フィンランド生まれのレトロランニングシューズ。
ランニング人気が続き、街でもパフォーマンスシューズを履くひとが増えています。機能性を追求した現代的なシューズはもちろん魅力的。ただ、ジャケットやコートなど、秋に着たくなるオーセンティックな服に合わせるとなると、ちぐはぐに感じることもあります。
そんなときに履きたいのが、レトロランニングシューズ。ランニングシューズらしい軽快さに、どこかクラシックな佇まい。ジャケットやコートのような端正なアイテムにも自然に馴染み、秋のスタイルにほどよいスポーティさを添えてくれます。
今回合わせたのは、フィンランド発の〈カルフ〉。1916年創業と長い歴史を持ち、北欧らしい機能美と独自のデザインを備えたランニングシューズをつくり続けているブランドです。現在のテクノロジーを取り入れたパフォーマンスシューズを手がける一方で、過去のアーカイブを現代的にアップデートしたライフスタイルモデルも展開。ランニングシューズが歩んできた歴史を受け継ぎ、いまのスタイルに馴染むシューズをラインナップしています。
〈カルフ〉フルクラムスター 各¥17,600(シードコーポレーション)
なかでもいま注目したいのが、今年8月に復刻した「フルクラムスター(FULCRUM STAR)」。テコの原理を応用し、着地時の衝撃を前進する推進力へと変換する独自のテクノロジー「フルクラム(Fulcrum)」を搭載したロードランニングシューズとして、1987年に誕生したモデルです。
ボリュームのあるシルエットと特徴的なソール。スポーティな存在感がありながらも、どこか落ち着いた表情も持ち合わせています。秋のジャケットやコートに合わせても足元だけ浮いてしまうことのない、ちょうどいいバランスの一足です。
〈カルフ〉メスタリ 各¥15,400〜¥16,500(シードコーポレーション)
そして、もうひとつ見逃せないのが定番の「メスタリ(MESTARI)」。1977年に登場した、世界で初めてエアクッションを搭載したシューズ「チャンピオン エア(Champion Air)」を復刻したモデルです。累計100万足以上を売り上げたという、〈カルフ〉を代表する一足でもあります。
「フルクラムスター」と比べるとボリュームは控えめで、よりレトロな雰囲気です。軽快なフォルム、そして豊富なカラー展開。さりげない個性を楽しむのにぴったりなシューズです。
どちらもアッパーは、70〜80年代らしいスエードとメッシュのコンビ。それでいて、オーセンティックな服に合わせると、どこかモダンで軽やかな印象に。秋の装いに、〈カルフ〉のレトロランニングシューズは新鮮なバランスをもたらしてくれます。昔から愛されてきたものを、いまの気分で。そんな選択が心地よいのかもしれません。だって秋はノスタルジックな季節ですから。
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