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ブルックス偏愛主義。
Run with America’s Favorite.

ブルックス偏愛主義。

気持ちよく走るには、やっぱりシューズが重要です。履き心地のよさはもちろん、色やデザインにもこだわりたいし、どのブランドを選ぶのか、それも悩みどころ。選択肢はたくさんありますが、ここはひとつ〈ブルックス(BROOKS)〉はいかがでしょう。アメリカで圧倒的な人気を誇る老舗ブランドですが、日本では着用率が高いと言い切れないのが正直な話。でも、ギアホリックなランナーたちからの支持は根強く、フイナムでお馴染みの3人も愛用しているんです。最新モデル「グリセリンMAX」を履いてもらい、アレコレ語ってもらいました。

3人のランニングの楽しみ方。

―怪我しちゃったら、楽しくなくなりますね。ちなみに、自分なりのランニングの楽しみ方ってありますか?

鵜飼: ぼくの場合は途中で歩くし、コンビニに寄ってアイスを食べることもある。ハイキングと同じ考え方で、今日はどこまで行けるかな、前回はあの橋まで走ったから、今日はその先の景色を見に行こうって、小旅行みたいな楽しみ方が好きですね。50キロ走る日もあるんです。

山本: 50キロってマジですか。でも、ぼくの楽しみ方もそんな感じ。「ととけん」を拠点に東京観光しながら走るのが楽しくて。浅草寺に行ったり、銀座とか築地方面に行ってみたり。この時期なら途中でかき氷を食べたりもして。走るスピードで東京を観光するのは、意外と楽しいですよ。

鵜飼: 東京って狭いからね。ちょっと走ったらいろんなところに行けちゃう。

―電車に乗ると、街を点でしか知れないけど、走れば線になる。いいお店を発見できそうですね。

鵜飼: 走るひとと走らないひとって、距離感が違いますよね。地下鉄で3駅って、思った以上に近いもん。

牧野: 都心だと10キロくらい走れば、ほとんどの場所に行けちゃいますから。ランナーからすると10キロって近いじゃんって思う。走ると距離の価値観が変わります。

―牧野さんはどんな楽しみ方が好きですか?

牧野: ぼくも2人の楽しみ方に共感するし、フルマラソンの自己ベストを更新するストイックな楽しみ方もしています。スピードが難しくなってきたら、ロングをやりたい。ぼくはまだ100マイルに挑戦したことがないから、まだその楽しみを残しているんですよ。

鵜飼: 歳をとっても挑戦できることがあるのはいいよね。いまの家に住み始めてから10年くらい経つけど、同じコースをジョギングしていると、10年前から見かけるおじさんがいるんです。服装がかっこいいわけじゃないし、スピードがあるわけでもない。それでも10年以上続けているのは、すごくかっこいいと思う。そういうひとになりたいな。

牧野: いますよね、ずっと続けているひと。歩いているスピードと変わらないくらいなのに、毎朝見かけるひとがいて。走ることが生活の一部になっているひとに共感します。

山本: ランニングってカテゴリーがたくさんあるから、いろんな楽しみ方ができますよね。ぼくはタイムで結果を残すことを諦めているけど、トレイルをマイペースに走ったり、みんなで集まって走ったり、いろんな選択肢があるからおもしろいと思います。