Style Sample_01
ご存知、代々木上原に構える個性派セレクトショップの名物オーナー。痒いところにも手の届くセンスの良い古着とインディペンデントなドメスティックブランドの品揃えには絶対の自信あり。先日めでたくオープン5周年を迎え、ローカルに根付いたお店を目指し日々奔走中。不定期ながら五本木の「ストリーマー コーヒー」などでのポップアップショップも出店している。最近の趣味はもっぱらバイクとキャンプ。
ダウンブーツを主役にした今回の着こなしのポイントをお聞かせください。
ダウンブーツを合わせる際に意識したのは、全体の統一感。例えばタウンユースに落とし込むにしても程よくアウトドアの薫りは漂わせたいので、アウターには最近気分のボリューミーなECWCSのレベル7をチョイス。ただしこれだけだと味気ないので、インナーには上質なニットやシルエットの綺麗なワークパンツを取り入れ、最低限の品の良さを演出しているのがポイントですね。
フレッド ミドル B200 PFを履いてみた感想はいかがでしょうか?
いざ履いてみたら、見た目以上に保温性が高くてびっくりしました。普段よく履いているスニーカーと比べてフィット感もあるし、軽いので長時間履いていてもストレスがなさそうだなと。デザインもこれまでの〈ダナー〉のイメージとは異なるスタイリッシュさがあって、着こなしの幅が広がりそうですよね。
これまでのダナーのイメージはどんな印象だったのでしょうか?
実は学生時代から前職にかけて〈ダナー〉は昔から愛用しているブーツブランドのひとつです。それこそ名作と言われる「ダナーライト」や「マウンテンライト」は馴染み深く、レザーの質感や当時から好きだったアメカジのスタイルにも合わせやすかったので重宝していました。そんな無骨なイメージがこちらのモデルでは刷新されていますよね。
さらにこれまでの名作モデル以上に機能性が充実しているのも魅力ですよね。
そうなんですよね。職業柄、デザイン以上に機能面を重視する傾向があるんですよね。例えばこのダウンブーツはダナーの代名詞でもあるビブラムソールに加えて、ボディは防水性の高い撥水加工が施されていて、シンサレートも搭載していますよね。冬になにかしらのアクティビティを持っている人ならきっとのその機能を実感できると思います。
高橋さん自身キャンプやツーリングなどを趣味にしていて、そんなシーンでも愛用できそうですよね。
キャンプなどでは間違いなく活躍してくれますよね。脱着もしやすくて、歩きやすいので山道などでも便利。あとは普段通勤で乗っているバイクもこれからの時期は、手や足が特に冷えるので助かりますね。いままではシューズ用のホッカイロを貼っていたので、これさえあればその手間も省けます(笑)。
Style Sample_02
ニューヨークが持つ不思議なエネルギーに魅了された振角さん。その思いが募りに募って3年前に一念発起し、ニューヨークスタイルのコンフォートフードを提供するお店「NEW NEW YORK CLUB」をオープン。それまで全くの素人であったという食の世界ながら、すぐさま話題のお店へと成長。ちなみに店一番のオススメは、何千回食べたか分からないというニューヨークのソウルフード、チキンオーバーライス。最近、麻布十番にベーグル専門店もオープンしたのだとか。
ダウンブーツ自体初めて履いたんですけど、もう少し重たくて、ムレたりするのかなと不安だったのですが、思っていた以上に履き心地が良かったです。他のブランドに比べてフォルムもシャープで、なおかつデザインもスマートなので普段の着こなしに落とし込んでも悪目立ちしないですよね。
ニューヨークのカルチャー全般を好む振角さんにとっては、90年代を感じさせる配色も良さそうですね。
そうですね。普段からニューヨークブランドやアメリカのアウトドアブランドを着ることが多いのですが、そのなかでも色選びは重要視していて。このイエロー×ブラックの配色は、どこか懐かしさもあるんですけど、逆にいまっぽくて良いですね。ニューヨークで履きたくなります。
仕事柄ニューヨークを訪れることも多いようですが、冬はダウンブーツがあるとかなり便利なのではないでしょうか?
