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村松諒
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鈴木悠介
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常重直也
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竹田崇真
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安田天音

大悲咒
曲調になった陀羅尼が頭から離れない。聞いた場所は上海の仏教寺院「龍華寺」。体にスッと沁み込む不思議なメロディを帰国後、「Apple Music」で毎日流しています。





L/UNIFORM
リュニフォームのバッグ

いい出会い。
気づけば10年近く、某アウトドアブランドのサコッシュを買い替えながら使っています。毎日のように下げているから、もう気持ち的には相棒です。ラフな格好の日はそれでいいけど、小洒落た格好の日はどうしても連れていけない。その理由は単純明快で、服と合わないから。相棒といっても、実はドライな関係です(笑)。で、問題なのは小洒落た格好の日に持つバッグです。品よく見えるショルダータイプを長いこと探してきましたが、ついに出会いました。〈リュニフォーム〉の「ポストマン」です。四方をレザーでパイピングしたキャンバス製のボディにレザーストラップを付けた超シンプルなつくりに惹かれました。マチはありませんが、内側にボタン付きのスリットがあるので、荷物を分けて入れられます。写真の2つのサイズの他に、「ミニポストマン」もありますよ。実はカラバリも豊富。これはありそうで無い、行儀のいいショルダーバッグです。近々、セカンドウォッチならぬ、セカンドショルダーバッグとして迎え入れよう。
ポストマン ¥146,410、スモールポストマン ¥124,300
リュニフォーム アオヤマ
03-6433-5342
luniform.com

TATRAS
タトラスのセットアップ

夏の即戦力。
梅雨といいつつ、あまり雨は降らず、夏日が続く今日この頃。いつもよりだいぶ早く、ぼくの格好はサマーカジュアルの基本形(Tシャツ+ショーツ)になりました。湿気のすごい暑い日にズボンなんて穿いてられないよ。7月、8月、9月は、ファッション面でも暑さ対策が必須ですね。そこでクローゼットに揃う戦力に厚みを持たせるため、注目したのが、〈タトラス〉のセットアップというわけです。キューバシャツの襟は開きが狭く、カジュアル過ぎないところがポイント。前身頃に4つポケットが付いているところもいい。一方のボトムは、バギーショーツ。ウエストはベルトが無くても穿けるイージー仕様なので、気兼ねなく楽しめます。どちらもブランド名の
“T”
でつくられたモノグラムロゴがアクセントに。他の色もあるけど、個人的には黒でシックに固めるのがいいなと思いました。セットアップで揃えれば、いちいちコーデを考える必要もないしね。これは即戦力です。
シャツ ¥52,800、ショーツ ¥46,200
タトラス 銀座店
03-6228-7770
tatras-official.jp

24Bottles
トゥエンティーフォーボトルズのボトル

大型新人がやってきた!
オンオフ問わず、持ち歩くモノといえばウォーターボトルです。数年前までは喉が乾けば、自販機でペットボトルの水を買っていたのですが、ウォーターボトルの購入を機にやめました。いまではコレがバッグに入ってないと落ち着かない(笑)。ウォーターボトルといっても、いろいろなデザイン&サイズのモノがありますが、こいつは一目惚れでした。〈24Bottles〉の「クライマボトル」です。素材のよさで勝負!じゃないけど、デザイン性を抑えた、スチール製の一糸まとわぬ姿に惹かれました。しかも、保温効果12時間、保冷効果24時間というからすごい!
ぼくが持っているのは写真の500ミリのタイプで、他に330ミリと850ミリのタイプも。実はこのブランド、イタリア生まれで、今年日本に本格上陸したばかり。世界的なブランドとコラボするなど、その経歴も立派です。他社のボトルよりも値が張りますが、手にする価値は十分あると思います。
¥6,380

