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森山真司ディストリクト ショッププレスプレス兼ディストリクトホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員www.district.jp

蛍雪ジェダイ

森山真司
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みちゃいけないものをみた

2011.05.22

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2011/05/20
17:55
小5が自転車で転んで怪我したと最近では珍しくしくしく泣きながら帰宅。またまた大げさなー...どれどれ見せてみろとTシャツをめくった瞬間大声でわたしも「ギャー」。しくしく泣いていた息子もわたしの驚き具合にわんわん泣きだした(^^ゞ気を取り直して大丈夫大丈夫と。

左わき下(胸の横)切創...深さ1.5cm×長さ7cm×幅2cmくらいで、その深くえぐれた中には白いものが...とっさにあばら骨露出?と考えましたが(深さで行けばそれくらい軽く到達する深さ)、あまりのグロさに観察できなかった。ただしダラダラ出血というわけでないのが幸い。

どうしていいかわからないまま数枚ティッシュをまるめて傷口にあてて本人に押さえさせ、とにかく医者!と。家族の保険証、医療証、数々の診察券でパンパンになったCONNOLLYの長財布だけ持って飛び出した(財布を忘れている(^^ゞ)18:00

18:05
大慌てで縫ってくれるだろう近所の医者に自転車でむかったけど診療時間が過ぎてダメ。内科小児科なんだけど信頼できるいつもの先生に電話して処置はできないかもしれないけど、診てはくれるというので連れて行くことに。ただしいつも混んで待たされる。

待っている間にどんなふうに転んで何が原因なのか詳細を本人に確認するけど、とっさのことで覚えていない。左手を地面について転んで何かにぶつけたところがヒリヒリ痛かったのだけは覚えている様子。オバサンに「大丈夫?」って声をかけられたけど、「大丈夫です」と起き上がって帰ってきたそう...。友だちに見られるのは恥ずかしいから泣かずに我慢したけど信号待ちの時に恐る恐る傷をみて、やっぱりビックリして泣きだしちゃった。

20分ほど待ったかな...その時点で30分ほど経過したティッシュもなぜか外側は白いまま傷口に触れていた箇所だけ赤く血に染まっている程度でほんと出血がない。まずは傷口を...とティッシュをとった看護婦さんもその場で「ギャー」&「あ、これはうちじゃだめだ」と。わたしも2度目に傷を目にしたけど、最初のとっさの印象(深さ1.5cm)よりも深い...あわてて目をそらした。脂肪層に到達する切創と診断(あばらじゃなかったー汗)。大きな病院の緊急外来に紹介状を用意してもらい電話で縫合処置の依頼...(動転していたせいか診察券は長男のものを出し、帰るときにはCONNOLLYの長財布を忘れて行った(^^ゞ)19:05

22052011148.jpg


19:20
さらに15分ほど自転車を飛ばして大きな病院の救急外来へ。外科の先生が来るまで15分ほど待つ。助手の女医さんと若手の外科の先生が処置室のストレッチャーに寝かせて傷口をみる。ここでも女医さんは「うわー」的な感嘆符を漏らす。

担当の先生はじーっと傷を眺めること10秒ほど。縫合するくらいの傷だけど幸い血管をたいして傷つけていないようで、じくじく出血する程度。その様子を見ての判断で縫うのではなくテープ止めにしましょうと。周囲をイソジンで消毒、傷を水(こういう場合生理食塩水?)で洗う...。これが一番息子も痛がった。枕元にわたしも座って右手を握ってあげて力をわけてあげました。強くに握り返してくるけど泣きはしないのがエラい...わたしはもう傷は見れなかったけど(^^ゞ

創傷閉鎖用テープを数枚使用して傷口を閉じ、今夜はじくじく体液が出るからと厚めのガーゼを上からテープで固定して処置は終了。痛み止めのとんぷく薬(カロナール)を処方してもらう。うまくくっつくか様子をみたい(ダメなら縫合します)ので翌日朝10時に同じ救急外来で診察してくれることになって退出20:19

20:55
帰宅。ヨシワラさんに電話で息子の怪我を報告&明日の朝、通院のため出社が遅れることを相談...ご心配おかけしました!その後息子とふたりだけで夕飯を。

22:00
夕飯を食べた後はお風呂に入るわけにもいかず早々に寝かせた。痛がる様子もないから痛み止めはなし。冷静に考えるとあばら骨でたいせつな血管は内側に守られているし、神経も稠密じゃないのかな?たいして痛がらないしで、場所が良かったのかなんて考える。脚やら腕やら首やら動脈とか傷つけなくてほんと良かったと...。思いながらも血の気も引いてぐったりだったのでわたしもお風呂に入って異例の早さでベッドに24:00

