蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
www.district.jp
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BENDABLE,FLEXIBLE
2012.12.15
この時期に春物の新作が入ってくること自体、とっても新鮮なんですけど...。
Scyeの別注レギュラーカラー・オックスフォード。
で、レギュラーカラーというと(いや、ワイドスプレッドでもそうですけど)真面目なシャツには必ず付いてくるのがカラーステイ。
襟をピンとキレイに整える芯のようなものですが、昔は牛骨や貝をもちいたものだったり、洒落モノは自前のシルバーのカラーステイをイニシャル入りであつらえたり、ステンレスやファブリックに針金入りや...全く見えないところですが"紳士"はこういうところにもこだわりと愛情を注ぎ込んでおりました^^
わたしも沢山持っています。
むかしからワイシャツといっても洗いざらしで着るヘンクツものだったので、硬く糊付けされたカラーも嫌い。漏れなくこのカラーステイを抜いてショットグラス(わたし呑まないし)の中に無造作に突っ込んで溜め込んだだけなのですが...。
襟のデザイン、メーカーによってこのカラーステイが入るべきスリットの幅やカラーの剣先って、長さが違えば当然カラーステイの長さも違うわけで、気付いてみたらいったいどのステイがどのシャツに合うのかまるっきりわからなくなってしまっていました><

そういえばラングラーのウェスタンシャツにも入っていましたね。ロデオ・カーボーイにとってはウェスタンシャツは正装の様なもの。
はげしいライドでシャツの裾が出ないようにかなり長めの裾でしたし、襟先は常にピンとしていないと...という美学があったのでしょう。でもでもあのシャツのカラーステイって袋が縫い閉じられていて取り外せないんですよね。まったくイライラしました^^
ながながと脱線しましたが、今回のScye別注レギュラーカラーにも当然このカラーステイが入っています。
しかも形状記憶というか形態安定というか、お気に入りのカーブにクセ付けできるスグレモノです。
ここでまた脱線ですが、スパイモノの小説中のネタで、旧ソ連時代の国営エアロフロートの座席は乗客を思い通りのカタチにしてしまうとかなんとかそんなはなしを思い出しました。
全然関係ないけど。
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