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「Diggin' Books」

2012.06.05

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近頃、東京では代官山の蔦屋書店のようにいろいろなサービスも楽しめる本屋さんや、ZINEだけを取り扱ってる本屋さんなど、それぞれテーマを持ち、新しい本の楽しみ方を提案する本屋さんが増えています。このブログでは、かけだしライターの私、宮本 賢がそんな本屋さん訪れて取材。本を読むこと、探すこと(=Diggin' Books)のおもしろさを教えてもらおうという企画です。
第1回は茅場町にある森岡書店を訪ねてきました。
森岡書店○東京都中央区日本橋茅場町2-17-13第2井上ビル305号森岡書店 ☎03-3249-3456 営業時間13:00~20:00 日休


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大学卒業後、神田の『一誠堂書店』に入社し学術書を中心に扱っていた森岡さん。
当初は定年まで働くつもりだったが、突如自身のお店を開くことを決意。そのきっかけとは?
「この建物ですね。私が借りる前は古道具屋さんがはいっていて、それを見に来たところすごくいい建物だなって思ったんです。天井の高さとか壁の質感とか、川沿いっていう立地とか。そしたら『この店を辞めて長野で有機農業します』って張り紙があったんです。そのときに『ここ、古本屋にしたらいいんじゃなか』って直感が生まれて、1週間でやることを決めてしまったという感じですね」

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海外の写真集や美術書を多く取り揃えて言いる。その中でも1930~1972年の対外宣伝紙(プロパガンダ)は特に多く所持しているという。
学生の頃から好きだったという夏目漱石や細江英公などの作家のテーマに『二元の世界観』が多かったことから影響を受け、テーブル、窓、ランプなどは全部"対"になっている。陰と陽、静と動などの二元の世界観を出したかったという。本も平和の写真集の隣には戦争の写真集みたいに対のイメージで置こうとしていたが、今は実現できていないとのこと。

今回は、森岡さんと選んだ中から1つ、対外宣伝紙をピックアップ!

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『JAPAN PICTORIAL』/鉄道省国際観光局発行
戦前の鉄道省国際観光局という所が作っていた珍しいもの。
「対外宣伝紙というジャンルはおもしろいです。この本はデザインは原 弘。写真は木村 伊兵衛や、小石 清とか渡辺 義雄というメンバーですごい豪華。ただ日本を紹介してるだけなんですけどすごいおもしろい」
この他にも他では見れないようなおもしろい本を紹介して頂きました。
完全版はこちらで!

http://http://blog.magazineworld.jp/popeyeblog/21137/

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