
太陽のピラミッド

月のピラミッド

高所恐怖症の私もがんばって登頂!!

アステカ族が滅びた一つの要因は、“人身御供”生け贄の習慣
当時のメソアメリカの多くの部族が雨乞いや豊作、または世界を維持するためにチャックモールと呼ばれる台に心臓を祀る生け贄の儀式を行って、生け贄にされるのは名誉な事と考えられていました、しかしアステカ族はより多くの生け贄を必要とし、他の部族を捕虜に取ってまで人身御供を行っていた為、スペインの侵攻のさい他の多くの部族がスペインに加担し、あっけなく落城したそうです。
その後スペイン人はカトリックに改宗させるため、神殿などをことごとく壊し、その上にカセドラル(教会)を建てる暴挙に? MEXICO CITYの絢爛豪華なカセドラルの下などには遺跡が眠っているのではと考えられています。


こんな乱暴な侵攻だったにも関わらず、現在国民の9割がカトリックに改宗したのはグワダルーペ(褐色のマリア)の存在が大きいのです。

12月9日少年ディエゴはテペヤックの丘で褐色のマリアを目撃した。そして起こった3つの奇跡はディエゴの叔父の病を治し、12月に咲くはずのないバラ咲かせディエゴ持たせた、そしてそのバラを包んでいたマントの裏側にこのグワダルーペの絵を浮き上がらせたといわれています。

ローマ法王庁が正式に認めるマリア出現の1つグワダルーペは先住民の肌の色を持つ褐色のマリアはまたたくまに貧しい先住民をも信仰するメキシコ人の精神的支えになりました。

歪んだ見方をすれば、改修させるためのプロパガンダとも揶揄されますが、実際現地に訪れると、地元の人々または世界中からの集まる信者が、石畳を外の境内から堂内の祭壇まで、痛みをこらえながら、ひざで進む膝行参拝'を行っています。彼等の目を見ればここに集まる者にとってどれだけの存在意義があるか感じます。また立派な建物ではありますが、カセドラルのようにけして華美ではなく権力の象徴にも見えないのが良いのでしょう。


カトリックの枠を飛び越えた信仰を感じます。





GOD BLESS 

 

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