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自分も骨折は脚と手首を二度経験、脚の骨折は2本釘を入れた手術で12針縫合×2回を経験しているし、長男も骨折を二度、頭はワックスのきいたフローリングをスライディングしていて頭を割り、ポッターばりに額を8針縫い、次男のこいつも幼いころに顎を切って3針縫っている...傷には免疫があったはずなんだけど、たぶんわたしがお腹を開ける手術をしたことがないので胴体の傷(それも深いもの)には生理的な苦手があったのかも。JAWSの劇中ちらっと映るサメによる傷の画像とかあんな"みてはいけないものをみた"戦慄の感覚...。TVや映画の手術シーンとかも目を覆うタイプなのでちょっとトラウマ気味。あの傷を思い出すだけでぞーっとする。

あとから色々考えるにたぶん転んだときに自転車のハンドルで突いたのかな。使い方も荒いので先端についているゴムのハンドルガードも欠損、ステンパイプがむき出しだったし...。あと何度注意しても立ち漕ぎと上手くもないのに片手運転とかしてたしな...。
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2011/05/21
10:00
あらためて昨日の先生に診てもらう。テープはずれるわけでも傷が開くわけでもなく、いい感じに固定できていることだけ確認。もうちょっと長期的なガーゼと防水シートがいっしょになったシールを傷口の上から貼り直してあっさり処置完了。表面の傷は3日ほどで閉じるので運動も週明けから痛くない程度にできますよとのこと。それでも化膿とか破傷風とかの心配を伝えたら水曜日にまた診てくれる事になって退出。化膿したら高熱も出るし、そうなったらもう一度開いて洗いますだって(^^ゞ

今日もいい天気になりそう10:10

10:39
ちょっと遅刻して仕事に向かう電車に乗りました。

21052011146.jpg
一日経過
息子は傷のひどさよりも縫わなきゃならないことが心配だったようで、一安心しています。痛みも他人が想像するほどでないのかぐったりしている様子はなく元気。明日は早くから少年消防団のあつまりにも行くつもり(もちろん傷をかばいながら)。あの傷をみてしまったわたしのほうが引きずっている...。自転車にはもっと気をつけて乗るようにこれでなってくれるかな。

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それにしてもあの傷...目に焼き付いてときどき悪寒がする...自分じゃなく息子の傷だからだろうな...頭が真っ白になった。ホント他の箇所だったりもっとひどかったらと考えるとゾクゾク恐ろしい戦慄が体を走ります。こういう感覚は長男が生まれて以降とってもデリケートになった。親の本能的なものかも...。傷の写真を撮っておけばよかったとも思うけど、とんでもない!アレをマジマジと見る勇気はわたしにはやっぱりなかったし、もう一度は勘弁してほしい。゚(゚´Д`゚)゚。

お願い!!もう怪我してこないで(さらに他人を怪我させないで)!

Comments: 6

大したことなくてホント良かったですね。子供のケガはビビりますよね。ウチも似たようなもんですw。

森山さん、


この度は誠ご愁傷様でありました。お子様も大事には
至らなかったようで何より、読んでいて胸を撫で下ろしました。


毎日拝読しておりますが、これほど気持ちがつたわるテキストは
今迄になかったように思いますし、あとから纏めたものとはいえ
子を思う真心と焦りがおそろしいほど感じられました。


じつは、今月3日にはじめて親となり、息子を持った身としては
ほんとうに読んでいてハラハラしました・・・
やんちゃな男の子が成長過程で、親はどれほどいろんな心配を
させられるものなのか・・・いやはや肝に銘じます!


はやめの治癒をお祈りします、、どうぞお大事になすってください。


ろくたろうパパ

こんばんは。かなり詳細なレポートありがとうございます。
最初JEDIさんが小さい時やんちゃだったのを聞いてたので、うろたえているのをちょっと不思議に思っていました。
でも、確かに手や足の傷は見れても、おなかの傷はちょっとうろたえてしまうかも。ましてや脂肪層に達してるなんて。
でも、二男君が意外としっかりしてる状況や親としてびっくりしているところの描写をある意味楽しく読ませてもらいました。
二人の息子君の成長を感じられてうれしく思いました。
でも、何度も言っているかもしれないけど、JEDIさんのDNAはしっかりと息子につながっているなと毎度思います。(^v^)
でも、このまま痛くなったり、大変なことにならないといいなと心配してます。
また、よかったら後日談が聞けると嬉しいです。
お大事に。

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