蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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『Rise of the Planet of the Apes』(2011)
2011.10.11
『猿の惑星: 創世記ジェネシス』Rise of the Planet of the Apes(2011)
監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ、アンディー・サーキス、フリーダ・ピントー、ジョン・リスゴー、ブライアン・コックス、トム・フェルトン
SF映画の古典中の古典、『猿の惑星』...たくさん続編が作られたりティム・バートンによるリメイク(2001)だったりと過去に何度も映画化されましたが、今回はではなぜ猿の惑星と化したのかという起源にせまる内容...ということでちょっと趣が異なる。
他の作品がSFの衣をまとっているのに対して今回は舞台を現代のサンフランシスコに移し、薬物による動物実験とその副作用に焦点をあて人間を超越する知能を備えたチンパンジー=シーザーの周辺を丁寧に描きだします。
1968年の作品へのつじつま合わせで火星有人探査出発のニュース映像や遭難の新聞記事などを挟んでくれるなどホントに丁寧に...。伏線の数々が綺麗にまとまり、無駄な描写もなく、アンディ(ゴラム)サーキスの物いわぬ演技(モーション・キャプチャーだけど)の表情だけで物語を推し進める内容は第一作目の時の衝撃に匹敵する見事なSFデシタ。
本編中、9割はサルばっかりですが...
フリーダ・ピントーの美しさがかえって引き立ちます^^
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