蛍雪ジェダイ
森山真司
ディストリクト ショッププレス
プレス兼ディストリクト
ホームページのコントロールとウィンドウディスプレイ担当。キャリア20年超のジェダイを目指す名物販売員
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南海の大決戦
2013.08.30
『PACIFIC RIM』
監督:ギルレモ・デルトロ
すべての怪獣ファン、ロボット好きのための映画。
お台場ガンダムに柏手をうって"FAT OTAKU HEAVEN"とのたまったギルレモさんはねっからのJapanカルチャーオタク。
オタク愛にハリウッドクラスの製作費と現在の優秀な人材を集めればなんだって出来てしまうという、すばらしいエールを日本に頂いた気がします。
もう、いろんな元ネタがあり過ぎて常にどこかでみたようなデジャブに襲われっぱなしでした(・∀・)
その操縦スタイルってまさかライディーン!? ロケットパーンチ!!?
ストーリーを語るのも野暮ですが、これまた典型的な人物設定とお話の運び。
闘えないトラウマを持つ主人公の克服と成長、幼い頃の恐怖を復讐心にかえた女子キャラの欠陥、過去の勇者で癒えない傷を負った隊長キャラに、深い意味なく敵対心を燃やして主人公をあおるライバルキャラなどなど(^^ゞいずれもアニメや特撮モノの常套キャラの連続。...萌えキャラ役を担った菊池凛子の演技はどこまでもアニメ・リアクションで少しばかりこそばゆかったけど...
モンスターではなくKAIJYUとよばせ、のけぞりながら咆哮するサマはリアルを超えて、まさに日本の怪獣特撮もののそれ。CGでありながら重量感やトメのアクションなど日本特有の美学をしっかり研究しているなとつくづく感心。
それがまたこのスケール感で味わえるのが日本人のわれわれにはカタルシスだったり(・∀・)
まさに"FAT OTAKU HEAVEN MOVIE"でした(・∀・)
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