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人とエーグル、それぞれの日常。

each style with each AIGLE.

人とエーグル、それぞれの日常。

フランスの原風景が残るモンタルジの町で〈エーグル〉が生まれて165年。十八番のラバーブーツをはじめ、丁寧につくられたウエアの数々は、いまでは世界中の人々の暮らしに溶け込んでいる。もちろん、ここ日本だって例外じゃない。都市で、郊外で、いい顔をしている人たちのライフワークに寄りそう、あたたかみのあるエーグルの服。

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ジャケット:エーグル「RETROSTARRE NEW」¥33,000+TAX、シャツ:エーグル「W FLANNEL SOLID PO SHIRTS」¥12,000+TAX、ニット:ノーブランド、パンツ、シューズ、ベルト:すべて古着

映像制作

西村理佐さん

1992年生まれ、北海道出身。アーティストのMVの制作などに携わる一方で、フォトグラファーやアートディレクターとしても活動中。カルチャーシーンともリンクした新世代のクリエイター。

たくさんある〈エーグル〉のアウターのなかで、この1着を選んだ理由は?

アウターをほとんど持っていないんですよ。寒くても我慢しちゃう(笑)。脱いだら荷物になってしまうのも嫌なので。ただ、機能的なものは欲しいなとずっと思っていたんです。シャカシャカしていないやつで。でもこのジャケットは、防水なのに素材感も自然で、ネイビーっていう色もあまり持ってないし、いいかなと思って。

ハイスペックなものはあまりお好きじゃないんですか?

好きは好きなんですけど、仕事のときだけじゃなくて、プライベートでも使えるものとなると探すのが難しいですよね。

写真やムービーを撮るときは、服装のストレスがより気になりそうですね。

そうなんです。だから、動きにくいので裾の長いものは避けますし、裏方意識が常にあるので、撮影のときは全身黒でコーディネートすることが多いです。

このジャケットを実際に着てみた感想は?

ネックの立ち方や大きいフードの形がすごく好みです。ウエストを絞れるのも便利だし、なにより軽いのがいいですね。仕事でも着られるし、フェスに行くときでも着られそう。ポケットが多いのもうれしいです。私、ものをけっこうなくすので(笑)。

写真やムービーを作るうえで重視していることはなんですか?

作風とか結果とか、見える部分はもちろんこだわりますが、いちばん重視しているのは現場で関わっている人たちとの関係ですかね。そこのグルーブみたいなものがなければ、いいものはつくれないと思っているので。

ジャケット:エーグル「DOSSAU」¥69,000+TAX(実際の商品は、ポケットの仕様が一部異なります)、カットソー:エーグル「DFT BUSQ STRIPED L/S TEE」¥6,900+TAX、パンツ:ブレインデッド×カーハート、シューズ:クラークス

フォトグラファー

松井春樹さん

1985年生まれ。2006年より写真を撮りはじめ、現在はメンズ・ウィメンズ問わず、ファッション誌やカルチャー誌などで辣腕を振るう。ユースの肖像を切り取ったポートレイトにも定評のある気鋭写真家。

松井さんは普段の撮影のときは、黒のアノラックをよく着ている印象があったんですが、あのジャケットも〈エーグル〉だったんですね。

そうなんです。どこで手に入れたかは覚えていないんですけど(笑)。すごく気に入っています。ナイロンで軽くて、気持ちいいんですよ。

仕事と普段着の区別はされてるんですか?

いえ、全然してないです。だからこのアノラックもいつも着ています。もう10年くらい経つかと。

今日は〈エーグル〉のダウンを着ていただいてますけど、これを選んだのもそのアノラックと近い視点だったんでしょうか?

そうかも知れません。デザイナーズのものよりアウトドアウエアとか、そういうもののほうがしっくりくるんですよね。つくりもよくてトレンドに流されない、いい意味で時代性のないものが。

最後にフォトグラファーとしての今後の展望を聞かせていただけますか。

近いところでいうと、展示をしたいと思っています。6年くらいずっと撮り続けているものがあるので、それをまとめて、個展で見せられたらいいなと。

シャツコート:エーグル「W WR SHIRT COAT」¥26,000+TAX、カットソー:エーグル「W TEE BASQUE」¥6,900+TAX、ブーツ:エーグル「MACADAMES」¥21,000 +TAX、スカート:フリーダ

フリーダデザイナー

小笠原希帆さん

1984年生まれ。「フリークスストア 」渋谷店の店長やプレスを経て、昨年には新ブランド〈フリーダ〉を立ち上げ、ディレクターとしてフレッシュな女性像を提案する。無類のアイスクリーム好きという一面も。

今日の着こなしのポイントを教えてください。

色使いとロング丈ですかね。私、赤が好きなんですよ。特にこのシャツコートのように、原色じゃないちょっとくすんだ赤。ロング丈は今季のトレンドでもありますけど、私自身も、いまはロング丈を着たい気分で。

エーグルのことは昔からご存知だったんですか?