ぼくの伯父さん
伊丹十三のエッセイ

よい生き方のヒント。
人生のバイブルといえば、池波正太郎の本『男の作法』(1984年、新潮社刊)です。ひとりっ子のぼくはB型の自己中心。もちろん普通に教育を受けて大人になったけど、30代に入ってから、この本を読んだ時に常識知らずだと気づかされました。時間が有限であること、健康の大切さ、気遣いの必要性…。よりよい人生を送るのに方程式なんてないけど、漠然と決まりのようなものがあるように感じたんです。最近、たまたま手に取った伊丹十三の本『ぼくの伯父さん』(2017年)にも同じような発見がありました。これは1960年代から70年代のエッセイをまとめた一冊。彼が映画監督になる前の時代に見て、感じ、体験したことが多角的な視点で語られています。柔らかくユーモラスな文体が心地よく、スラスラ読めますよ。特に子を持つ父として「子育ての大方針」のパートが非常に参考になりました。この本にもよい生き方のヒントが詰まっています。
¥2,200
つるとはな
www.tsuru-hana.co.jp

参議院選挙。
7月20日(日)が迫り、会うひととは基本的に何かしら選挙の話に。どちらかと言うと選挙の有無に関わらず、遊んだりクラブで会う方々と政治の話になることが日常にあるタイプなので、“類は友を呼ぶ”的なことなんでしょうか。なので選挙へ行くつもりがなかったり、政治に対し考えが違う方の話を聞いてみたいなとも思います。





Diaspora Skateboards
ディアスポラ スケートボーズのハット

真夏の正装的な。
毎日身に付けるもののひとつが帽子。数えたことはないですが自宅にはおそらく50以上あり、頭はひとつしかないんだからこれ以上増えてもなと思ったり思わなかったり。ただ〈ディアスポラ
スケートボーズ〉のハットは話が別。自分の頭の形と相性がいいのか被り心地&シルエットが完璧で、展示会にお邪魔したら必ずチェックさせていただいています。こちらのヤシの葉を加工した天然繊維のラフィアでつくられたベルハットも、真夏の正装的な感じでただただ最高。天然繊維ならではな風通しのよさは蒸れにくく、見た目にも涼しげ。被り続けることで色味が変化するらしいので、経年変化も楽しみなところです。最近は週の半分は被っていますが、個人的に一点だけ問題が。それは坊主にしてすぐ2日くらいはちくちくして痒いので、中に手ぬぐいを潜ませたりする必要があること。サイズはMとLが展開され、天然繊維ならではな若干の個体差があるそう。旗艦店の「パーブス」やお近くの取り扱い店での試着がおすすめです。
¥14,300
ディアスポラ スケートボーズ
Instagram:@diaspora_skateboards

Edwards Garment®
エドワーズ ガーメント®のパンツ

ワークパンツ以上、スラックス未満。
こうも暑いと思考力が低下しがちで、朝からなにを着るか考えるのが億劫な日も正直少なくありません。“ある程度どんな服にも合い、暑さ対策ができてラフに使える”。自然とそんな条件を満たしてくれる服が手に取りたくなる中、〈エドワーズ
ガーメント®〉のクラックセキュリティーパンツはひとつの選択肢だと思います。名前の通りホテルやモールにカジノなどで働くセキュリティーの方々用らしく、サマーウールのような見え方の素材はポリエステルで、高い耐久性と速乾性がポイント。ワークパンツより上品で、かといってスラックスより気を使わずに穿けるといった感じでしょうか。ノータックのフラットフロントで、サイド&バックに計4つのポケット。特徴がありすぎないことが特徴のようなブラックのシンプルなパンツなら、頭の先からつま先まで、ある程度なにを合わせてもおかしな格好にはならないはず。手に取りやすい価格なので、サイズ違いやカラー違いをクローゼットにプラスしておくのもいいかもしれません。
¥11,880
プロップス ストア
Instagram:@propsstore

