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ONE DAY WITH EASTPAK

2014.05.27

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〈イーストパック(EASTPAK)〉を愛用する個性豊かな4人の『とある一日』。本人のライフスタイルと合わせ、そのバッグの魅力に改めて迫ります。なぜ彼らは〈イーストパック〉を使い続けるのか。なぜ彼らは今も昔も変わらずに、このバッグに惹かれてしまうのか。フイナム初となるムービー連動企画、全8回のボリュームでお届けします。

Movie Director_Ryoji Kamiyama
Videographer _Genta Uehara
Making Movie_Norichika Inoue
Interviewer_Ryo Muramatsu
Edit, Photo_Yuji Nakata
Special Thanks_seedless bar

今井洋介/写真家、アーティスト
森林、山、川、海、空といったネイチャーエレメントを独自の感性ですくい取る、冒険家にも似た写真作家として活動する傍ら、ミュージシャン、サーファーなど幅広い顔をもつ。現在はその多彩な才能と男気溢れるキャラクターで「フジテレビ」の大人気番組『テラスハウス』のメンバーとして世間の注目の的となっている。
www.imaiyosuke.com/

音楽と写真の二つには、相互にインスピレーションがあるんです。

-テラスハウスに出演中の今井さんですが、改めてどんな活動をされている方なのかを教えて頂けますか?

今井洋介(以下今井/敬称略): 僕は写真と音楽を使って表現活動をしています。写真に関しては主に個展を開いて、作品を展示してそれを買ってもらって、また新しい作品を作ったりしています。音楽はアコースティックギターを使ったインストゥルメンタルミュージックを作っています。最近はライブも増えてきて、より多くの人に自分の音楽を届けられるようになったのを嬉しく思っています。

-写真と音楽ということですが、どちらを先に始めたんですか?

今井: 始めたのはギターが先ですね。9歳の頃からやっていて、気付けばもう20年選手って感じです。写真を撮りはじめたのは18歳からなので、大体10年くらい。個展をやり始めたのは2年くらい前からです。

-では、1つではなく2つの活動を両立するスタイルは、どのようにして生まれてきたのでしょうか?

今井: 昔から自分の生活にあったものなので意図して生み出したとか、そういうのは一切ないんですけど。どっちも自分を表現する手段として必要不可欠だったというか、自分の生活のなかにあり続けているのでどちらか1つを選ぶとかは逆に難しいですね。単純に両方ともが自分自身なので。それに僕自身は写真家とか、ミュージシャンとかそいう括りの前にアーティストとして表現活動をしている感じです。表現のツールが写真と音楽なわけで。

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-表現したいことのツールとしてその二つを使っているということですね。では、その2つの表現活動で共通する部分とかってあったりしますか?

今井: そうですね、もちろん共通していることはありますよ。僕はわりとセンチメンタルな 趣向を持っている方だと思うんです。写真にしろ音楽にしろ、少し感傷的というか。意図しているわけではないんですが、自分にとって「これいいな」とか「素敵だな」というものが、どちらともそういう表現として出来上がっている気がしますね。

-共通した感性が込められているわけですね。両方を平行してやっていることで得られる利点のようなものってあったりしますか?

今井: もちろんありますよ。写真を撮っていて煮詰まったら、頭のなかのモヤモヤを別のカタチで吐き出すためにギターを手にしてみたり。大抵そういう時は、いい曲ができたりするんですよね(笑)。逆にギターがうまくいってなかったら景色を見に出かけて、その時はいい写真が撮れたりとか。結果だけ見たら、互いに支え合ってる感じですね。やっぱり1つだけじゃダメなんですよ(笑)。

-その2つはご自身から生まれてくるものなので、結局はリンクしていくってことですね。

今井: そのとおりです。音楽を作っている時は情景を思い描きながら作っていくし、写真を撮っているときはメロディが流れてくる感じなんで。さっき、どっちかが煮詰まったらという表現をしましたが、ニュアンス的には自分自身を整理して固めるために、もう一方に手を出して感覚を研いでいくって感じです。だから片方がうまく出来てくると、もう片方も自ずとうまくいくんです。

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-写真と音楽を平行して進めることで、ご自身の感性を研ぎすましていくことができるわけですね。ちなみに先ほど9歳の頃に音楽を始めたとおっしゃっていましたが、そのキッカケはなんだったんですか?

今井: 両親が音楽好きなヒッピー夫婦だったんです。だから幼い頃からずっと親のレコードを聞きながら育ってきました。それで父親のギターを触らせてもらうようになって、自然と弾けるようになっていったんです。

-身近に音楽のある環境で育ってこられたんですね。では、それ故の自身の性格やスタイル、コダワリだったりがあれば教えて下さい。

今井: コダワリじゃないですけど、寝ている時以外は音楽に囲まれていたいなって思ってます。むしろ寝ている間もイヤホンつけてる感じです(笑)。

-心の底から音楽が好きなんですね(笑)。では、もうひとつの活動である写真を始めたキッカケはなんですか?

今井: 昔からインスタントカメラで撮ったりしてたんですが、もちろんそれは遊びで。で、18歳の頃に祖父から形見としてアナログの一眼レフを譲り受けたんです。写真を始めたのキッカケは、その一眼レフだったといえますね。それを片手に街を練り歩いたり、山登ったり、海行ったりするようになって。最近は海中や海面の写真にハマっていて、自分の趣味であるサーフィンだったりとリンクしていて、より自分らしさを表現できているような気がしています。

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