もちろんです。だけど、ラバーブーツの印象が強かったから、洋服にもこんなにバリエーションがあるって知ったときは驚きました。エーグルだけでコーデ組めちゃうじゃん、って。

このシャツコートの気に入った点はどんなところですか?

背中の首元に同色で入るロゴのデザインと、着ると意外と暖かいっていうところですかね。撥水加工がされてるのもいい。秋口には最適なんじゃないかと。

今日のレイヤードは小笠原さんらしいバランスですよね。

はい、このバランスが好きなんですよ(笑)。長いものと長いものを合わせて、下が重くなるバランスが。そのときにウエストをキュッと絞って、襟を抜いてフワッとさせるみたいな着方が、最近の私の定番です。重たいレイヤードでも3首のうちのひとつかふたつが見えていれば、女の人って華奢に見えるので、私も今日は首と手首を出しました。ちなみにスカートは、〈フリーダ〉の初期のものです。

ご自身で服作りをするようになって、服の選び方は変わりましたか?

特に変わってないかもしれません。だけど、年齢を重ねてきて着心地や履き心地の大事さには気づいてきました。昔はかわいければそれでよかったし、キツかろうが痛かろうが頑張って着ていたんですけど。だから〈フリーダ〉でも、見た目と着心地の両立はすごく気にしています。

ジャケット:エーグル「BRASSES」¥42,000+TAX、ライナー:エーグル「TH PADDED VEST TK」¥21,000+TAX、シャツ:不明、パンツ:ダブルアールエル、シューズ:不明

今古今 代表

坂間洋平さんさん

35歳で出身地の滋賀県から大磯へと移り住み、紆余曲折を経て日本各地の作家の陶器などを扱うアトリエ「今古今」を設立。併設された「日日食堂」では滋味に富んだ定食を提供している。

今古今に始めて足を運びましたが、古きよき日本を感じる素敵な空間ですね。

ありがとうございます。ここはもともと電機部品工場だったんですよ。そこを改装してギャラリーにしています。こういう空間でもありますから、古いものが好きそうに見られるんですけど、決してそうではなくて、テクニカルなものも好きなんです。服にも通ずるんですけど。

でも、こちらに展示されているうつわは、大量生産では味わえないですよね。

技術はこれだけ進化しているのに、手仕事のように温かみをもったものがいまだに作れないって、なんだかおもしろい話ですよね。なので、合理的な形で進化していくものもありながら、ここに置いてある器のように人の手でしかつくれないもの。このふたつが共存できる、行き過ぎない未来がこれからも続いていったらなと思います。

着られている〈エーグル〉のジャケットは完全防水で、ダウンのライニングも装着できたりと、ハイスペックのものですね。

この機能性をひっさげて、寒い冬を迎えるのがいまから楽しみなんです。冬でも海に行くことがあるし、登山もするので、本領を早く体感したい。あと、本来ならきれいに着たほうがいいんでしょうけど、ぼくはどの服もジャージのような付き合い方をしてしまう。気に入ったら、いつでもどこでも着てしまうんです。だから、この格好で厨房仕事もするので、汚れがあまり気にならないカラーリングも気に入ってます。

〈エーグル〉にはどんなイメージをお持ちでしたか?

ぼくの親が昔から大好きで、よく着ていたんですよ。ぼくも地元の滋賀県でよく山に登ってたんですけど、登山をする人でエーグルを身につけている人は多かった。だから当時の自分にとっては憧れの存在でした。やっぱりスタイリッシュじゃないですか。フランスらしいデザインですしね。

「今古今」と一緒で、坂間さんの着こなしもオーガニックさとモダンさ、両方感じますね。

オーガニックなものも好きではあるんですけども、そこにこだわっているわけではないんです。自分が息苦しくない生活をしようと、ひとつずつの物事を取捨選択するうちに、なんとなくそういう傾向が強くなっていっただけで。大磯っていう立地によるところもあるかもしれませんが。だから、もちろんクルマも運転しますし、使い捨てのものを使うこともあります。ただ、そのなかでもなるべくゴミを出さないようにするとか、そういうことが大切なのかなと思っています。あまり無理をすると、しんどくなっちゃうし、続かないことには意味がないので。

ジャケット:エーグル「BROKFIELDER NEW」¥39,000+TAX、ブーツ:エーグル「MACADAMES MD」¥19,000+TAX、シャツ:不明

フローリスト

chi-koさん

大手フラワーショップを経て独立し、以降はファッションから飲食まで、多数の人気店で生け込みや植栽を担当。近年はアトリエを兼ねたショップ「フォレジャー(Forager)」にて花と向き合う日々を送る。

今回着られているジャケットがchi-koさんにとって最初のエーグルだったんですか?

いえ、ずっとエーグルのカッパを着ていたので、それが最初ですね。子供の送り迎えで雨の日でも自転車に乗るんですけど、ポンチョだと裾が巻き込まれそうで危なくて。それで、上下別になったレインウエアを探して、エーグルにたどり着いたんです。きれいなバイオレット色で、それが購入する決め手でした。使い倒してけっこうボロボロになっちゃったんですが(笑)。

今着られているジャケットも色合いがいいですね。

赤ってあまり自分のワードローブにない色だったんですけど、この色はすごく馴染んだんです。ただ、いちばん気に入ってるのはフードの深さ。ジップを閉めてフードをかぶったとき、顔をすっぽり覆ってくれるんです。私たちの仕事は朝が早くて、とくに冬場なんかは顔周りを守られてるだけで、すごく安心感がある。もちろん完全防水っていうのも気に入ってる点です。

chi-koさんの朝が早いのは花の仕入れがあるからですか?

