HOME  >  BLOG

Shop / Brand Blog

宇野毅UCS&ONEHUNDRED ATHLETIC MANAGER

UNO(A)blog@houyhnhnm

宇野毅
UCS&ONEHUNDRED ATHLETIC MANAGER

Blog Menu

UFC FIGHT NIGHT Fight for the Troops

2008.12.13

12月10日(水)、昨年行われたCAGE FORCEウェルター級(-77.1kg)トーナメント覇者の吉田善行選手が、UFCで自身2戦目を戦ってきました。
今回対戦する相手は、UFCでも神の階級と称されるウェルター級でトップ5に入るジョシュ・コスチェック選手。


その結果は、残念ながら1R KO負けでした。
CAGE FORCEで勝ち続けた力を、そのままUFCの初戦で見せつけていた吉田選手だったので、正直この内容には驚いています。
そして、この結果と以前投稿したWECでの結果を見て、日本人選手にとって北米でのトップどころの壁はかなり高くなっていると感じました。

だいぶ前にNEXUSVIIの今野さんから聞いたお話ですが、アメリカ西海岸の道場では既に小さい子達が"MMA"という競技を習っているそうです。
UFCというアメリカ国内でメジャーなコンテンツが一般層に認知されている事が後押しして、柔術でもなく、ボクシングでもなく、"MMA"という競技自体が知られていることが、そんな流れになっているんだなと思います。
そこで組み立てられる技術や戦術は、先人達が暗中模索して"MMA"という競技で色々な格闘技の特性を組み合わせてきた時代から、"MMA"という競技が確立した現在とではまったく別物で、結果その競技自体の質が変わってきているはず。そして、多分、これからはもっと変わっていくのだと、、、

そんな環境から出てくるファイターと闘っていくには、もう少し先を見据えて考え方やシステムを変えないと世界の"MMA"から取り残されていく予感が、、、。
でも、それはひょっとすると選手育成の場である道場だけの話ではなく、メジャー興行のあり方だったり、マスメディアの報道姿勢だったり、、、。

日本を飛び出して大活躍したメジャーリーガーの野茂やイチローのように、自分はこの先もずっと、MMAという世界で通用する日本人ファイター達を見ていたいです。

がんばれ日本!!

#MMA PLANET


Photo&Text by 宇野毅/宇野薫商店

※コメントは承認されるまで公開されません。