問題ではなく楽しさを伝えるものづくり。
ELNEST CREATIVE ACTIVITY × GREENable MOON TEE -for the trails we walk- ¥8,800
井浦さんが三平山の山頂から撮影した写真を背中に大胆にプリントした速乾ボディのTシャツ。その上には「DEVISING SUSTAINABLE HUMAN ACTIVITY, AMIDST BOUNDLESS
NATURE.」
(持続可能な人の営みを、自然の中で考える。) のメッセージが添えられている。
——コラボTシャツのこだわりについても教えてください。
井浦: 蒜山に行ったからには、山に登りたかったんです。集落から見える山というのは、その地域の人たちにとっての「心の山」ですからね。三平山に登ったんですが、登りながら登山道整備について教えていただいたんです。
ぼくは趣味が登山でもあるので、いろいろな山道を歩いてきましたが、実は自然の中を歩く時、ぼくたちはちゃんと誰かに導かれて歩いているんだということを、この時改めて気づかされました。ロープを張るんじゃなくて、そこにある石や枝、倒れた木をうまく使いながら自然に誘導する。山の中にある素材だけで保全していく。その知恵に感動しました。
井浦: 下山する時に、ちょうど登山道整備の保全活動をされている現場に出くわして。せっかく素晴らしい景色と経験をさせてもらったのだから、何かその保全活動に貢献できることを一緒にできないかと思って、山頂からの風景写真を使ってTシャツを作ることにしました。売り上げの一部を登山道の保全活動に寄付させていただきます。
井浦: 蒜山を訪れた人だけじゃなくて、遠くにいてもこのTシャツを手に入れることで山の保全活動に参加できる。そして、手に入れたなら実際に真庭市に来て、このTシャツを着て山に登ってほしい。そういう循環の思いを込めて作りました。
ぼくがものづくりで大切にしているのは、問題を伝えることじゃなくて、楽しさを伝えること。こんなに素晴らしいものがある、これを使うと生活が楽しくなる、心が潤う——そこから入ってもらって、それぞれのペースで深く掘り下げていってもらえたらいい。このバッグもTシャツも、そのための入口になれたらと思っています。
JAXA(国際研究開発法人宇宙研究開発機構)と東レが共同開発した“宇宙技術”を搭載した先端素材、「MOON-TECH®(ムーンテック®)」を採用。汗や汚れなどに悩む登山シーンを快適にする圧倒的なハイスペック素材を、〈エルネスト〉としての“いま”の美しさや心地良さを追求したゆったり目のサイズ感で仕上げた。生地も縫製も“日本製”の「純国産」で、日本のモノづくりを応援する商品。また、当該商品の収益の一部は、記事の中でも記載された、自然共生の中での登山道整備活動を行う「蒜山自然再生協議会」の活動支援にあてられる。
GREENableとは?
岡山県真庭市と阪急阪神百貨店が共同で立ち上げた、自然共生をテーマとするコミュニティブランド。真庭市の豊かなフィールドと都市の発信力、それぞれの強みを掛け合わせながら、登山道整備や伝統工芸との連携など、人と自然が共に育つきっかけづくりに取り組んでいる。「自然との共生」を軸に、モノとコト両面からサステナブルな活動を展開している。