6年ぶりに出展したコンプレックスコンで感じたこと。
フイナム:ところで、小島さんの近況はどんな感じですか?
小島:相変わらず忙しいですよ。日々の業務をこなしながら、海外出張も多くて。ドイツの〈アディダス〉本社に行ったり、中国・上海のファッションウィークを見に行ったり。
フイナム:さすが、飛び回っていますね。
小島:そして、つい先日はアメリカ・ラスベガスへ。
フイナム:ラスベガス?
小島:コンプレックスコンです。「アトモス」として出展するのは6年ぶりでした。
フイナム:おお、コンプレックスコン。世界最大級のストリートカルチャーの祭典ですね。どうでしたか?
小島:現地では、たくさんのブランド関係者や世界中の友人たちと再会できて、本当に刺激的でした。あっという間の2日間でしたが、すごく実りのある時間でしたね。
フイナム:現場でしか味わえない空気感ってありますよね。
小島:新しい出会いも多くて、改めて“リアルな場の力”を感じました。SNSやオンラインでは得られない熱量があって、やっぱりフィジカルイベントは特別だなと。
フイナム:ちなみに、「アトモス」のブースの目玉は?
小島:会場では、冒頭で紹介した「エア マックス 95 “HRJK”」を先行販売しました。
フイナム:反応はどうでしたか?
小島: このモデルは、日本とアジアの「アトモス」限定。アメリカでは今回のコンプレックスコンだけでの販売だったので、予想通りの反響で完売でした。「アトモスをアメリカに再出店しないの?」なんて声も多くいただきました。
フイナム:原宿発のモデルが、今や世界のスニーカーフリークを熱狂させる。すごいことですね。
小島:感慨深かったです。余談ですが、プロモーションの一環で、原宿・とんちゃん通りのアーチが期間限定でスペシャル仕様になっています。
フイナム:おお、これまたすごい。
小島:街に溶け込んでいますよね。意識して見ないと気づかないくらい(笑)。期間は11月2日まで。原宿を訪れた際は、ぜひチェックしてみてください。