ENDO
エンドーのグラス

ファンを得るということ。
今年の2月に初めて訪れてから、ずっと頭の片隅に山形の「エンドー」があります。JR羽前千歳駅(無人駅)という最寄駅から徒歩1分ではありますが、お世辞にも交通の便がいいとは言えない場所。それでも3代目店主である遠藤英則さんを中心に、大ヒットの『げそ天』をメインにしたさまざまな仕掛けや、昔ながらな御用聞のような仕事っぷりで、多くのファンを掴み続けています。その勢いはすさまじく、今年の6~7月には初海外となる台湾でポップアップを開催するほど。SNSを覗くと現地でのトークショーもソールドアウトだったようです。自分は毎年夏に開催され、今年は8月23日(土)に行われる予定らしい夏祭りにお邪魔しようと計画中。それまではこのげそ男が描かれた170ミリリットルの小さめのグラスでビールを呑んで、家でのんびり音楽を聴いたり、自分のようなエンドーファンと地元の方々で賑わう様子を好き勝手に想像しながら過ごします。
¥800
エンドー
Instagram:@gesotenendo

nead
二ャドのトートバッグ

絶対虐殺反対。
目も当てられないパレスチナのガザ地区のニュース。2023年10月の戦闘開始以来、死者数は58,000人を超えています(2025年7月14日時点)。それでも自分は、当たり前のように目が覚めてシャワーを浴びてから着替え、平日は仕事をして食事をし、たまにクラブへ行ったり友達と呑んだり、安心して布団で眠れる日々。石垣吉道さんの『できるだけ』を聴くと、本当におっしゃる通りだなと思います。かと言って聖人のような生活はとても送れないので、できることと言えば募金や意思のある何かを身に付けるくらい。鹿児島の奄美大島にある「二ャド」が友人の小野鯛さんといっしょに制作した、チャリティーグッズのひとつであるトートバッグ。オランダ出身のイラストレーターであるZelootさんのイラストがシルクスクリーンプリントされ、ハギレを利用し手作業で付けられたタグもポイントで、制作費以外の売上が寄付されるとのこと。鹿児島のトカラ列島近海の地震も早く収まり、不安のない生活を送っていただきたいです。
¥3,520
二ャド
Instagram:@nead.mahou

弱虫ペダル。
遅ればせながらハマってまして。彼らの走りを見ていると、学生時代にした琵琶湖1周自転車旅が脳裏をよぎりました。およそ200キロの道のりを2日間で走破。キツ過ぎて二度とやりたくないけど、やっぱり記憶に残ってるのってそういう出来事なんですよね。何年か後、記憶に残っているようないまを過ごしていたいもんです。





B’witch
ビィウィッチのブーツ

30代からはじめるウエスタン。
ブーツに苦手意識のあった20代。やはり好みは変わるものですね。30代に突入してからというもの、スニーカーの頻度はめっきり減り、この類のものばかりに目を奪われてしまっています。こちらは展示会で見かけた〈ビィウィッチ〉のウエスタンブーツ。日本製にこだわり、フルベジタブルタンニンで誂えられた一足は、使う程に色艶が増し、長い人生を通して育てていきたいブーツです。さらに日本製のウエスタンブーツでは珍しいグッドイヤーウェルト製法。つまりソールを交換することで、半永久的に履くことができるんです。最近は男性でもショーツにこの手のウエスタンブーツを合わせているひとを見かけるようになりました。自分はまだまだそのチャレンジングなスタイリングには抵抗があるので、まずはベタにフレアパンツなんかと合わせて、ヒッピーなムードで楽しみたいと思います。
¥176,000
ビィウィッチ
Instagram:@bwitch_boots_official

Jimmy Fairly
ジミー フェアリーのサングラス

パリからの刺客。
パリではおなじみ、アイウェアブランドの〈ジミー フェアリー〉がこの度日本に初上陸しました。海外製のアイウェアのイメージといえば奇抜で高価…。だけどこの〈ジミー
フェアリー〉はそんな通説を覆す、比較的ベーシックな形と、2万円台という手の届きやすいプライスが魅力です。最近のサングラスはどれも高いですからね…。その日の服装によってアイウェアもチェンジしたいファッションフリークなみなさんにとっては、うれしい価格帯ではないでしょうか。フレームの種類は昨今のトレンドを反映させたものから、不朽の名作へのオマージュを込めたクラシックなものまでさまざま。どんなスタイルにもハマるパリからの刺客、この夏のお供におひとついかがでしょうか。
¥25,300
ジミー フェアリー
Instagram:@jimmyfairly

