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monessay ─厚底靴

monessay ─厚底靴

フイナム発行人、フイナム・アンプラグド編集長である蔡 俊行による連載企画「モネッセイ(monessay)」。モノを通したエッセイだから「モネッセイ」、ひねりもなんにもないですが、ウンチクでもないのです。某誌でずいぶん長いこと連載していたコラムが休載し、フイナムにて装いも新たにスタートです。今回は〈ナイキ(NIKE)〉の「ナイキ エピック リアクト フライニット」。

  • Text_Toshiyuki Sai
  • Photo_Kengo Shimizu
  • Edit_Ryo Komuta
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第十四回 厚底靴

回も東京マラソン落選した。第一回大会に当たって以来、連戦連敗中だ。その第一回も突然の海外出張が入ったため、出られなかった。つまりまだ一度も東京走ってない。

京マラソンがいまのランニングブームを焚きつけた一因ということに異を唱える人はいないだろう。まあそれがこの大会の出場をさらに難しくしている原因なんだが。

の落選通知、メールで来たのだが件名に「東京マラソン2019 一般エントリー抽選結果(落選)のご報告」とある。もうメールを開かなくても件名だけで落選がわかってしまうのだ。

、東京マラソンからだとドキドキしながらメールを開く楽しみがない。なんだか情緒に欠ける連絡である。

かし落選してホッとしたというのも正直ある。単細胞な自分としては、出るからには自己ベストを狙わなくてはと自分を追い込んでしまうのだ。当選してれば猛烈な練習をしなくてはならない。

の次の大会はオリンピックイヤーの2020年。さらなる人気に拍車がかかって倍率は天井知らずだろう。でもしっかり準備します。

近、走る人の間で話題なのが大迫傑選手。先日ベルリンで日本新記録を出して1億円の報奨金をゲットしたあの人だ。〈ナイキ〉のオレゴンプロジェクトに参加しているとかで、今後もさらなる記録が狙えそうな選手。ルックスもなかなか良い。

の選手をはじめ、最近の記録を更新しているランナーの足元は〈ナイキ〉の「ヴェイパーフライ 4% フライニット」というシューズだ。

代が3万円近くする高級ランニングシューズなのにあまりの人気で手に入らない。ネットではいまも入荷連絡待ちのステータス。こんなシューズを履いて走ってみたいなんて、やはりみんな思って当然だろう。

のシューズの特徴はソールの厚さ。エリートランナーは薄底のシューズという以前の常識をひっくり返した〈ナイキ〉らしいプロダクト。どうやらこの高反発のソールに早く走れるギア効果があるらしい。

ース参加用にまあいつかは手に入れようとは思うんだが、まずは練習用のシューズを新調しなくてはならない。いまのシューズは、見栄で買った〈アシックス〉の薄底シューズ。初級と上級モデルがあると必ず後者を選ぶバカ。

ちろん流行りの道具はすぐに試す。一時、ベアフットがいいと言われたときにはすぐにファイブフィンガーで砧公園を流した。あの時のふくらはぎのケガ癖がまだ抜け切らないというのはひとつの教訓である。

ぐ手に入るというのと、厚底コンセプト、さらにはカラリーングが気に入って今回はこの「ナイキ エピック リアクト フライニット」をチョイス。なんだかもったいなくて普段履きにしたい感じでもある。

蔡 俊行

フイナム発行人/フイナム・アンプラグド編集長。マガジンハウス・ポパイのフリー編集者を経て、スタイリストらのマネージメントを行う傍ら、編集/制作を行うプロダクション会社を立ち上げる。2006年、株式会社ライノに社名変更。

NIKE カスタマーサービス

電話:0120-6453-77

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