冬のニューヨークは常に氷点下で、雪もよく降ります。道も凍っていたり、舗装されていない通りも多いので、グリップ性の優れたソールで、かつ防水性の高いブーツは必須。このダウンブーツなら保温性も抜群なので言うことないですね(笑)。履き口には止水ジップがついているので脱ぎ履きしやすいのも良いですね。外は極寒のニューヨークも室内は暖かいので、いつでもすぐに脱げるシューズというのはニューヨーカーや現地をよく訪れる僕らにとってかなりの利点なんですよ。
今回セルフスタイリングを組んでいただいた中で、特に意識した点などがあれば教えてください。
一番はサイズ感ですね。ニューヨークに代表されるヒップホップや黒人の方々の着こなしから影響をうけてきたので、自然と各アイテムのサイズ感が大きいものやボリュームがあるものを着ることが多いんです。そうした普段の着こなしにも馴染みやすいダウンブーツはオーバーサイズなスタイルとも相性が良いと思いますよ。
振角さんのライフスタイルにも馴染むダナーのダウンブーツ、どんな気分の時に履きたいですか?
元々はワークブーツとして始まったブランドでもあると思うので、やっぱり働いている時に履きたいですね。でも本当に楽チンなブーツなので、冬の時期にはデイリーに履きたいくらい。あとはニューヨーク気分を味わいたい時やアウトドアテイストな着こなしの時には、無意識に手が伸びそうです(笑)。
Style Sample_03
NEW JACK BOOGIE デザイナー、CHROME テクニカルスタッフ
NATSUKAさん
学生時代からストリートカルチャーに影響を受け、ピストバイクやBMXカルチャーに傾倒したのち、自然と自らの手でDIYブランド〈NEW JACK BOOGIE〉を手掛けるようになったというNATSUKAさん。同じシーンに身を置く先輩たちから愛され、同性からは憧れの存在ともなる彼女は、最近「CHROME」の東京店でカスタムバッグの専任スタッフとしても働いている。つまりはバッグ作りののスペシャリストだ。
ストリートテイストなメンズアイテムが好みなNATSUKAさんにとって、ダナーってどんなブランドですか?
アウトドアシーンに精通した老舗のブーツブランドという印象です。古着屋さんなんかでもよく見かけるし、服好きやアウトドア好きな人たちがこぞって履いているイメージが強いですね。私自身はいままで履いたことはなかったのですが、ブランド自体は知っていましたね。
実際に今回ダウンブーツを履いてみた感想はいかがですか?
ダウンブーツってこんなに暖かいんですね。ちょっとびっくりしました(笑)。しかも思っていた以上に軽くて、クッション性やボディの素材もしっかりしているので耐久性もありそうですよね。シンサレートやビブラムソールなど玄人の人も好みそうな機能性も完備していて、一足あればどんな寒い日もストレスなく過ごせそう。
ダウンブーツと聞いた時は、もっといなたいデザインを想像していましたが、実際手に取ってみるとビビッドな赤色をベースに黒で引き締めた配色がスタイリッシュで、ファッションアイテムとして取り入れやすそうですね。シューレースのないデザインも私の好みです。
今回の着こなしのポイントについても教えてください。
フリースとナイロンの切り替えデザインが特徴的なジャケットとボトムスのセットアップ風な着こなしに、差し色として赤のダウンブーツを合わせたリラックススタイルです。アイテム選びは基本的に昔から友人のブランドかメンズライクなものばかりをチョイスしています。ボリューミーなシューズなので、ゆったりとしたシルエットの着こなしに合わせたら自然とハマりそうですよね。
最後にこのダウンブーツを履いて出掛けるとしたら、どんなところに行きたいですか?
寒いところに出掛ける時には間違いなく重宝しそうですし、街中でも普通に履きたいですね。個人的には自転車が好きでよく乗っているので、サイクリングしながら都内を散策するのも良いかな! グリップのしっかりしたビブラムソールなので自転車に乗る時も不便はないし、寒さ対策としては申し分なさそうかなと。
Style Sample_04
憧れのスローライフを体現する福井さんは、東京と湘南エリアを行き来する多忙人。都会的な自転車専門店やドッググッズのお店を手がける傍ら、常に面白い仕掛けをつくることが大好きで、最近ではカリフォルニアの町づくりにも参画。プライベートもきっちり満喫していて、夏はサーフィン、冬はバックカントリーと趣味も多彩。でも一番のリラックスタイムは愛犬と過ごす瞬間なんだとか。
今回着用いただいた黒のダウンブーツ、ご自身の着こなしと合わせる際に意識したポイントはどんなところでしょうか?