A LEATHER
エーレザーのボードショーツ

レザーでビーチへ!
個人的に“このブランドがおもしろいオブザイヤー”受賞の〈エーレザー〉。前回紹介したレザーのベースボールシャツや、まだ世に出ていないので詳しくは言えませんが、あんな色やこんな色したレザーアイテム…など、とにかく目が離せないブランドです。そして今回紹介するのは、なんとレザーの海パン。厳密に言うとボードショーツで、海でもプールでも街でも使える水陸両用の優れものです。本来、本革での水着開発は不可能と言われていましたが、鞣しの段階で油分を多く含ませたり、焼き付けに独自の工程を加えてみたりすることで、撥水性と柔軟性を併せ持ったレザーの開発に成功したそう。努力・研究の成果、そしてレザー愛の賜物というわけです。ちなみにビキニもあるので、カップルお揃いのレザー水着でビーチに繰り出してみてはどうでしょう?
¥154,000
エーレザー
a-boutique.co

goyemon
ごゑもんの雲駄

雲の上を歩くように。
夏はもっぱらビーサン…なのですが、イメージ通りというか見た目の通りというか、やっぱり足が痛くなる!
でも変な意地でリカバリーサンダルには手を出さない、そんなぼくが辿り着いた答えが〈ごゑもん〉の雲駄。雪駄じゃなくて雲駄です。雪駄の面構えとスニーカーのソールが融合し、読んで字の如く、まるで雲の上を歩いているような履き心地を誇ります。なかでもこの「unda
DUAL」は、従来の「unda」をベースに改良が加えられ、伝統的な雪駄に見られる「二石鼻緒」さながらの二重構造の鼻緒と、立体的なソールデザインが特徴。足へのホールド感と快適なフィット感を実現し、長く歩いても疲れにくいハイブリッドな履き物です。ビーサンだと夏しか履けないけど、この「unda
DUAL」なら5本指ソックスなんかと合わせて、春にも秋にも履きたいかも。
¥43,200
ごゑもん
Instagram:@goyemon_japan

強いってかっこいい。
どのジャンルのエンタメにも、これまで通ってこなかった名作があります。それにできるだけ触れていこうということで、漫画の『はじめの一歩』を一気読み。そこから派生して『vs 井上尚弥 怪物に出会った日』も読み始めたら、すっかりボクシング熱が高まってしまいました。まだまだにわかもいいところだけど、機会があれば一度後楽園に足を運んでみようと思います。





A.P.C.
アー・ペー・セーのポロシャツ

昭和の胸元。
胸元が開いた男のVゾーンってたまらなくかっこよくないですか。というのも最近、『仁義なき戦い』に(いまさら)どハマりしていまして、昭和の漢の装いに惹かれたわけです。とくに千葉新一演じる大友勝利のアロハシャツの着こなしなんか、最高ですね。そんな流れから少々強引ですが、Vネックが気になってます。自分のタイプ的に、わざわざシャツのボタンを3,4つ外して肌を見せるのはいやらしく感じてしまうので、元々ざっくり開いているVネックがいいかなと。そんな観点で目に留まった〈アー・ペー・セー〉のポロシャツは、目立った装飾はないけど、リブのデザインが面白いし、Vの開きも好みの具合。自分は不良でもなんでもないけど、これで自己流に解釈した昭和風情を楽しみたいと思ってます。
¥39,600
アー・ペー・セー
www.apcjp.com