そうです。市場に買い付けに行くんですが、4時台には家を出ます。市場といっても競りと仲卸しっていうのがあって、私が行くのはおもに仲卸し。競りは農家さんが箱に入れて50本とか100本単位で出荷するんですけど、仲卸しはいろんな種類を買いたい人のために、10本ずつでも売ってくれるマーケットなんです。子供が起きる前に帰ってきたいので、7時頃には家に着いていますかね。この生活サイクルだと、朝日をしっかり浴びれるからすごく健康的なんです。

買い付けのときにも、そのジャケットは便利そうですね。

ポケットにもたくさんものが入るし、なにより軽いのがありがたいです。あと、肩の可動域が狭いと、だんだん着るのが億劫になってきちゃうんですけど、このジャケットはそういうのが全然なくて動きやすい。ブーツもショート丈だから、脱ぎ履きの多い私の生活ではすごくありがたいです。これ、お子さんがいる方はすごく共感してもらえると思います。それに、市場でも温室に入ると容赦なく水浸しになるので、そういった点でも重宝していますね。

“将来の夢はお花屋さん”な子は知らない、大変な側面があるんですね。

はい(笑)。でも、実は私も保育園のときの文集で“将来はお花屋さんになりたい”って書いているんですよ。まあ小さい頃って、知ってる職業ってケーキ屋さん、看護婦さん、幼稚園の先生くらいしか知らないじゃないですか。それで、消去法で選んで書いたと思うんですけど(笑)。でも、気づいたら高校でもお花屋さんでアルバイトしていたし、縁があったんでしょうね。独立したいまは「わぁ、こんな素敵な花があるんだ」って、お客さんにその花のよさをわかってもらえることに、喜びややりがいを感じています。

ジャケット:エーグル「BRUMOUS」¥45,000+TAX、シューズ:エーグル「ICARE」¥15,000+TAX、バッグ:エーグル「T&H SACOCHE」¥4,900+TAX、Tシャツ:ザ・ランドスケーパーズ、パンツ:ベドウィン アンド ザ・ハートブレイカーズ、ハット:デラックス

The Landscapers クリエイティブディレクター

塙正樹さん

広告代理店でグラフィック制作などに携わったのち、ファッション・インテリア業界を経て2014年に「The Landscapers」を設立。先入観に縛られない植物のアプローチでファンを増やし続けている。

今日はあいにくの雨でしたが、その分ラバーブーツが活躍していますね。

そうですね。元々エーグルってゴム靴から始まったブランドなんですよね。だから、実用性を求めるガーデナーさんやアウトドア好きな方も、実際にフィールドで履いていることが多い。さらにタウンユースでも楽しめるっていうのが、とてもいいなと感じています。そういったバックグラウンドは気になりますし、ファッションとしてだけの長靴は、職業柄かもしれませんが、どうも食指が動かなくて。

いま着てらっしゃる〈エーグル〉のアウターも、オリジナルのメンブレンをラミネートした防水仕様だと伺いました。

そうです。だから、雨に濡れそうなときにサッと羽織ることも多いですね。このタウンユース以上の機能とデザインが両立しているものって、ほかにはあまりないので重宝してます。

塙さんは現在鎌倉で暮らしていますが、以前は東京都内にお住まいだったんですよね?

はい。アパレル業界にいたこともあって、アーバンライフのなかで格好つけて生活していました(笑)。その頃からしてみれば、いまの生活ってかけ離れていて、着るものもずいぶん変わりましたね。作業で着れて、かつそのまま都内にも行けるようなものが多くなってきました。今日の格好なら、ガーデニングをしたあとでも、着替えず都内を歩けるでしょ?

ワントーンのコーディネートがいいですね。

とにかくブラウンが好きなんですよ。みなさんが“無難に黒を選ぼう”っていうのと同じ感覚で、茶系の服を選んでいる気がします(笑)。東京に住んでいるときから、ずっとそうですね。

草木の手入れはやはり日課なんですか?

いえ、それはどちらかと言うと妻の担当なんです。ぼくの仕事は「プランタホリック」という瓶詰めの植物を、店の裏のアトリエでつくったり、そういった創作仕事が多いです。そういうときって、もちろん汚れてもいいものを着るんですけど、着てるものってつくるものにも影響しますし、気分にも変化が出るじゃないですか。だから、自分の気分が上がって、つくるものにもそれが反映されるよう、気に入ったものをいつも着ていたいと思っています。そういった意味では〈エーグル〉のアウターやブーツ、サコッシュもそうですけど、最適なアイテムだと思っています。

AIGLE

電話:0120-810-378
www.aigle.co.jp

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