独自の視点 。
2012.12.03
もう、ほぼ過ぎましたけれど、
いっとき、よく聞かれたこと。
「 淳さん。最近の雑誌、どうですか 」。
僕はきっと30歳オーバーな人たちからすると、
" 雑誌によくでてた人 " 。
そう、過去の話しです。
自然の流れで、露出していくようになって、
自然の流れで、露出も減っていって。
ごくごく自然現象だと思います。
世代交代も当然ですし、
揺るぎない事実として、
僕も、誰しも、歳をとる ということ。
女性誌は、30代、40代がメイン、ターゲットに設定してあるものが
登場して、
開拓されていっていますし、
活気も、華もあると感じます。
男性誌も、みな、どの雑誌独自の視点を模索している最中の状況なんだと
感じますし、
東京という街を拠点に置く意味も、模索している様子にも感じられます。
「 雑誌がおもしろいか 」。
ここ最近になって、ごく少しですがパラパラと読む程度の僕には、
雑誌がおもしろいかどうか、わかるはずもなく。
なので、
その問いに、答えられるはずもなく。
わからないから おもしろくない という方程式が好きじゃないんですね。
わからなければ、調べればいいし、勉強すればいいだけのことですし。
わからない って、案外チャンスだったりするわけで。
調べる なり、知ってそうな人と話しをする時間をつくる。
最新号 ということはイコールで " 最新の流行 " " 先のトレンド " ということではないですよね。
毎日、入荷されてくる商品が " 新しい " か。
新入荷なことは間違いないですが、
" 新しい " かどうか。
僕は、正規ディーラーで購入することが好きです。
けれど、中古のハイブランドを扱うお店でも買いますし、
古着屋も行きますし、
ネットオークションもします。
ただ、
インナーだろうが、下着だろうが、
ファストブランドだけは身につけません。
こんなようなことを、すべて 映画に置き換えて考えてみます。
驚くほど、いろんなことが見えてくるような気がします。
そんな気がするだけなのかもしれませんけれど。
独自の視点 。
そんなことを、強く考えさせられた雑誌の最新号。
季刊 ノーバディ 。
映画芸術
映画秘宝
nobody
この3冊は、あまりに視点が独特なので、
読んでいておもしろいです。
どっちつかずは、どっちもつかない ということなんじゃないでしょうか。