ハードコア 。
2012.08.15
80'Sのマイク・ヴァレリーのTシャツに、
黒地に黒の刺繍のアンチ・ヒーローのキャップ。
もし、街でそんな恰幅のよい60代のおっさんを見かけたら...。
それ、僕の親父です。
もちろん、彼はそのTシャツの意志や、キャップの強さは、
まったく知りません。
僕が当時着ていたものを普通に着ているだけです。
時代劇専門チャンネルしか見ないような、
スケートカルチャーには無縁な人生を過ごしています。
まぁ、生粋の関西人なので、言葉は家では激しいですけれど。
僕の息子は、一緒には暮らしていないのですが、毎日のように、
スカイプで話しています。
15歳。今のところ、ハードコアのかけらもない様子です。
音楽はそれはもう幅広く聴き、早熟なほどですが。
少し前に食事に行ったときの、セレンディピティといいますか...。
ヘンリー・ロリンズなんて知らないはずです。
マイク・ヴァレリーなんて、絶対に知らないはずです。
僕は、ダブル・タップスの
MY WAR IS NOT YOURS とプリントされたTシャツを着ていました。
まわりからしたら、
激しい3世代に映っていたかもしれません。
目黒のファミレスで。