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変幻自在にグラミチを穿きこなす。

How to Wear It.

変幻自在にグラミチを穿きこなす。

クライミングというバックグラウンドに支えられつつも、いまやシーンに関係なく、不動の地位を確立した〈グラミチ(GRAMICCI)〉。アウトドアのためのリアルな機能性と名だたるブランドとのコラボレーションによって培われたファッション感覚を武器に、多くの服好きを魅了しています。けれど、いつも一緒のようなコーディネートになってしまうという方も多いのでは? 今回は長く愛される定番から流行を意識した新作まで、個性あふれる〈グラミチ〉を使い、スタイリストの八木智也さんがスタイリング指南。〈グラミチ〉を変幻自在に穿きこなす術、ご覧あれ。

  • Photo_Shunsuke Shiga
  • Styling_Tomoya Yagi
  • Text_Masahiro Kosaka
  • Model_Takuya Tamura
  • Edit_Keisuke Kimura
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八木智也(スタイリスト)

1981年生まれ。文化服装学院卒業。2004年渡米、ニューヨークでスタイリスト竹中佑二氏に師事後、2010年に独立、帰国。ニューヨーク仕込みのセンスを武器に、メンズファッション誌を中心に活躍する。

Session 1. 定番の懐の深さにかまけた、カルチャーミックス。

〈グラミチ〉パンツ¥8,800+TAX、〈ミッチェルアンドネス〉ブルゾン¥20,000+TAX(フラッグ)、〈キクス ドキュメント.〉シャツ¥24,000+TAX(HEMT PR) 、〈ルーツ 135゜〉ハット¥9,300+TAX(HEMT PR)、〈ハリム〉ゴールドリング¥17,000+TAX、シルバーリング¥16,000、ブレスレット¥56,000+TAX(スタジオ ファブワーク)、〈ナイキ〉スニーカー¥9,000+TAX(NIKE カスタマーサービス)、〈パンセレラ〉靴下¥3,300+TAX(真下商事)、〈スポルディング〉ボール¥2,500+TAX(スポルディング・ジャパン)

「定番の『グラミチパンツ』は、腰回りがゆるく裾にかけて自然な落ち感がある。そのシルエットを生かしてルーズに穿きたいですね。シンプルなだけにスタイリングの受け皿も広いから、たとえば70年代のストリートカルチャーを匂わすアイテムにも、こんな風にすんなりハマるんです。NBAのチームジャケットにローテクスニーカーを合わせて、インナーには敢えてシャツを選ぶことで、グッと今季らしくもなりますし」。定番のパンツは定期的にアップデートされていて、今季からはバックポケットがふたつに。

Session 2. クセの強いパンツは、フォーマルを軸に品よくまとめる。

〈グラミチ〉パンツ¥11,800+TAX、〈マンド〉ジャケット¥59,000+TAX(スタジオ ファブワーク)、〈ジョン メイソン スミス〉シャツ¥36,000+TAX(HEMT PR)、〈古着〉ループタイ¥6,800 in TAX(DoLuKE)、〈フォブス クラッシック〉ブーツ¥46,000+TAX(フットバンクスインターナショナル)、靴下(スタイリスト私物)

グレンチェックに、ワイドシルエットの半端丈、おまけに裾はダブル仕上げと、ブランドの持つイメージを軽やかに払拭するフォーマルなパンツ。「こう見えて実は〈グラミチ〉という意外性が気持ちいいんです。このパンツはどうしても背筋の伸びる格好をしたくなるけれど、そこをぐっとこらえて、あくまでカジュアルに楽しむのがいい」。合わせたのは、アクの強いウエスタンシャツや、目の覚めるような赤が印象的なコーデュロイジャケット。

Session 3. ブランドの得意を拾う。フーリガンのキブンで。

〈グラミチ〉パンツ¥10,800+TAX、ジャケット¥23,000+TAX、〈キクス ドキュメント.〉シャツ¥24,000+TAX(HEMT PR)、〈古着〉Tシャツ¥6,800+TAX(archeo logie)、〈ダブレット〉マフラー¥38,000+TAX(スタジオ ファブワーク)、〈リーガル〉靴¥18,000+TAX(リーガルコーポレーションお客様相談窓口)

パンツと同色の側章があしらわれた一本は、動きやすさを考慮した股下のガゼットや、ウエストのウエビングベルトなど、ブランドのイズムが注入されている。「〈グラミチ〉の精神に倣って、このパンツはアクティブなスタイリングにしたい。とはいえ、ただのスポーツミックスでは面白くないので、フーリガンのエッセンスを加えました。スリムな下半身とレイヤリングで、トップにボリュームを持たせたアンバランスさがミソです」。

Session 4. 生地感とカラーリングを巧みに生かした、未来的ムード。

〈グラミチ〉パンツ¥10,800+TAX、〈エー エー スペクトラム〉ジャケット¥59,000+TAX(ワンダーラスト ディストリビューション)、〈オールド パーク〉ブルゾン¥28,000+TAX(HEMT PR)、〈チルドレン オブ ザ ディスコーダンス〉ロンT¥16,000+TAX(スタジオ ファブワーク)、〈スコット ニコル〉靴下¥3,700+TAX(真下商事)、〈ストラム アディクト〉スニーカー¥31,000+TAX(スタジオ ファブワーク)

「季節感の強いフリースニット生地のリブパンツは、その雰囲気に寄せて色味やアイテムをセレクトしてみました。やはりオーバーサイズのアウターは外せない。ダウンというと流行のアイテムだけど、アウトドアメーカーのいわゆるそれじゃなく、配色が大人っぽく落ち着いているものとの相性がいいでしょう。パンチの効いた柄のブルゾンを挿せば、全体がピリッとまとまりますし」。ソックスで、アウトドアの要素もさりげなく拾って。

インス

電話:0120-900-736
gramicci.jp

フラッグ
電話:03-6455-4431

HEMT PR
電話:03-6721-0882

スタジオ ファブワーク
電話:03-6438-9575

NIKE カスタマーサービス
電話:0120-6453-77

真下商事
電話:03-6412-7081

スポルディング・ジャパン
電話:03-6408-0451

DoLuKE
電話:03-5410-5155

フットバンクスインターナショナル
電話:03-5830-2454

archeo logie
電話:03-6673-5342

リーガルコーポレーションお客様相談窓口
電話:0120-012-110

ワンダーラスト ディストリビューション
電話:03-3797-0997

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