CAILO × GA SA TANG
カイロ × ガサタンのTシャツ

最高のお土産Tシャツ。
無地以外のTシャツを買うのは、ライブに行ったとき、展示に行ったとき、旅行に行ったときが多いです。要するに思い出買いというやつ。どこで、誰と、なにをしたか。思い出を軽やかに着られるTシャツっていいものです。そういった文脈で紹介したいのが、世田谷の上町にオープンした「CAILO」と、スタイリスト・伊賀大介さん、写真家・佐内正史さん、〈タンタン〉デザイナー・丹野真人さんが共同で手掛ける〈ガサタン〉によるTシャツ。このお店の詳細はこちらからご確認いただくとして、ぼくも一度お邪魔させてもらったのですが、惣菜はどれも驚くほど美味しいし、アルコールでほどよく気持ちよくなった状態で服や雑貨を吟味するというのもこれまた最高でした。そんな「カイロ」がつくったTシャツは、佐内さんが撮り下ろしたお店の施工段階の写真がプリントされていたり、ブランドネームが“SETA GA SA TANG”になっていたり、どこをとっても特別な仕上がり。かっこいいお店がつくるTシャツはやっぱりかっこいいわけで、一度足を運んだら自ずと手に入れたくなります。
各¥7,150
Instagram:@cailo_store

Hender Scheme
エンダースキーマのローファー

いまのトラッド。
ここ2,3年、基本的にラクな装いをしてきた反動か、足元ぐらいはかっちりしたくなってきました。問題はかっちりのラインをどこに設定するかということですが、この〈エンダースキーマ〉のローファーはちょうどいい塩梅です。端正ではあるけれど、かしこまりすぎていない。そんな表情に仕上がっているのは、なんと言ってもモカにあしらわれたアーガイル柄のおかげ。伝統的なパターンだけど、その菱形部分の素材はスエードとスムースの2種類のレザーを使い分けていて、〈エンダースキーマ〉らしい芸の細かさと遊びが光るデザインになっています。そして、アッパーは柔らかなカウベロア、ソールはクレープソールと、その他の部分もいい意味で王道から外れた抜けのあるチョイスに。ローファーにアーガイル、文字面だけ見ると正統なトラッドだけど、そこにいまの気分を落とし込んだ一足は、まさにニュー・トラッドです。
¥69,300
エンダースキーマ
henderscheme.com

NEWSLETTER
ニュースレターのキャップ

NYじゃなくてNL。
坊主ということもあって、夏に欠かせないのが帽子。これまで薄手のメトロハットを気に入ってよく被っていましたが、少し飽きてきたから久しぶりにキャップの気分です。なかでもいま気になっているのは、〈ニュースレター〉のこちら。以前、担当した記事に出演してもらったYutakaさんとその仲間たちによるブランドで、取材時にご本人が被っていたキャップがこのデザインでした。最初は「ヤンキースかな?」と思ったんですが、よく見るとニュースレターの頭文字のNとLを組み合わせたグラフィックで、その遊び心と手書き感のあるゆるいデザインにやられてしまいました。写真のカラーはつい先日リリースされたばかりの新色。ライトベージュに深めのオレンジという渋い組み合わせで、好みのドンズバです。
¥6,600
ニュースレター
Instagram:@newsletter_jpn
newsletter.theshop.jp

次回もお楽しみに。
いいちことフイナムのナイトイベント「スーパーな夜に、いい音いいちこ。」にご来場いただいた皆様、ありがとうございました! おかげさまで大盛況に終わり、「いいちこ」のカクテルをたくさんの方に楽しんでもらえたことが何よりの喜びです。それにしても「いいちこスーパー」って、どんな割り材とも相性がいいんですね。本当に飲みやすい。ちなみに「フイナムの元気が出るカクテル」は、辛口ジンジャーエールとライムで割ってみました。





HELLY HANSEN
ヘリーハンセン のシェルジャケット

夏の衝動買い!
こちらのジャケットは、先月オープンした「ヘリーハンセン ナゴヤ」で見つけて衝動買いしたもの。どちらかというと悩んで買い物をすることが多いのですが、ちょうど〈ヘリーハンセン〉のアイテムが気になっていたタイミングだったので、今回ばかりは即決でした。着た感じのシルエットはしっかりしているけれど、たった12デニールという極薄素材。それでいて耐水性や透湿性は高く、かなりのハイスペック。コンパクトに収納できるスタッフサックも付いているので、出先でも荷物になりません。さらに、レスキューオレンジに目がない自分にとって、このカラーリングも決め手のひとつ。ちょうど山へもよく行くようになったし、梅雨だし、ボーナスの時期ですし…とその場でいろいろと理由を付けて買っちゃいました。たまには財布の紐を緩めてもいいことにしましょう。あ、大学生のときによく着てた〈ヘリーハンセン〉のフリースも、たしか原宿の店舗で衝動買いしたっけな。
¥34,100
ヘリーハンセン
www.goldwin.co.jp

