ハヂメちゃんの独り言。
植村肇
US Director
ひょんな事から17歳で渡英し、19歳から2年間カナダに滞在。帰国後、文化服装学院に入学。新卒で某大手セレクトショップに入社。3ヶ月というスピード退社後、今は亡き原宿の某老舗アメカジショップ勤務。2000年に独立し現在に至る。
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70's FLAVOR with CORDUROY PANTS.
2013.10.10
本日は、この秋冬の大本命ボトムスと言っても過言では無い
CORDUROYなボトムスを大フューチャーしたいと思います!
既にUs実店舗では、飛ぶ鳥を落とす勢いでかなり良い反応を得ている
パンツとなってます♪
70'sのアメリカは西海岸を中心に、サーファーやスケーター、そしてバイカー等の
STREETを根城にする若者の間で大ヒットを飛ばした、CORDUROY PANTSを
アスが独自の見解で、無骨で図太いディテールを持つPAINTER PANTSと
スタイリッシュで都会的なイメージの、スリムな5 POCKETスタイルのパンツとを
融合させたボトムスをSMITH'Sに別注して製作した一本になります。
独特の起毛がかった生地感と、温かみのある肌触り&ルックスがコーデュロイの特長で
いわゆる西海岸特有の緩い空気感と相まって、これぞウェストコースト的なパンツの
イメージを作っているのだと思います。
70年代は、VIETNAM WAR意外でもいわゆるFREE SEXやDRAG CULTURE、そんでもって
CHOPPER CULTURE等も花開いた時代でもあるので
そんな側面からもやはり、ユルさの象徴的なZIGZAGやBEER、更にはARMY SHIRTSなんかとも
相性が抜群なボトムスと言えます。
しかし、、70's当時のカリフォルニアが如何にユルユルだったかが
こんな↓子供の写真からも何だか連想出来ますよね・・・・
しかし、シャレオツっす、、当時のアメリカのお子さんは!
ちょいロン毛のヘアースタイルに、パーカー&コードパンツ・・・・
さて、本題のSMITH'Sのアス別注コードPTに話を戻しましょう。
穿いた感じの感想は、太腿から裾に向かって一気に
スタイリッシュにテーパードが入ったスリムなシルエットと
ワーク系のラフな股上の少し深いと言える腰回りが見事にクロスオーバーしていて
印象としては、ナヨナヨしていないスリムシルエットと言うのが妥当かと。
ご覧下さい!
超キレイなこの美脚シルエットを!!
更に、頑強な三本針で縫われた、アウトシームの迫力あるステッチワークや
ワークパンツを思わせるスラッシュポケット等もこのパンツのキモと言える唯一無二な
ディテールになります。
スリムなスタイルには似つかわしくないと言える
まさに、ワーク然とした大振りなバックポケットが配されているのも
このパンツがナヨナヨしていない、スリムなんだけど
男っぽい印象に見える要因に一役買っているのだと思います。
UEMURA的コードPTの料理方法としては
ZIGZAG RAGLAN TEE, SERAPE RAG VESTなんかを合わせた
70's NOMAD STYLEがお勧めDEATH。
カリフォルニアンなユル悪アメカジと言った感じでしょうかね・・・・
UEMURA
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