これまでに馴染みのないダウンブーツというアイテムだとしても、カラーがベーシックなブラックだと色合わせを気にせず他のアイテムを選べるので、使い勝手が良いですよね。全体の着こなしは大好きな西海岸的なテイストをイメージしながら、冬らしい素材のアイテムを散りばめたスタイリング。ボトムスはできる限りスリムなものでバランスを整えるのがマイルールですね。
スニーカーを履いているイメージが特に強い福井さんなので、ダウンブーツは新鮮ですね。
確かにスニーカーの中でもスリッポンは毎日のように履いているんですが、実は最近個人的にダウンブーツが気になっていて、ずっと自分に合うモデルを探していたんです。というのもダウンブーツってとにかく履き心地が良くて、ルームシューズのような感覚で履けてしまうのが、常にリラックスした着こなしを求めるぼくにとってはちょうどいいんです。
となるとダナーのダウンブーツは、まさに最適な一足ですね。
はい、本当にその通りなんです。ソールにしっかりとしたグリップ力が備わっているので、雪道や滑りやすい路面でも問題なく履けそうですし、なにより暖かい。冬って服以上にシューズ選びが難しかったりすると思うんですけど、この一足さえあればもう迷いませんね(笑)。あとは海外旅行とか室内でも重宝しそうです。
確かに海外では日本以上に履いている人が多いイメージがあります。他にはどんなシーンで履いてみたいですか?
ぼくの場合、基本的には街中がメインにはなると思うんですが、試しに雪山とかでも履いてみたいですね。最近は、冬になると朝活の一環でサーフィンの代わりにクロスカントリーをしているんです。なのでそうしたアクティビティのアフターや移動などに良さそうだなと。
街中だと今日着ていただいたコーディネイト以外に試してみたい着こなしはありますか?
バイカースタイルや都会的なアウトドアファッションにも合わせてみたいですよね。あとはぼくの周りには自転車愛好家も多いので、自転車にも乗りやすい着こなしをダウンブーツと一緒に提案できたら面白いですよね。いずれにしてもどんなスタイルに合わせるとしてもリラックス感のある着こなしを意識するのがダウンブーツの魅力を最大限に引き出せるんじゃないかなと思います。
Style Sample_05
大学在学中に立ち上げたインディペンデントマガジンで編集長を務めるharu.さん。ファッションや写真、アートや音楽、さらには時事問題や社会問題まで幅広い分野における関心ごとを彼女なりのフィルターを通し、問題提起するこの媒体は、同世代を中心に多くの読者からの共感を獲得。彼女自身、まだ学生でありながらも憧れの女性像としての地位を確立し、ミレニアル世代を代表するメンターとして今後の活躍が期待される。
haru.さんは寒い季節や雨や雪の日はどんなシューズを履くことが多いですか?
文化系に見られがちなんですが、私は意外とアクティブな人間だったりするので、いつでも走れるような軽快な着こなしでいたいと思っています。なのでどんな時もスニーカーが多くて、冬はインソールにシューズ用のカイロを貼っています。
今回履いてもらったダナーのダウンブーツはいかがでしたか?
素材の問題だとは思いますが、ダウンジャケットを履いているような感覚でした。それくらい暖かくていままでにない履き心地。これまでは冬の足元の相棒はいつもスニーカーでしたが、ダウンブーツもアリですね。
それは良かったです。今日の着こなしのポイントお聞かせください。
デニムジャケットにスリムシルエットなパンツを合わせた、普段着に近いシンプルな着こなしなんですが、さりげなくインナーのニットの色と足元のダウンブーツの色を合わせました。普段からあまり色数が多い方ではないので、ビビッドなカラーのシューズは差し色などのアクセントとして効果的に取り入れたいですね。女の子でも似合うダウンブーツってあまりないので、このデザインは久々にヒットですね!
今回のような普段着に近いコーディネイト以外だと、他にどんな着こなしで合わせてみたいですか?
チャレンジしてみたいのはビッグシルエットのパンツですね。スタイリッシュに着こなすというよりはほっこりとした感じとかいまのトレンドでもあるストリートライクなスタイルで着こなすのも良さそうですよね。
確かにそうした着こなしも似合いそうですね。最後に今年の冬、このダナーのダウンブーツを履いていくとしたら、どんな場所が良いですか?
