蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『The Reader』
2010.06.13

監督:スティーヴン・ダルドリー
原作:ベルンハルト・シュリンク
出演:ケイト・ウォンスレット、レイフ・ファインズ、レナ・オリン、ブルーノ・ガンツ、ダフィット・クロス
評判があまりにいいとついつい避けてしまう悪い癖。シリアスなものは特に(^^ゞ
ベストセラーの「朗読者」の映画化。ようやく重い腰をあげて鑑賞。あまり勉強せずに見たからなお良かったかな...
予告などで大体の筋は理解していましたが、それ以上にいろんな感情が詰まった内容でした。青年になったマイケルが引き返すあのシーンにはわたしもひとり思わず「あー!(ダメダメ)」と声を出していた...
人間常に正しい選択をする人生を歩むわけではないとあらためて実感させられる。"美しい物語"と絶賛されていますが、むしろ後悔と諦念の上になりたつ切ないノスタルジーのようなもの。これはちょっと若くて"無敵感"満載の時代には理解できない感覚かもしれません。
少年時代の愛の記憶とその後のすれ違って行く二人の人生の皮肉にも胸が痛くなりました。ラストの娘とのドライブがその後のマイケルの救いになれば...と願います。
原作のほうがさらに面白そう...今度読んでみよ
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