蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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発掘-IKE
2013.05.24
IKE BAHER(アイク・ベーハー)はマドラスチェックやオックス無地はたくさんあって思い出したようによく着ます。
90年代のインポートブームの頃、アメリカ製のBDシャツメーカーが人気でTroyやSERO、GITMAN BROS.、INDIVIDUALIZED SHIRT、B.D.BAGGIESいろいろ買いました。
...そんな中でなぜだか頂点にあったのがアイク。
確かに一本針で巻いた脇縫いやケンボロ裏の始末、襟腰裏のダイヤモンドキルトステッチ、センタースプリットヨークなどなど...細かなところまで抜かりの無いクオリティで20年経った今でも現役で着られます。
オリーヴ・コーディネイトにハマっていますがベージュのツイル生地を発掘したのでこのところ、よく登板してもらっています。
こうやって書くとさぞかしいいシャツ。今では買えないMADE IN USAの魅力!って方向に見えますが、いいたいのはそういう事ではありません(・∀・)
今売られているシャツはなんてバランスが良いんだろうというハナシです。
店頭でシャツの裾を出して着たいから短めが欲しいとおっしゃるお客様を対応する事があります。もちろんそういう目線で作られたシャツもたくさんご用意していたりもしますが...
本来のシャツのテイルはトランクス(下着)の役割もはたしていた箇所なわけで当時はこういうお尻が隠れる丈しか無かったんですよね(英国製のシャツはたいていさらに長い作りです)。アームホールもこうしてみるとドルマンスリーヴ?かと思うほど広いです。
中に着てしまえばわかりませんけど当時はコレが当たり前だったわけです。けっしてシャツ単体では着られないですね(^^ゞ
当時を知らいないDistrictの若いスタッフたちはこの大きな大きなシャツを見て一同ビックリ。Districtオリジナルシャツが提供するタイトフィットバランスのありがたみを勉強しました(・∀・)
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