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水上万里子Writer / Interviewer / Media Concepter2008年US最大の音楽見本市“SXSW”でのアーティストインタビューをきっかけに渡米。NYにて様々なカルチャーやアートシーンを取材する機会に恵まれ、世界の音楽やヒトに触れる。現在は東京を拠点に、紙媒体の編集ライター、FMラジオの番組ブレーン兼作家として活動中。キャラクターは日本人のAmelie。

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水上万里子
Writer / Interviewer / Media Concepter
2008年US最大の音楽見本市“SXSW”でのアーティストインタビューをきっかけに渡米。NYにて様々なカルチャーやアートシーンを取材する機会に恵まれ、世界の音楽やヒトに触れる。現在は東京を拠点に、紙媒体の編集ライター、FMラジオの番組ブレーン兼作家として活動中。キャラクターは日本人のAmelie。

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Open your mind, close your eyes

2012.06.18

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只今ロサンゼルスは日曜日の夕方。
ベニスブルーバード沿いにある、カフェZinqueでのんきにビール。
もう完全にバケーションです。

本当は、この時間になると陽が刺しているんだけれど。
ビーチは曇り空。ベビーカーを押しながらビーチサンダルで歩く家族。
今日は父の日とあって家族でお出かけする姿も多く見られます。
手を繋ぐ家族の中心はお父さん。お父さんお腹すいた?とかって
気を利かせる子供の姿が愛らしい。

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3年振りのアメリカで、日本に戻ってからも日常的に英語を使っていたこともあって単語力はまだまだなものの、深いところまで人とコミュニケーションできるようになってきたことに驚き、そして自分をちょっと褒めてあげたいなぁと思います。


実は、ロサンゼルスで大好きな友達とちょっとした喧嘩をして、てんやわんやの日々を過ごしていて。そのことをここで話そうと思います。

私の性格は明るくてにこにこしてて、なんでもしゃべる子という風に周囲から思われているのですが。本当は臆病で、言いたいことを心の奥底にしまおうとするふうがあって。それでうまくいく人間関係もあると思うのでそのままにしていました。

ただ、今回は相手がアメリカ人ということもあり。
思ったことは話す、主張するという場所で育った彼らと心を通わせるということは。つまりは、自分は相手の意見がたとえ自分にとって傷つくことであっても受け入れることであり。相手がどう思うかは別として自分の気持ちを素直に言うことであり。
ときには耳を塞ぎたくなっても、ブチっと電話を切ってしまっても心の中には残るものであり。答えもないし。正解もない。
挑戦であるし。賭けである。タイミングでもある。

どんな結果になろうとも、想いを交わしたということは事実として残る。
信頼になるし財産になる。
そんなことを、相手とのやりとりや支えてくれている周囲の友達と分かち合いながら今ここにいます。

喧嘩をしている相手とはきっと穏やかな方向に向かうでしょう。(と願う)
本当に気持ちを口にしたときから、どんな関係になってもそれはかけがえのないものに変わるのだと、素直に思います。

すこしまじめになりすぎたかしら。


写真はHideki Makiguchiくんの作品。彼の写真を見ていると気持ちがフラットになって、穏やかな幸福を感じることができます。

帰国は21日。
この滞在で、沢山新しい音楽を仕入れてきたので
次は音楽の話でもしましょうか!


ベニスより 
まりこ
makiguchi-photo2.jpg

all photos are taken by Hideki Makiguchi


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