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『The Boat That Rocked』

2010.05.21

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jedi_the_boat_that_rocked.jpg『パイレーツ・ロック』The Boat That Rocked

監督:リチャード・カーティス
出演:フィリップ・シーモア・ホフマンビル・ナイケネス・ブラナーニック・フロストエマ・トンプソン

クリノからどれだけすばらしいか以前から聴いていたので観たくてしょうがなかった。ようやく借りてきました。

1960年代英国には民間のラジオ放送などはなく国営のみ。POPミュージック(いわゆるロック)の黎明期でいまでも色あせることのない数々の伝説的な楽曲が生まれた時代。

1日45分までという国営の制限に立ち向かうために、北海の洋上で海賊放送を続ける熱くクレイジーなDjたち!

実話ではレディオ・キャロラインレディオ・ロンドンなどこういった海賊放送が複数あったそう。それこそ放送される音楽に制限があった時代ではありませんが、わたしも地元の土地柄FEN(WVTO佐世保)でUSAの放送を聞き、深夜まさに劇中のように真っ暗な枕元でこっそりオールナイト・ニッポンを聞いたあの頃のラジオがもたらす興奮と、多くのリスナーたちと同時につながっている独特の感覚を思い出しました。

ラヴ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督が撮るロック映画だけあって群像劇として洋上で暮らすDjたちの生活を描く手腕はさすが。彼らの存在がおもしろくない英国政府の役人にベテラン・ケネス・ブラナーを配しコミカルに描いたのも、いかにロック海賊たちが正しいのかを強調して面白い。ハチャメチャな数々のエピソードを中心に物語は進みますが、ラストの大事件と「Rock'n Rooooll!!」のビル・ナイのガッツポーズに目頭が熱くなる。

エンドクレジットで見られる数々のレコードジャケットに現代のアーティストのものも見られ(Marvin Gayeでオーッとなって、Kyleみつけて笑った)、特定の時代や、こまかなジャンル分けにとらわれない音楽に対するLoveを感じました。

当時のヒットチューン満載のサントラ...ジョージが買ってきたのかな?Districtのお店でもかかっています。どのシーンでどの曲が使われたのか一目瞭然なサイトを見つけました。みんなで歌う♪エーレノア♫、不意を突かれた突然のJimiの歌声...音楽の配置もまた素敵でした!


Comments: 2

初コメントです。
毎日楽しくブログ見させていただてます。
この映画自分も見ました!!
良い意味でバカな人たちで
最後の緊迫したシーンでのあの人たちの振る舞い
とかがとても好きで自分も同じシーンに出くわしたら
同じように振舞いたいですね(^^ゝ
これからも森山さんのブログ見ますので
頑張ってください!!
(ちなみに自分はスターウォーズの話がたまらなく好きです)

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