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FEATURE|monessay ─ My Way

monessay ─ My Way

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フイナム発行人、フイナム・アンプラグド編集長である蔡 俊行による連載企画「モネッセイ(monessay)」。モノを通したエッセイだから「モネッセイ」、ひねりもなんにもないですが、ウンチクでもないのです。某誌でずいぶん長いこと連載していたコラムが休載し、フイナムにて装いも新たにスタートです。今後は毎月、第2水曜日・第4水曜日の更新となります。今回は〈ボーズ(BOSE)〉の「SoundSport Free wireless headphones」。

  • Text_Toshiyuki Sai
  • Photo_Kengo Shimizu
  • Edit_Ryo Komuta
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第四回 My Way

年に一度人間ドックに入っている。ドッグではなく、ドック。犬じゃないからね。40前で同級生がガンで逝ってから、通うようになった。

幸いなことにこれまでほぼ何も引っかからないできたのだが、今年はC判定がひとつ。聴力である。一部高いヘルツの音が聞きづらくなっていて、しかも同年齢の人に比してもすこし弱いらしい。音楽を大音量で聴いてますか、なんて医者に聞かれた。

以前、何かで読んだ。ある程度の高周波数は加齢とともに聞こえなくなるので、コンビニにたむろする若者退治のためにその高周波音をスピーカーから流すとかなんとか。散らされる若者もたまったもんじゃないが、そのアイデアになるほどと膝を打った思い出がある。たぶんそれじゃね?

ともかく聴力が落ちている。確かに若い頃はクラブに頻繁に行っていて、大型スピーカーの前に鎮座していたりした。もちろん家でも音楽の音量は大きいほうだった。そのツケがいまきているのかもしれない。たしかに耳は悪いなと自分でも思う。

最近はスマホで電話するのも煩わしい。聞こえづらいとは言い切れないけど、使わないほうの耳から入るノイズ、特に野外では顕著なので集中できない。なのでAppleの「AirPods」をつけて通話することが多い。両側に装着でき、マイクもついているので両手もフリー。仕事中もまるでコールセンターの係員のような状態でキーボードを操作しながら通話できる。むしろオフィスフォンもこっちにしたほうがいいと思う。

比較的日常的にイヤホンをつけてるもんだから、ついでに音楽なんぞ聞く。耳に良くないのはわかっているんだが。BOSEのノイズキャンセルのイヤホンも持っているが、いまではもはやコード式という先祖返りは不可能。というわけで「AirPods」。

しかし好事魔多し。シャツの胸ポケットにケースごと入れたそいつをそのまま洗濯してしまったのである。充電部であるバッテリー部は死亡。イヤホン部は聞き取りは可だか、通話部のマイクが逝った。中身をなくした(ホッピーか)スタッフが再購入し、余ったガワがあるというのでそれをもらって、聞くだけで使用しているが、いかんせん通話ができない。

また同じのを買い換えるのもどうかと思っていまあれこれ調査中。

ちなみにぼくはAppleと同じくらいBOSE信者でもある。なんせ多神教の国で生まれ育ったわけだから。家のメインスピーカーは70年代の「901」だし、自分の部屋には「WAVE RADIO」、旅にはノイズキャンセリングの密閉型かイヤホン型を持ってくし、なんなら小さいサウンドリンクも持っている。音の出口がほとんどBOSE。

ハイエンドオーディオの世界の人たちからするとどうかと思われるかもしれないが、まあそれは好き好きということで。

すすめはしませんが、わたしはわたしの道を行きます。

フランク・シナトラか。

蔡 俊行

フイナム発行人/フイナム・アンプラグド編集長。マガジンハウス・ポパイのフリー編集者を経て、スタイリストらのマネージメントを行う傍ら、編集/制作を行うプロダクション会社を立ち上げる。2006年、株式会社ライノに社名変更。

ボーズ・オンラインストア

電話:0120-002-009
www.bose.co.jp

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