PASTOR NOVA
パストルノヴァのショーツ

ウールの可能性。
ウールの機能というと保温性を思い浮べる方が多いと思いますが、メリノウールが流行してからは通年着られるアイテムとしての認識がどんどん高まっていますね。そんなウールにフォーカスした機能服をつくる〈パルトルノヴァ〉は、2023年秋冬よりスタートした新鋭ブランド。なかでも今季狙いのアイテムがこちらです。裾にかけて広がりのあるシルエットになっていて、メリノウールと極細のブライト糸の収縮差によるシボ感と光沢感が特徴。耐塩素、耐海水性の高い生地なので、海でも着用できちゃいます。正直、これまでほとんど穿いてこなかったショーツもここ最近の暑さならいたしかたないなと思うようになり、最近は積極的に穿いていて。ファッションの幅が広がった感じがして、これまた楽しい! だからこそ、かねてより気になっていた〈パストルノヴァ〉でひとつ手に入れたいところです。
¥27,000
パストルノヴァ
Instagram:@pastor_nova_official

AM
アムのサンダル

ただのサンダルじゃない。
サンダルを履くときは、アウトドアシーンで重宝しそうなテッキーなデザインのアイテムを選ぶことが多かったのですが、今年は気持ち洗練されたムードのものが気分。それに、厚底のシューズよりも地面と近い感覚のシューズの方が好みなので、いま話題のベアフットシューズは積極的に履きたいと思っていたところでした。この夏もあらゆるブランドから新作がドロップされていますが「山荘飯島」が手がける新ブランド〈AM〉のサンダルが個人的な最適解かもしれません。素材は牛革、木型は斜めにカットされたオリーブクトゥにすることで、エレガントなムードに。ヒールからつま先まで高低差がないゼロドロップ仕様となっています。クリップ力の高いビブラム社のものが使われているので、安定感も抜群! ストラップにはバックルが付いていて、着脱も楽チン。取り外してスリッパのように使うこともできるそうです。アウトドアギアとしてもファッションアイテムとしても…ってのはいまや当たり前になってきているなか、まさにこれは、どちらのフィールドの要素もスマートに取り入れているシューズではないでしょうか。
¥26,400
山荘飯島
Instagram:@sanso_iijima
sanso-iijima.stores.jp

Dill Pickle Club
ディル ピックル クラブのTシャツ

月曜から着ましょう。
台東区・鳥越にある家具・雑貨屋「ディル ピックル クラブ」はお気に入りのお店のひとつ。店内に並んでいるのは、ポストモダン期を中心としたデザイナーズ家具から、ちょっと変わった什器まで。中に併設されているカフェ&バーのコーヒーやビールを片手に店内をぐるりと一周すれば、必ず気になるアイテムが見つかります。特に最近このお店で注目したいのはオリジナルアイテムの数々。“TODAY IS HOLIDAY”と書いてある、ただのリンガーTシャツなんですが、特に深い意味がないってのがミソなんです。このユルい感じがとてもよくて、ゆっくりできる休日にさらっと着たい。いや、かわいいから週の初めから着ちゃってもいいんじゃない? と思ってます。元ネタは各曜日がプリントしてあるアメリカ製の7枚入りパックTシャツセットをサンプリングしたものだそう。家具屋ではありますが、服好きな「ディル ピックル クラブ」は、新たに「DPC BASIC」といったファッションラインも始めたようなので、いちファンとしてこれからも楽しみにしています。
¥4,950
ディル ピックル クラブ
Instagram:@dill_pickle_club