アイススケートは昔から好きなので、そうした冬らしいスポットに行くのに履いて行きたいですね。いつもよりも気分が高まりそう! あとは冬だとなかなか行けないですが、やっぱりキャンプとかバーベキューなどのアウトドアのシーンですよね。
Style Sample_06
兄弟揃って大の銭湯好きだった岡村さん。ひょんなきっかけでオーナーを任されることになった北品川の銭湯「天神湯」は、オリジナルアイテムや人気ブランドとのスーベニアグッズの影響もあって、地元民以外にもファッション界隈や銭湯愛好家の間では知られた名店に。またファッションへの造詣も深く、その個性的な佇まいは一度見たらきっと忘れられないはず。
まず岡村さんの今日の着こなしについてお話を訊きたいのですが、オリエンタルなムード全開ですね(笑)。
はい、昔から奇抜な格好が好きで(笑)。というのも今日着ているハンドメイドの刺繍が施されたポンチョやタイダイ染めのインナーなど、つくり手の想いが感じられる服は身に纏うだけで気分があがるんですよね。それに今回履いたダウンブーツのカラーもビビッドなレッドなので、意外とまとまりがあって悪くないかなと。
バッチリ似合ってますよ! こうしたボリュームのあるシューズを履く際、ボトムスの合わせ方で気をつけていることはありますか?
冬らしい素材のものを選ぶこととゆったりとしたシルエットのボトムスを選ぶことですね。デニムやチノパンなんかでももちろん良いとは思うんですけど、せっかく防寒対策も兼ねてダウンブーツを履いているので、そうした素材選びでも統一感を演出したいですよね。いまなら厚手のスウェットやフリースなんかが良さそうですよね。
フレッド ミドル B200 PFを履いてみていかがでしたか?
スニーカーやその他のブーツに戻れなくなるくらい暖かいですね。スリッポンに近い履き心地なんですが、ソールの厚みによるクッショニングやアウトドアシューズらしいフェイスも好みです。これまでの〈ダナー〉とはまた違ったデザインが新鮮だなと思いました。
アウトドアブランドの小物などを取り入れてますが、岡村さん自身はなにかアウトドアに触れる機会はあるのでしょうか?
仲間とキャンプをしたり、フェスに行ったりすることはあるんですが、基本はファッションとしてアウトドアブランドを取り入れることが多いですね。それはぼくがファッションに興味を持った頃の時代のトレンドにも起因していて、おしゃれな先輩たちは皆当たり前のようにアウトドアブランドを普段着に取り入れていましたから。ぼく自身も〈ダナー〉をはじめ、そうしたブランドが手掛ける機能美溢れるプロダクトの虜なんです。
最後にこのダウンブーツを履いてどんな場所に行きたいですか?
どこですかね? やっぱり基本は街中で履きたいですけど、気の合う仲間とキャンプや登山に行っても良いだろうし、旅行とかにも良さそうですよね。場所によってはスニーカーなどでは行けない場所もダウンブーツならその問題もないですしね。せっかくなら寒い場所に行って思う存分このアイテムの機能を堪能したいですね。
FREDDO MIDDLE B200 PF 各¥12,000+TAX
寒雪地での着用を想定したモデルとして昨年に初リリースを果たしたブランド期待のニューフェイス。スノーボード用に開発された「Vibramサンダーソール」や、-20°Cの氷点下も耐え抜く「Vibramアイストレック」を採用し、濡れた地面や滑りやすい雪面でも強力なグリップ力を発揮。またクッション性や耐久性はもちろんのこと、通気性や吸湿性にも優れ、 防臭効果も兼ね備えた「Ortholite®」製インソール、さらには薄くて軽量な高機能中綿素材として知られる「Thinsulate® 200G」も使用するなど、高い保温性とともにブーツ内のムレや濡れの防止を実現。ブランドが誇る高性能ダウンシューズとしての存在感を揺るぎないものに。そして極め付けは、同社が独自に開発した新素材である「DANNERドライ」を搭載し、高度な防水性も約束する。最大限の防寒が必要とされるこれからの季節、アウトドアシーンはもちろん、アーバンなデザインによってタウンユースとしても活躍してくれる。今季はブラック、ベージュ、イエロー、レッドの4色がラインナップし、同カラーバリエーションでハイカットのモデルもご用意。
Danner
電話:03-3476-5661
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