蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『Raiders of the Lost Ark』
2010.10.06
『レイダース:失われたアーク-聖櫃-』 Raiders of the Lost Ark
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:ジョージ・ルーカス、ハワード・カザンシャン
脚本:ジョージ・ルーカス、フィリップ・カウフマン
出演:ハリソン・フォード、デンホルム・エリオット、ポール・フリーマン、ジョン・リス・デイヴィス、カレン・アレン
うちの中学生が引っ張り出して観ていたようで、わたしもついつい。
やっぱり"侵入者"を意味するRaiders(しかも複数形)のタイトルのこの作品が一番好きです。なんだかいつの間にかタイトルもIndiana Jonesがつくことになってるし。
ルーカスにはパルプヒーローの冒険活劇もののアイデアはSWのころからあったようで、フィリップ・カウフマンが聖櫃探しのアイデアを提供したとか。スピルバーグがジェームズ・ボンドものを撮りたいという話をしたところ、こんなアイデアならあるけど...と。
アカデミックなキリスト教の伝説とオカルト、ナチスを結びつけたのは当時画期的でした。これをきっかけにひとつの映画ジャンルが誕生したほどの発明品(同様にSWも)。ちょっとだけ観るつもりが結局最後まで止めることができなかった( ^ω^)
駅馬車が元ネタだとわかってはいてもトラック・チェイス・シーンはいま見ても手に汗握ります。もともとのプロットノートにはマリオンに会いに行く途中で上海経由、大きなドラを盾に使って銃撃戦を逃げ、飛行機上では眠った間に乗客もパイロットも逃げてしまい、ゴムボートを使って脱出、廃坑でのトロッコのチェイスシーンもあったとか。さすがにそれだけのアクションは盛り込みすぎ!予算の都合で無くなりましたが、せっつかれて数カ月で仕上げた(スピルバーグもびっくりしたほどの猛スピード)2作目の脚本に、しっかり焼き直されて登場しました(だからそんなにはやく脚本が上がったという)。
魂の井戸での大量のヘビのシーン用に血清も用意され万全の安全体制...かと思えば上げ底で組んだ(SWのダゴバでも使用した)ステージの下へ蛇が落ちたり、死んだり...。後でわかったことでは血清もすべて使用期限が切れていたとか(^^ゞ誰も咬まれなくて良かったね!
小難しいこと言わないで映画は楽しむものでしょ?って教えてくれる作品です。そういう意味ではSWに並んでわたしに大きな影響を与えたと思います。
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