やっぱり、がまんしなくていいおしゃれ。
今回の撮影場所である新宿という街には、実にさまざまなひとがいるものです。バスを待つひともいれば、飲み会帰りに蕎麦で締めるひと、夜中まで働くひとなど、だれもが冬の冷たい空気に肩をすくめながら、それぞれの日常を過ごしています。
このビジュアルで着用しているアイテムは、みな〈ビームス〉のB-15タイプ フライトジャケットです。〈ビームス〉の公式サイトを見てみると、このジャケットのデザインや素材について、細やかなこだわりがたっぷりと語られています。
ミリタリー定番のヘビーナイロンツイルにUSED加工を施し、リアルなヴィンテージのフェード感を演出。パッカリングやカーブ袖、全体のワイド&ショートなシルエットなど、細部まで現代的にアップデートされています。
ただし、機能についてはひと言「中わたには軽量で嵩高性と保温性に優れたサーモライト® マイクロを使用しています」とだけ。ところで、このB-15タイプ フライトジャケットは、米軍のMA-1の前身として誕生した、クラシックなボンバージャケットが原点です。ムートンファーの襟と高い防風性は、マイナス10℃からプラス10℃までの厳しい環境下でも着用できるよう設計されています。そんなジャケットであれば、現行品であってもやはり防寒性を蔑ろにはできません。つまるところ、このジャケットの防寒着としての面目は、「サーモライト®マイクロ」が支えているんです。
その元である、「サーモライト®インサレーション」は、極細繊維や中空を含む特殊な繊維構造などを使用したハイテク中綿で、軽さと保温性を両立しています。また、通気性にも優れていて、蒸れにくいのもポイントです。寒い日でも着た瞬間から暖かく、アクティブに動いても快適に過ごせます。蕎麦を食べて汗ばんだら、内側が蒸れにくいという利点も活きてくるでしょう。
さらに、このジャケットはオーバーサイズ設計で動きやすく、襟のボアやチンストラップなど、バリエーション豊富な着こなしが楽しめます。暖かさとファッション性を両立した一着は、都市の冬を歩くひとすべてにおすすめしたいアイテムです。
アウトドアブランドをはじめ、多くのブランドで採用されされた「サーモライト®」のタグを目にしたことがあるひともいるでしょう。高機能アウターだけでなく、寝袋や小物類にも使われており、機能素材で群雄割拠する現代においてブランドの信頼性が素材選びの決め手です。
「おしゃれは我慢」といわれてきた時代ですが、今はもうちがいます。最先端の素材と現代的なデザインによって、「がまんしなくていいおしゃれ」が実現できる時代なのです。
ワイドショートフィット B-15タイプ フライトジャケット ¥46,200
ビームスとは?
1976年、創立とともに生まれたメンズカジュアルレーベル。“BASIC & EXCITING” をテーマに心地良い日常着を追求している。トレンドを取り入れつつ、スポーツ、ワーク、ミリタリーといったカジュアルウェアの基本と、アイビー、ロック、サーフスケートといった着こなしのスタイルを咀嚼し、今日的なカジュアルスタイルを提案する。
THERMOLITE® Insulationとは?
極細繊維や中空を含む特殊な繊維構造などを使用した機能中綿で、軽量・保温性に優れた快適な着心地を実現し、アウトドブランドやファッションアイテムなどに広く用いられている。