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オノ セイゲン空間デザイナー/ミュージシャン録音エンジニアとして、82年の「坂本龍一/戦場のメリークリスマス」にはじまり、多数のアー ティストのプロジェクトに参加。87年に川久保玲から「洋服が奇麗に見えるような音楽を」という依頼により作曲、制作した『COMME des GARCONS / SEIGEN ONO』ほか多数のアルバムを発表。Photo by Lieko Shiga

RECORDING, SOUNDS and ENVIRONMENT

オノ セイゲン
空間デザイナー/ミュージシャン

録音エンジニアとして、82年の「坂本龍一/戦場のメリークリスマス」にはじまり、多数のアー ティストのプロジェクトに参加。87年に川久保玲から「洋服が奇麗に見えるような音楽を」という依頼により作曲、制作した『COMME des GARCONS / SEIGEN ONO』ほか多数のアルバムを発表。

Photo by Lieko Shiga

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初日に行ってきました(つづき)

2011.02.20

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 昨日のオープニング画家クラーク志織さんの作品を見るため、狭いロビーは一時は入りきれないほどの大盛況だった。おそらく雑誌の編集者とか音楽に関わっている方以外は、音楽評論家それぞれの名前は知っていても、容姿、顔やみなさんの趣味まではご存知ないと思う。この7人と私は古い友人でもあり、志織さんのおかげで昨日はここで5名が一同に会するという、内輪の盛り上がりで恐縮だが「スゴイ!!」ことになってしまった。10年、15年ぶりの再会もあり、80年代から編集者に育てられたなぁ、という話題から、最近の若い編集者、評論家の勉強不足の指摘まで話は尽きなかった。で、やはり爆笑トークになったのは、それぞれの肖像画がいかに、容姿、性格、特徴までをもよく捉えているか!

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 そして、志織さんがひとりひとりにアポを入れて、会いに行った時の話は(それがうまく画に出ている!)ウラコメントで付していいくらいスリルがあった。その1:門前仲町えきで待ち合わせして、青木さんは「喫茶店」でいいと思っていたのだが、いきつけの「居酒屋」に変更した。店内の視線は一気に美女の方へ。下町で常連さんたちが次々と声をかけてくる→「日本ショク、ダイジョーブウ?」「おハシつかうのジョーズですねえぇ」←なぜか外国人風のアクセントで。青木「この娘は英語はしゃべりません、日本語しゃべりますから」と何度言っても、お酒のせいでさらに、みんなの日本語アクセントがますますおかしくなった、そうだ。

 そんなバックグランドも想像しながら、鑑賞してください。2月末日まで。
 なお展覧会期間中、サイデラ・レコードの商品が20%オフでご購入いただけます。

DSC01750.jpg

「7人の音楽評論家の肖像展 / クラーク志織」

登場する7人の音楽評論家(50音順、敬称略):
青木和富・今井智子・小沼純一佐藤英輔高橋健太郎松山晋也・増渕 英紀  
各々「音楽評論とは何か 」の一言が添えられます。

期間: 2月 28日(月)最終日は20:00まで!
26日、27日はお休みとなります。
協力: 有限会社 サイデラ・パラディソ  地図