いろんな意識を - 土（松井智則）

研ぎ澄ます出張？

福井県の織物工業組合が主催の

「JAPAN FUKUI TEXTILES」

にいってきました。

当初は3000社以上あった福井のテキスタイル工場も現在は400社ほどになっており

もっと産業を盛り上げようと主催されたイベントです。

朝8時の新幹線に乗って到着したのが12時。

いつもは岐阜羽島で降りますが

今回は米原乗換です。

集合時間が13時だったので、あわててご飯。

観光マップを頂いていたのですが、時間もないので

駅を歩いている地元の人達に

「一番おいしいソースかつ丼教えてください！」

というと皆の口から出てきたお店が下記。

かなりのボリュームのランチ後、すぐに参加者が集まり説明会。

今回のイベントの主旨を聞いて、４チームにわかれて

工場見学。

工場内の撮影は禁止だったので撮影はできなかったのですが

初めての体験で感動した。

僕らはデザイナーと話すことが多く、デザインがクリエイティブと大枠思ってやってきていたが

テキスタイルを作る方達のなんとクリエイティブなことか。。。。

一通り見学が終わると懇親会。

その日見学した工場の方や参加者の方とコミュニケーション。

大量消費のものだけでなく、良い物をどう後世に残すか？

どんな業界もそうなんだろうが、国の文化がなくなるのはいけないと思う。

突き詰めればよい素材を使っている日本のブランドがなくなってよいのか？

と同じになるんだろうから。

そういうことを考えると、ヨーロッパが自分の国の文化を守る姿勢って

本当にすごいと思う。

懇親会でたくさん食べたが、やはり岐阜出身で海が身近になかった私としては

寿司が食いたくなる。

そう、寿司を食べる。

そして下記は北京で結成した「チーム　SUSHI　」

フォトグラファーの伊藤君と

アートディレクターのよりくん。　

福井とはまったく関係ないですが

伊藤君は6月10日に初の個展をおこないます。

そして下記は海のない岐阜県で同じく生まれ育った深澤

ってまったく福井とは関係ありません。

2日目は今回のイベントに参加された16社を

全部展示して、参加者の方達と商談などがあった。

商社の方や、百貨店の方、メーカーの方

いらっしゃっていた方達とお話しましたが

業界がたどってきた色々な仕組みや

変わりつつある点、変わらない点

いろんなことがあることを教えて頂いた。

もっと物事をわからなくてはいけないが

知りすぎると、その範囲の中でしか

創造が出来なくなる。

意識の改革と、もうひとつ何か手にいれなくてはいけない。

今回の出張行けて良かった

福井の皆様ありがとうございました！