HOME  >  BLOG

Shop / Brand Blog

栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

Blog Menu

色バリエとその寿命。

2009.05.26

このエントリーをはてなブックマークに追加

さて、本日は久々にスニーカーのご紹介を。

blogphoto26may09 004.JPG
<CONVERSE L. L. BEAN® LO CAMP SHOE SIZE: 8 ¥13,440>
コチラは90年代中頃にL.L.ビーンの別注でコンバースが生産したキャンプ用スニーカー。もちろんのアメリカ製で、このシリーズの中ではあまり見ないデニム素材のモノ。
このモデル、ハイカットとローカットの2タイプが存在し、どちらかというとローカットのほうが玉数が少ないような気がします。
そしてこのデニム素材、このシリーズの中でもおススメの1足なんです。
なぜかと言うと、大事なポイントは「トゥーキャップ&サイドパッド」に使用されているゴムの素材にありまして。。。

1)カーキ(セージグリーン?) X グリーン
2)ブラック X ブラック
3)ヌバックレザー X ダークグリーン
4)デニム X ホワイト(ココで紹介しているモノ)
5)ブラックウォッチ X ホワイト(トゥーキャップ) X ブラック(サイドパッド)
6)フォレストグリーン(濃いグリーン) X ダークグリーン
注)アッパー X トゥーキャップ&サイドパッド

上記の素材、カラーが、このシリーズで僕が今までに存在を確認しているモノで、順番は上から下にいくほど希少なモデルになります(僕の経験上。)。
そしてトゥーキャップ、サイドパッドにグリーン系の色を使っているモノは、悲しいことにここ数年で経年劣化が始まってしまっているんです。
もちろん保管状況によってそのタイミングが変わるとは思いますが、僕が所有していたグリーン系のモノは全てパキパキにひび割れてしまい、つい先日、残念ながらご臨終を迎えてしまいました。(履けなくなる訳ではありませんが、見栄えにはかなり影響します。)
ブラック系(2,5のモノ)は、何年か前に私物で持っていたモノを手放して以来、ここしばらく実物を見ていないのでなんとも言えませんが、僕が確認出来ているモノの中で現在(恐らく将来も。)でも劣化していないのはこのホワイトのみ。
僕が推測するに、ゴムに色を付ける際に使用する塗料(?)が経年劣化してこの現象が起こるんだと思うんですが、やはりこの辺の素材もポリウレタン(加水分解の原因となる素材。)と同じく約10年くらいが寿命のようですね。
この現象は加水分解と違い、メーカーも予測できない不慮の出来事だと思いますが、それにしてもスニーカー好きにとっては「涙なしには語れない悲しいハプニング」です。。。

※コメントは承認されるまで公開されません。