蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『2001:A Space Odyssey』
2010.01.01
『2001年 宇宙の旅』(1968)2001: A Space Odyssey
監督:スタンリー・キューブリック
原案:アーサー・C.クラーク(キューブリックと共同)
主演:キア・デュリア、ゲイリー・ロックウッド、ウィリアム・シルベスター
2010年新年あけまして初映画は『2001』から。言わずと知れた名作SFですが、ほとんどのヒトが鑑賞後多くの「?」を抱えるのではないでしょうか?『2010年』をみるためにもまずこれを観てから。わたしも難解な映画は苦手なので子供時代、SWに夢中になりながらもこの名作には特に思い入れがありませんでした。しかし1984年当時、『2010年』を観て謎が解けてからは印象が変わったかな。
冒頭の「THE DAWN OF MAN」から歴史に残る名シーンの宙に放った人骨が宇宙ステーションに変わる華麗な時間の跳躍(宙に放ったバナナがカロリーメイトにかわるCMもありました)。緊迫感ある宇宙空間の虚無とHALとの対立、木星付近でのモノリスとの邂逅...。その意味よりも五感で宇宙とその壮大な意思を感じる映画ではないでしょうか?
ダグラス・トランブルの特撮はすでに宇宙もののオプティカル・エフェクトでは完成の域。60年代ならではのモダンで細身のスーツ(そして丈はもちろん短い)はHARDY AMIES。デザインや構図、照明などその視覚に訴える美意識は素晴らしいです。
持っていたつもりで探しても出てこなかった『2010年』は年末にamazonで安かったので購入。お正月のお昼にちゃんと無事届きました。
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