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栗原道彦フリーバイヤー(?)1977年生まれ2010年に有限会社ロストヒルズを退社。2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

クリちゃんがイクッ。

栗原道彦
フリーバイヤー(?)

1977年生まれ
2010年に有限会社ロストヒルズを退社。
2011年よりフリーでの活動を開始(?)。

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Shawl Shawl Shawl。

2009.10.03

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ようやく肌寒くなり、スウェット、薄手のニットなどを我慢しないで着れる時期になってきました。
僕も今春に展示会等でオーダーした新品が届いたり、春夏の間に買っていた秋冬物の封印を解いたりと、洋服を楽しむには今が一番良い季節なんじゃないかと思います。
まあ実を言うとアメリカの気候にヤラれて肌がバカになっているのか(?)僕はまだまだ半袖短パンでイケるんですが、さすがにこの時期にソレは洋服屋としてどうなのかっていう話になるんで。。。

そんなクダラナイ話はさておき、本日は若干フライング気味ですが、ちょっと厚手のニットくんたちのご紹介を。

blogphoto3oct09 001.JPGblogphoto3oct09 002.JPG
<30's SHAWL COLLAR PULLOVER SWEATER SIZE: 36~38, ¥41,790 SOLD
まずは以前のブログでチョイ見せしたコチラのヘチマくん。何件かお問い合わせをいただいていたので、今回はちゃんと全貌をお見せします。
まあモノについては今更あまり説明することもない、昨今、非常に人気の高いショールカラーのセーターです。タグが欠品してしまっているのが残念ですが、ウールの質感、凝ったボタンの作りなどから恐らく30年代頃に作られたモノだと思います。
この手のヘヴィーウエイトのセーターはカーディガンに比べてカブりのほうが圧倒的に玉数が少ないんですが、僕が推測するに30年代以降、コットン製のスウェットがポピュラーになってからはカブりの主流はウールからソレに移行していき、厚手のウールでも比較的着やすいカーディガンスタイルはその後も廃れることなく残っていったといった理由からじゃないでしょうか。

といってもカーディガンのほうが人気高なのは重々承知ですので、お値段的にはある程度こなれているかと。
コンディションも気になるダメージは襟周り、お腹の小穴数個くらいで、この年代のウールモノの中では比較的良いほうだと思います。
カラーも赤、白、緑など明るめのモノがほとんどなヘチマニットの中ではかなり希少なチャコールグレーと、合わせるアイテムを選ばない使い勝手の良い子ちゃんですね。

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<BUTTON STYLE COWICHAN SWEATER SIZE: M~L, ¥9,345 SOLD
続いては、「古着業界で毎年流行る流行ると言われ続けて早数年。」でお馴染みのカウチンセーター。
僕も去年までは毎年、シーズン前にそれなりに何枚か仕入れていたんですが、まあコレが売れない売れない。。。ということで毎年、春物立ち上がり前に早めに見切りをつけて蔵入りさせてきたバイヤー泣かせのアイテムです。
なのでさすがに今年仕入れたカウチンはコレ一枚のみ。
よくあるジップアップではなくボタンタイプ、派手な絵柄なし、「ナチュラル X ブラック」という男らしいカラーリング、グッドコンディションと、僕の中では4拍子揃ったかなりイカした子です。
コイツが早々に旅立ったら、その他のカウチンも試しに店頭出ししてみようかと思います。ハイ。

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<50~60's "BRENTWOOD" SHAWL COLLAR CARDIGAN SIZE: 40, ¥8,295 SOLD
締めは、コチラも最近人気の高いファラオジャケット風(?)なルックスのウールカーディガンで。
「チャコール X レッド」というカラーリングと首元まで閉まるデザインのせいか、コイツはかなり悪そうな風体ですね。
是非、太めの生デニム&オープンカラーのボックス型シャツなんかに合わせて着てもらいたいと思います。

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