蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『CLASH OF THE TITANS』
2010.05.02
『タイタンの戦い』CLASH OF THE TITANS
監督:ルイ・ルテリエ
出演:サム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、ジェマ・アータートン、マッツ・ミケルセン
おなじようなギリシャ神話ものですがSFファンタジーアクションとしては『パーシー・ジャクソン』よりも好み。そもそものギリシャ神話よりも物語のベースとしているのが1981年レイ・ハリーハウゼン(ストップモーション・アニメの神様)の遺作となった同作のリメイクなのでその筋の血が騒ぎます( ^ω^)登場するクリーチャーたちも意識しただろう造型。
サムはこういったSFアクションがかわいそうに続いてしまって...いい意味で安定して観れるけどちょっとかわいそうなくらい型にはまってしまったかも...反面ドラコ役のマッツ...顔の造作がどこかで見たことがあると思っていましたが、『カジノ・ロワイヤル』で血の涙を流すル・シッフルだったとは!大胆なイメチェン、お見事でした。
石光さんも言っていますが、これ3Dですか?っていうくらい奥行き感も飛び出す感も薄いですね(^^ゞクリーチャー他大胆な構図のバトルシーンなどCG時代ならではのスペクタクル!
...ですが、スクリーンいっぱいに丁寧にCGで描きこまれたデジタル・アートにしか見えないのは残念。一こま一こま魂がこもっていると思うのですが、手のぬくもりを感じるハリーハウゼンのもっていたマジックはそこには感じませんでした。それを言ったらSWの新3部作だってそうなんですけど。゚(゚´Д`゚)゚。
『シンバッドと七回目の冒険』、続編の『シンドバッド黄金の航海』...『タイタンの戦い』...巨匠ハリーハウゼンの作品たちはすでに古典タイトルですがまた観たくなりました。
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