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「アウトドアで遊べ!」Presented by THE NORTH FACE & BEAMS

THE NORTH FACE & BEAMS PRESENTS

「アウトドアで遊べ!」Presented by THE NORTH FACE & BEAMS

〈ザ・ノース・フェイス〉と〈ビームス〉。セレクトショップとアウトドアメーカーという立場の異なる両雄がコラボレーションしたのは記憶に新しいと思います。で、その肝となったのが、いわゆるパフォーマンスレベルで機能するものづくりにあります。そこで、前出の両雄が実際の商品を山で使用することで機能性を実感し、アウトドアの魅力を体験するフィールドミーティングにフイナム編集部も合流。彼らがものづくりを通じて目指す方向性を体感してきました。

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集合場所は山梨県北杜市にあるみずがき山自然公園。日本百名山の1つとして知られる名峰・瑞牆山の紅葉を望める公園の駐車場には、山に似つかわしくない都会的な出で立ちの面々が集まりだします。

現場で渡されたコラボレーションアイテムに着替え、まずは公園からほど近いボルダリングスポットに移動。〈ザ・ノース・フェイス〉の方を講師にボルダリング体験をしていきます。

準備運動を終え、初級、中級と徐々にレベルを上げていく。徐々に慣れてくると、何の変哲もない岩壁に仄かにルートが浮かび上がってくる。左足はここ、右手はここ、体重移動をしながら、大きな筋肉を使ってよじ登っていく。

これが意外とおもしろい! ボルダリングとはただ腕力に任せて岩山を登るのではなく、メンタルとフィジカルをフル回転しながら自らのルートを描いていく、想像以上にクリエイティブなスポーツであることに気付かされます。

続いて2日目。この日は瑞牆山山頂を目指す登山を実施。ちなみに前日宿泊したのは瑞牆山の麓にある瑞牆山荘。目の前が登山口という最高のロケーションで、きちんと夜の宴も楽しみつつ、登山に備えました。

当日。登山日和の快晴! 朝7時に登山口に集合し、山岳ガイドの案内のもと標高2230メートルの瑞牆山山頂を目指します。林道に始まり、尾根を巡り、川を渡り、鎖場を抜け、岩場を乗り越えても、瑞牆山の白い岩峰ははるか遠くに感じます。

しかし、それでも一歩、また一歩と歩を進めることで着実に山頂は近づいてきます。徐々に岩場が増えていき、梯子を登り、鎖をつたい…、遂に登頂! 巨岩が連なった360度の展望を楽しめる山頂は、どこを見渡しても絶景ばかり。

その絶景を眺めながらの昼食は絶品そのもの。都会では味わえない贅沢な時間を存分に堪能します。その後、同じ道を戻って下山し、最後にストレッチをして終了。これにてフィールドミーティングは幕を閉じました。

この充実の2日間を過ごして感じたのは、山は「遊び場」だということ。もちろん、そこには危険は伴います。だからこそ、その危険を事前に防ぐためにパフォーマンスは重要となります。

とはいえガチガチのパフォーマンスウェアに身を包むのは気が引けるのが、ぼくらの正直なところ。そこで今回のコラボレーションコレクション。ストレッチ性に長けたパンツはボルダリングに最適だし、ミドルレイヤーはスムーズな体温調節を可能にしてくれる。

街でも映えるオーセンティックなデザインでありながらも、きちんと山のアクティビティでも機能する、まさにぼくらが求めているフィールドウェアの理想形。このマッチングが今回のドミーティングを経て、どのような発展を遂げていくのか。「今回のプロジェクトは、プロダクトを通してアウトドアの魅力を知ってもらい、一人でも多くの若い人にフィールドへ繰り出すきっかけとなればと思い企画しました」と、ビームス メンズカジュアルディレクターの中田さんが話すように、アウトドアをファッションや音楽と同じ、ひとつのカルチャーとして捉えることで、アウトドアの間口はもっともっと広がっていくはず。というわけで、今後も両者の動向から目が離せなそうです。

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